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医療ソーシャルワーカー61(鼻が利く)

 おそらく医療ソーシャルワーカーの方なら分かってもらえると思いますが、面談時に席について挨拶をした瞬間になんとなく患者さんやそのご家族を見て、気を引き締める場面があると思います。
 
 例えば、「この方は色々病院に対して要求が多そうだな」とか「退院調整になったら、色々理由をつけて退院を伸ばすんだな」とか「介護やそれにまつわる諸手続等の面倒なことは色々やりたくないんだな」初対面から挨拶を席に着くまでの間になんとなく感じ取ることができます。
 
 もちろんすべての患者さんやご家族に当てはまらないですし、以前に主観を 捨ててケースに当たるという記事も書いておりますので、あくまで私の心の中の予想として行っているものです。

 具体的にどんな人がというのも説明できないので申し訳ありませんが、自分の感覚でそう感じています。
 強いて言うなら見た目はさほど影響しないです。雰囲気や目線、姿勢でなんとなく感じ取っています。
 たまに看護さんから「あの患者さんのご家族が退院延期してほしいと言ってるんですけど」と連絡がきた際に「~だから無理とか、~のため病院に行けませんとか言ってます?」と聞きかえし、「ほんとにその通り」と言われたことがあります。

 おそらく対人で普段仕事なさっている方なら身に着けている能力だと感じますが、同じような感覚があればぜひコメント欄で共有したいです。
 

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