見出し画像

23日目:「若い女の子だから」で消費されてきたもの

〈自己紹介〉
◎山梨生まれ京都在住33歳
◎ブレスワークガイド
◎「海外に目を向けた日本人を育てたい」の想いで教職や開発コンサル・青年海外協力隊など転々と
◎”ブラック教員”の最中に心身のバランスを崩しインナーワークを学び始める➡︎RYT200取得
◎2022年秋、第一子を自宅出産
◎100日連続投稿中(4/16~)
 +30分で執筆チャレンジ(時間切れで記事が途中で終わる事もあります)

※このジェンダーシリーズの記事は
吐き出し部屋になっているので
表現が荒いものもそのまま乗せています。
不快になられたら申し訳ありません。



昨日の記事
前時代的な我が家の話は終わり。

小さい頃から繰り返された習慣で
鬱々としたものが蓄積されていましたが、

結局進学や就職によって
物理的に距離を置けたことで
その影響を薄めることができました(yes!)

たまに帰省した時に
何かを言われたとしても
「はーいスイマセーン」と流して
その場をやり過ごしました。


実家には必携ちくわ耳



消費される性


一方で、今度は広く社会一般における
ジェンダーの洗礼を受けることになりました。
(洗礼、だなんて言いたくないが)

10代後半〜20代前半
「若くて可愛い女の子」として
もてはやされることが多くありました。


衝撃的だったのは大学の学科の新入生歓迎会。

会場の教室に男子学生が先に通されたあと
私たちが入ろうとしたら
「次は女の子おおぉ!!」という雄叫びと
祭囃子のような異様な盛り上がり。

男女比が4:1程だったこともあって
男子校ノリの強い学科だったのです。

高校まではフツーに対等だったのに、
突然自分の性がもてはやされ
娯楽のように消費されるモノとして
変わったことがとてもショックでした。



学科の集まりではよく
「この中から好きな人選んでー」とか
「あの先輩の隣に座ってー」とか

その場が盛り上がるための道具として
いいように使われていた気がします。

最初は可愛がられることが嬉しかったし
盛り上げる為なら、と
何となくリクエストに答えていたけれど

ある日の飲み会帰り、
急にとっても虚しくなって
以降そういう場に行くのはやめました。

若干寂しさはあったけれど
もう無理をしなくていいんだと清々しかったし
「自分らしさ」「自分の品位」
守れた気がしました。

対等、が欲しかった。



社会人なら笑って済ませよ


まぁ結局、
学科以外の場でも
そういう「若い女の子」として
モノのように見られ扱われる事は
その後もしばらく続くんですけどね。

女の子が1人いた方がいいから、
みたいな理由で会議に呼ばれたり
お偉いさんの隣に座らされたり。

若いから、可愛いから、
とか良いように言って
結局面倒なことを押し付けてるだけじゃん。
と理不尽に思いましたが

それを如何に涼しい顔でこなすか
波風立てずに上手く回すか…
それが社会人として一人前の
スキルにようにも思っていました。


普段は可愛がられて(舐められて)おいても
ここぞという時には磨いていた爪を出す。

飾りじゃない、
私も仕事ができる
対等に扱って。

いつもそんなイライラと反骨心がありました。


またしても中途半端ですが、30分経過。





【追記】

「若い女の子」というモノは結局、新入生がきたら世代交代が起こり、昨日までの「若い女の子」は「お局」と揶揄され煙たがられる。それもすごく嫌だったなぁ。

「ハイ私はお役御免!✌️」と言えるのは気楽でもあったけど…また誰かがその役を担わされている訳だし、この地獄ループが延々と続くようで絶望した。

20代後半くらいまでは
ほんと「クッソ…」だった。
(口が悪くてごめんなさい)

「若い女の子だから」で消費されてきたもの・失ったものって沢山あります。
自分の品位、自分らしく振る舞うこと、安全性、正当な評価…

得たものも多分にあるんだろうけど、正直失くしたものに比べれば「それ無くても大丈夫ですー」ってものが多い気がします。

 
 








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?