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モナッシュ大学マレーシア校正規留学

皆さんこんにちは!今日は、私が通っているモナッシュ大学マレーシア校についてご紹介、また生の声を共有していこうと思います!

私自身 year 3のsemester2なので今回のセメスターで全てパスできれば、ついに卒業となります!イェーイ(\^=^/)
 
最近モナッシュ大学にも日本人留学生が増えてきていて、学校も日本人学生の獲得に力を入れているらしいです。実際に、日本人留学生の代表として、学校紹介動画を数か月前に撮影しました。近々私のインタビュー動画が、学校公式のソーシャルメディアアカウントで公開されると思います。
お楽しみに!

紹介ビデオの撮影中

1. 入学基準について

私は千葉県立長生高等学校を卒業し、学校での内申点とIELTSの点数でモナッシュ大学に入学しました。IELTSのスコアがOverall 6.5, 全ての項目が6.0以上の場合は学部コースに直接入学することができます。しかし、当時の私のIELTSのスコアがListening 6.0 Reading 5.5 Writing 6.0 Speaking 7.0 Overall 6.0 だったので、直接入学はせず、大学付属のカレッジ(Monash English Bridging MEB)に5か月間入学しその後学部コースに入学しました。このカレッジは一応英語コースではありますが、英語を学ぶというよりは学部コースへ入学する前の準備コースのようなものなので、エッセイの書き方やプレゼンテーションの仕方などに重点が置かれていた印象でした。このコースの最後に最終テストがあり、そこで合格点以上取れれば学部コースに入学できる仕組みになっています。しっかりと課題等行っていれば落ちるということはないと思いますが、このコースを受けたからといって飛躍的に英語力が伸びるというわけではないので、授業以外での自主学習もきっちり行うことが英語力アップに一番効果的かと思います。

続いて高校の内申点についてですが、留学エイジェントの方から内申点が4.0以上だと確実に入学できると聞いていたので、それを目標に最終的に1~3年生の内心平均を3.96にすることができました。高校3年生の時は多くの科目が選択制だったので、自分の得意な分野の科目をできるだけ取り、何とか4.0に近づけることができました。内申点は高いに越したことはないので、学校の定期テストの勉強はしっかりとしておくと良いと思います。科目選択は重要です。

もし、英語力も内申点も足りない場合はSunway大学のほうでFoundationを1年間通い、そこで成績を収めてモナッシュに入学という手段もあります。その他、学部前に英語で学ぶことに慣れたい方や他国の大学に進学したい場合にもこの選択肢を取られる方が多いです。Sunway大学ではなく他の大学でのFoundationからモナッシュに通うことも可能です。詳しい話は留学エイジェントの方に一度お話を伺ってみて下さい。

2. 学生のレベル感と雰囲気

モナッシュ大学はQS World University Rankings 2024で42位にランクインしています。実際の学生のレベル感は優秀な子が集まっている印象ですが、ピンキリな部分も多いかなと思います。この子には実力的に勝てないなと圧倒するような優秀な子もいますし、どうやってここまで大学生活を行ってきたのだろうと思うような学生も在籍しています。大体そういう学生は課題をどこかに委託して提出しているらしいです。最近ではChatGPTを使ってそのままコピペして課題提出している学生もいるらしいです。(しかも多発中で見つかるとその科目が0点になるだけではなく、退学の可能性もあるそうです)上手くやればばれないですが、少しリスキーですね。。。

課題の取り組み方を見ると、留学生の子は2パターンで、ちゃんとやるタイプか学業が二の次になっているタイプ。ローカルの学生は約6.5割近くがマレーシアンチャイニーズの学生ですが、多くが成績を重視している子なので課題に真剣に取り組んでいる印象があります。(例外もあり)ただ、ローカルの学生からグループワーク時には留学生とは組みたくないという声が多いことも実際存在します。あまり課題を真剣にやらないというイメージだけではなく、英語が上手くできない為ディスカッションにならないという面で疎遠されている感じです。実際に日本人とはあまりグループワーク一緒に組みたくないという声がビジネス学部内で、特に日本人学生の多いマーケティング専攻の生徒内であるそうです。全員がそうではないですが、そういった学生層が増えているのが現状なので、そのイメージが最近強くなっている気がします。グループワークでは、しっかりとグループメイトを選ぶことが大学生活(学業の面)で一番大切です。大体トラブルが起きやすいのがグループワークです。誰かが誘ってくれるのを待つのではなく、自分からちゃんと課題に取り組んでくれそうな子を探すのが一番の近道です。個人的には、友達とグループワークは避けたほうが良いと思います。課題に対しての熱量が同じな場合は問題ないですが、差がある場合は必ず問題が起き、友達とのフレンドシップにも影響が及ぶことがあります。グループメイトは慎重に選ぶことが賢明かと思います。

実は、モナッシュ大学はマレーシアの大学内で一番学費が高い学校と言われています。中東や東南、南アジアからの留学生も多く、桁違いのお金持ちの学生が多く在籍しています。欧米の大学に通わせる財力はあるが、宗教の関係でマレーシアが住みやすい(安全)という面と、モナッシュという欧米の大学の学位が取れるという面でモナッシュマレーシア校が選ばれているのではないかと思います。ローカルの学生もお金持ちの割合が多いです。根本的な理由はまた次回詳しくお話ししようと思いますが、大体マレーシアンチャイニーズの学生の親御さんは事業をしている方か、大手企業の高いポジションで働かれている方が殆どなので裕福な家庭からきている学生が多いです。それぐらいの稼ぎがないとそもそも学費を払えないということもありますが。。また、モナッシュだけではなく近所のサンウェイ大学やテイラーズ大学もその傾向が強いです。しかし、モナッシュはその中でも学業を重視している学生が集まっています。加えて、ビジネスマインドを強く持っている学生も多く在籍している印象です。特に私の周りにはそのような学生が多かったので凄く刺激を受け、向上心が高まりました!

3. 学校の授業のレベル

私の学部はBachealor of Business and Commerceで専攻はManagementで副専攻はBusiness Analytics と International Business Managementの1メジャー2マイナーです。Business Analyticsは馴染みがあまりない名前だと思いますが、簡単に言うと、R言語というプログラミング言語を使って統計学を学ぶ学部です。R言語だけではなく、他のツールを使って統計をしたりデータを使ってどう図表化をするのが一番適切かなども学んでいます。近年はビックデータ分析がどの業界でも大事ということで、統計学をマイナーとして選択しました。結構為になるので、おすすめです!ただ、メジャーにすると結構きつい科目だと思います。。

モナッシュの成績システム
HD High Distinction 80–100
D Distinction 70–79
C Credit 60–69
P Pass 50–59
N Fail 0–49

Cのクレディットがおおよそ平均ぐらいで、今の成績はWAM73.156なので個人的には満足しています。課題は大体アサイメント形式とテスト形式の2つで、ビジネス学部では専攻によって100%アサイメント形式の科目もあります。マーケティングやマネージメントはその傾向が強いですが、最近はChatGPTなどを使ってオンラインで答えを瞬時に探せるようになったので、テスト形式が減り、難易度を上げてすぐ答えが出ないような問題をアサイメント形式で解答する方向に変わってきています。モナッシュの教育方針の特徴として、理論よりも実践を重視している為、課題もケーススタディーを踏まえて自分だったらどうするのかなど、アイディアを実践に持っていきやすいような課題の出し方が多いです。さらに最近AIの発展により、人間の強みである発想力や分析力などのAIでは補えない部分の強化を図るような教育に移行している気がします。

課題量は他大学に通ったことが無いのであまり比較はできませんが、聞いた話によると、モナッシュの学期内に学ぶ速度と量は他大学の2倍らしいです。2学期制だからというのもあるとは思いますが、確かに課題の量は多く(一つが重い)学期中は最後のテストが終わるまで提出期限にずっと追われているような感覚です。ただ、ある程度自分の課題のやり方のスタイルが分かってくると、どの課題にどのくらい時間がかかるのか大体予想ができるようになるので、タイムマネージメントはやりやすくなると思います。個人的には全てを完璧にやると大変なので、手を抜くところとしっかり手を抜かずやるところの区別をすることが大事かと思います。すべての科目でHDを目指すとなると手を抜けないかと思いますが、Dなら少し手を抜いても大丈夫です。また、一人で全てため込むととてもしんどくなるので、友達を頼ることも忘れずに!友達のサポートなしではここまで来れなかったですし、これまでの成績も修められなかったと思います。友達に感謝です!友達とのネットワーク内の情報収集が凄く大事になるので、クラスの中で頭の良い子と仲良くなると凄く助けてもらえます。最後に、勉強量については結果論何とかなるので、そこまで心配しなくても大丈夫かと思います。良い意味で精神的に鍛えられると思います。

今回は簡単にモナッシュ大学についてご紹介致しました。質問等ございましたらお気軽にコメントして頂けたらと思います。
X (旧Twitter) Yuna@foodieの方でもDM承っております。

次回は私の留学出口戦略についてお話ししていきたいと思います!
お楽しみに!(\^=^/)



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