結局、生きながら死んでる
心の奥に秘めた感情に耳を澄まさず、悔いている過去に目を背けながら生きていたい日がある。
見て見ぬふりして笑いたい朝があって、幸せだと言い聞かせながら眠りたい夜がある。「幸せ」の味さえ分からないのに。
「私らしい」を探しても、そもそも私が分からないから見つけられない。「これでいいんだ」と言い聞かせても、「うそばっかり」という心の声が脳に刺さる。
死にたいと生きたいと間を、結局いつも彷徨う。ちょっとしたことで生きたくなって、些細なことで死にたくなる。両極端な未来しか描けない自分に疲れる。
「そんなお前でもいいんだよ」って、私にいってあげられたら楽なのに。結局ずっと、生きながら死んでる。笑いながら、泣いている。
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