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線がないのにつながるってスゴイ

無線接続の世界というのは、今や日常生活に溶け込み過ぎ、有線接続なんてものは滅んだんじゃないかと錯覚してしまいがちです。
見せないものを信じず、形あるものを信じるアナログ信者が愛する有線接続。電子機器には変わりなくても、見えない無線ではなく、見えるケーブルを信じる信者。
アラフォーという、本来は使いこなして当然という世代にあたる僕が、つい近年まで過激な有線接続信者だったという事実は、暗黒歴史にしたいところです。

今でこそ、ほとんどの通信機器をWiFiでつないでいますが、元々は過激な有線接続派だった僕は、WiFi導入時はかたくなにPCをコネクタでつないでいました。おかげで自宅にWiFi環境がなく、ゲーム機の通信機能は完全な死に機能と化していました。PS3ですら、ケーブルでつないでいたのです。
元々、あまりゲームで生身の人と繋がるのが好きではない限界オタクなので特に支障はありませんでしたが、おかげでどの機種から無線対応したのか一切分かりません。

だがその僕も、寄る波には勝てません。時代はすでに無線が主流、無線環境がなければスマホのアップデートもできず、Switchのアップデートも出来ません。
という訳で、断腸の思いでWiFiを家に導入。そもそもスマホの段階で無線じゃないのかってツッコミはスルーさせてください。バカだから、アナログ信者はバカだから。

で、入れてみると。
これはラクだなー、とあっさり無線信者に鞍替えしました。

有線接続を好む理由としては、無線は切れやすい、という昭和人間の思い込みがあります。無線の代表格みたいな通信機器はどうしても音声が途切れがちだし、やはり無線の方が有線接続より処理が遅れることもありました。
上で例に出した電話なんてそうですね。どうしても昔の電話は、音声が途切れやすい場面が多々ありました。
ただ時代は進歩しているのだろうな、と感じるのは、やはり今の技術だとそこまでの不便を感じる場面は少ないです。

で、いっそ有線接続より便利じゃないか! となるとBluetoothのスピーカーでスマホから音飛ばして音質良くしたり、Bluetoothのキーボードをスマホにつないでキータイプしやすくしてみたり、と色々活用するようになりました。

まぁ、スマホから直接音出しても、聞き分けられるほど耳がいい訳じゃないんで、どっちでもいい説も濃厚なんですけど。
Bluetoothのキーボードをつないでも、スマホの画面が小さすぎて、結局はパソコンで書いた方が使いやすいからそこまで活用できていなかったりするんですけど。

うん、でも便利だよね、無線。場所、選ばなくていいの、すごい便利。

日々、そんな感じで自分に言い聞かせながら、無線ライフを泳いでいきたい所存です。

だけどイヤホンは変わらず有線接続を愛用しているのは、外で使う時によく耳から落とすせいだったりします。
耳から落とした時、有線接続だと手元に線が残るので完全落下はしないけど、Bluetoothだと線路に落下させる気しかしない。

やっぱり有線接続には有線接続の良さがあるよね。