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書いて、喋って、黙る。より生きやすい社会のために!

ありがたいことに「note見ました」と言われることも増えてきた。卵子凍結の話勘違いおじさん撲滅運動シリーズ、そして女戦士として戦わざるをえなかった日本社会での実体験記事など。真面目なものから噴火気味のものまで、noteは自由に言葉を綴ってきた。一貫性がないように見えるかもしれないが、私の中では「女性がより生きやすい社会を」がずっと活動のテーマとしてある。

本業のフィットネスウェアのブランドkelluna.でも、self-loveをコンセプトにしながら日本のルッキズムについてブランドを通して問題提起してきた。もちろんルッキズムは女性だけの問題とは全く思っていないが、女性がより生きやすくなるためにはミニマイズしたい社会問題の一つであることは確かだ。

そして、ちょうど1年前に著書(そのカワ)を出版したことを機に、noteやブランド以外にも、発信のプラットフォームが増えたので、それらを今回は紹介したい。

まずはyoga journal onlineでの連載コラム、前川裕奈のルッキズムひとり語りについて。ここでは、ルッキズムを中心とした社会問題について、漫画やアニメを用いて語っている。私は物心がついた頃から二次元コンテンツが身近にあった。辛いときは、漫画やアニメの存在は私にとって親友のような存在で、心の拠り所となってくれた。私自身の考え方や価値観の一部は、漫画やアニメから形成されたといっても過言ではない。そんな漫画やアニメに関しては業務外プロフェッショナルな私が、社会問題を紐解くためのヒントとなる台詞や神描写を紹介したりしている。月1更新中なので、ルッキズムでモヤっている人がいれば私からのお手紙感覚で読んでもらえたら嬉しい。

次に、対談シリーズしゃべるっきずむ!について。こちらも同じくyoga journal onlineでの連載企画で、私とゲストが毎回ルッキズムについて「おしゃべり」するものだ。「ルッキズムってなんなの?」「これもルッキズム?」など、まずは多角的におしゃべりをすることで、まだ理解が進んでいないこの概念についての認知度や解像度があがれば嬉しいな、と。ルッキズムについて発信している方や、そうでない方、知名度のある方から一般の方まで様々な方を呼んでいる。作家、漫画家、制作会社の会社員、クリエイターなどなど。こちらも月1更新なので、「読むラジオ」的な感覚で是非。

ちなみに「ルッキズムひとり語り」は、私がコラムとして執筆をしているが、「しゃべるっきずむ!」に関しては私は喋る担当なので、記事の執筆はライターのウィルソン麻菜さんが担当してくれている。彼女の名前は著書の奥付けのSpecial Thanksにも掲載していただいているのだが、著書の執筆をする際も「この書き方、炎上する?」「言いたいこと伝わるかな?」など幾度となく壁打ちをしてもらった相手である(共に朝を迎えることも何度かあった…)。本の制作を通して、一緒にルッキズムをはじめとした日本の社会問題について沢山の会話をしてきた相手だからこそ、この連載も彼女と一緒に進めている。今、私たちは日本で一番ルッキズムについて考えて考えて考えまくっているコンビだと思う。そして彼女は何より私にとっての大事な友人でもある。公私混同さいくぅ。

そんな彼女とは月に1回「黙々会」と称して、黙ってひたすら執筆する日を設けている(※記事のタイトルの「黙る」パート)。かれこれ1年以上続いている。今日もまさに黙々会の真っ只中。目の前で麻菜さんもnoteを書いている。キーボードを叩くスピード速い、さすがライター。

私は、コラムなどの執筆に黙々会の時間をあててることがほとんどなのだが、この黙々会があるからこそ、この先も時間がある限りはnoteも書き続ける。等身大の私の気持ちや、勘違いおじさんを呪うような記事、これからも是非読み続けてほしい。note、コラム、ブランド運営、講演活動などを通して、発信することを私は辞めたくない。こうして「小さな声」でも発信しつづけることで、仲間も増えて少しずつ変化に繋がると信じているから。

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書籍:「そのカワイイは誰のため?ルッキズムをやっつけたくてスリランカで起業した話」(イカロス出版)
コラム:「ルッキズムひとり語り」「しゃべるっきずむ!」(yoga journal)
マガジン「女戦士になりたかったわけじゃないのにね。」「令和を生きる勘違いおじさん、絶滅危惧種にしたい」 (note)
SNSインスタX
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