光の道 アヤワスカ3

２日目。

何だか、興奮などでエネルギーが高ぶってよく眠れなかった。

前日から翌日の予定は言われていて、
「朝７時に外に集合、朝ご飯は朝のセレモニー後に！」
とうことでみんなで集まった。

２日目の朝のセレモニーは
”Mapacho（マパチョ）" ピュアのタバコのセレモニー。

このセレモニーは浄化とポータルを開くことを目的としているみたい。

簡単に言うと、
ケミカルなどが入っていないピュアでオーガニックのタバコの液体を少し飲んで、吐きます。

そう身体的な浄化とエネルギー的な浄化もしてくれる大切なセレモニー。

このマパチョは量などもちゃんとシャーマンによってちゃんと管理されていて、もし大量に飲んでしまったりすると死に至ることもあるメディスン。

だからこそ、どのセレモニーもプランツメディスンも必ず！！良いシャーマンの元でやることが大切！！

そんなセレモニーからこの後やった全てのセレモニーで一緒にファシリテイトしてくれていたのがティアゴ☺︎

ブラジル出身のカメラマンであり、アーティストであり、Roseのリトリートなどでカメラマン兼ファシリテイターとして一緒に私達をサポートしてくれていた。

そんなティアゴも参加でセレモニーがスタートした。

まずは、ローズがタバコで私達の浄化をしてくれる。
どのセレモニーもそうだけど、タバコは必ず吹きかけてくれます。

頭や背中に吹きかけてくれたり（目を瞑っていたからよく分かってないんだけど）私全体にそして頭のてっぺんには特に吹きかけてくれていた氣がする。

６人全員のタバコでの浄化が終わって、１人ずつマパチョをもらいにいく。

セレモニーでは、必ず両手でメディスンをいただきます。
敬意を持っていただく。

プランツやパチャママの偉大さ、リスペクト…
どれだけ私達はそれを普段から出来ているのだろう。

そして、必ずプランツのスピリットとコネクトして、Intention（意図や目的）をスピリットへと伝えます。

私の番が来ました。
ドキドキしつつも、私のIntentionははっきりしていて、

「アヤワスカセレモニーのために出来るだけしっかり浄化をすること」

そしてタバコのスピリットの力を貸してもらえるよう敬意を持って伝えました。

そして一気に飲み干しました。

今あの飲んだ時を思い出しただけで少し吐き気がしてくる‥笑
決して美味しいものではありません！泣

だってタバコの液体だからね…笑

でもアヤワスカのセレモニーに向けて、とても大切な浄化とポータルを開くセレモニー。

苦しみも光へと繋がる道

さて、タバコを飲んだ後は、浄化を促すためにお水をカップ４杯は最低飲んでねと言われていたから、すぐにゴクゴクと飲んでいく。

そして、’吐く’
英語では　Vomit　なんだけど、Purge：清める
という言葉を使っていました。

そのPurgeingはパチャママへお返しする、循環させる、大地がそれほど私達の浄化を受け止めてくれているって言うこと。

広い敷地だったからあまり離れないところ、そして庭の端で吐いてお返ししていきます。

「自分がピンと来るスポットを決めて吐き気が来たら、そこに吐いてね！」
というローズ。

いよいよ吐き気が来て、今にも吐き出してしまいようになりながら、ピンと来るスポットへ向かう。（ちなみに庭の端っこ、まだ小さな木があったところを選んだ）

そしたら、違うメンバーもそこへ向かってる。

違う場所を探す余裕なんてない！もう私は吐く寸前だから必死に競歩！！
必死でした！笑

そしてスポットGET!!!!!って思った瞬間。。。。

ドバドバー。。。笑

もちろん一回吐いただけでは終わりません。
水は飲み続けてどんどん吐いて清めていく。

持っているカップの水を飲み干しながら、無くなればティアゴやローズが来てまた淹れてくれるし、呼べば来てくれる。

ローズ曰く、浄化出来たら胃のなかがすっきりして感覚で分かるとのこと。

だから私、清め続けた。

スピリットが私のIntentionを聞いてくれたんだろうね。。。そりゃもう何回も出てくる。
そんなに要らないもの溜まってた？って言うぐらい続いた。

朝ご飯も食べていないし、前日のディナーも軽いものだったしで、みんな思い描くような汚いもの全然なくって、どちらかと言うとほとんど水なんだよね。

水も６杯ぐらい飲み続けて（多分私一番飲んでた）、あぁもう終わったかなって思って来た頃、どうやら周りはほとんど終わってみたいで
「朝ご飯用意するからねー」
って伝えられた。

私の内心、
「こんな状態でどうやって朝ご飯食べれるねーん！」
って思っていました。

みんな終わってるしスッキリして来たしってな感じで戻って、座ったり横になったり。

なんかまだスッキリしないような感覚…
太陽も出て来てか体も熱い…

なんかすっごくしんどくなって来て、辛くて
エネルギーが中で滞っているような何とも言えない感じ。

「うっまた気持ち悪くなって来た…」

でも頭をよぎる、
「あれだけ吐いたし、もう少ししたら落ち着くだろう」
って頭をよぎってただただ横になっていた。

そしたらどんどん頭に血が上るような感覚。
横になっているのも辛くなって来て、起き上がって頭抱えていた。

手が痺れるというかバイブレーションがずっと手にあるような感覚

そしたら下からぐわわわわぁぁぁぁぁぁってエネルギーが上がって来て

・・・・

端っこに走る暇もなく、間に合わなくて慌ててすぐ近く庭の真ん中の木の前で

清めました。

最後は凄かったです。

もう止められない勢いで、最後の最後のお清め！
って感じで全部出て来て、

これが最後だ！今本当に全部清めた！！

って分かったんだよね。

そしたら、さっきまで吐いた後に朝ご飯食べるとか絶対無理だし！
って思っていたのに、もうスッキリしてこれなら食べられるわ！って感覚に変わっていた。

みんなが座っているテーブルへ向かって、Apu（アンデスの山）を見ながら放心状態。

Apuが本当に凄く綺麗で、その山のエネルギーをもっと感じるようになった感覚があった。

みんな共通で言っていたのが、手は震えてバイブレーション（エネルギー）を感じるっていうこと。

体全体にもエネルギーがグワァって廻り出したのが分かったし、普段は感じていないエネルギーの流れをもっと繊細に感じた。

何人かは、「まだ食べられない」って言って朝食に手が付くまで少し時間がかかっていた。

私はというと、最後のお清めでとてもスッキリして朝食を食べられることに本当に感謝しました。

ローズが言ってて残っていることは

「パチャママからの恵をいただくことがセレモニーの後にグラウンディングを手助けしてくれる」

ってこと。

全ての食事前には、必ず祈りと感謝を捧げていただきます。
ローカルの食べ物。

その食べ物にはパチャママの豊かさ、彼女が循環させてくれているエネルギー、そしてそれを育ててくれている人たち、購入するためにお支払いしているお金を稼いでいる私達、朝食を作ってくれているみんながいてこそ頂ける。

全てに感謝とお祈りを捧げる。

その愛を感謝のエネルギーで満たされる。

全ては当たり前に出てくるものではなく、そこに関わる全てのもの人が存在してくれているから頂けることに深く氣づかせてもらえる時間。

本当に感謝。

有難う。

次回へ続く