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ADHD 2.0(英語)を読んでみた vol.01

今回、ADHD 2.0を読んでみようと一念発起しました。外資系に所属しながらも英語が苦手で勉強と思って…

まず、著者のJohn Rateyさんのご紹介。(wikiより抜粋)ジョン・ジョセフ・ラティ医学博士(1948年4月7日生まれ)は、ハーバード・メディカル・スクールの精神科の臨床准教授である。著書には、「脳を鍛えるには運動しかない」等あり、私も過去購入しましたが、買っただけで満足していました(笑)。

序章

1994年に『Driven to Distraction』という著書を発表。当時、誰も知られてい、注意欠陥障害(ADD)を一般に紹介する内容だったそうです。なんと、著者2名もADDを患ってるらしいです!そこから25年たち、多くの状況が変わったとも著者が訴えています。a)ADDの認知の拡大 b)その反面、浸透ゆえに軽い言葉として「私はADDだ」としての利用 c)ADDという略語は、ADHDに変更

一方、言葉の普及に反して、Most people, even now, don’t understand the power, magnitude, and complexity of this condition. Nor do they know the tremendous advances in understanding and treatment that have been made in recent years. 多くの人々は、この状況の力強さ、大きさ、複雑さを理解していないと警鐘をならし、ADHDにおいては無知が一番の敵であると言っています。

以下は無知の例:

子供の症状と考えられ大人になると変わると考えられているが、大人になっても成長をしないこと、大人になってADHDでないように見えるほど補うことを学んでいます。大人になってからも初めて発症することがあることもわかっています。これは生活上の要求がその人の能力を超えたときに良く起こります。典型的な例は、女性が初めて出産をしたときや学生が医学部に入学したときです。どちらの場合も日常生活における組織的な要求が急増し、それまでは補えていたADHDの症状が現れます。

そして、規模の話

ADHDは少なくとも人口5%は存在する(診断されていない人や、専門家がすくないこともあり実際はもっといるであろう)。悲しい事実だが、ADHDは米国上位5つの死亡原因を足し合わせたものより深刻であること(平均13年寿命が短い)

ただ、ADHD2.0を理解することさえすれば、確かに、ADHDは多くの人々に痛みと必要のない苦しみを与える強力な力を持っているが、教えることも買うこともできない才能を引き出すことができます。それは、自分の得意分野であったり、子供の得意分野であったり、本当の意味での超能力であったりします。それを本当に理解して自分のものにすれば、ADHDは想像以上の成功へのバネになり、自分の可能性を引き出す鍵にもなります。

例えると、強力なフェラーリのエンジンを積んでいるけど、ブレーキは自転車のブレーキのようなもの。ブレーキを強化することがゲームの分かれ目である。

今日はここまで。


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