【ひろがるスカイ!プリキュア 第7話】ベタな転校回の中にも笑いあり涙あり教訓あり組み入れた心に染みる回。ヒーローガールが普及しました!
こんにちわ❣ゆんです。
毎度毎度ひろプリが面白くて、ソラちゃんが主人公だと、何でも映えるような気がします!
異世界視点を視聴者と重ねることによって、日常が他覚的に新鮮に見えてしまう部分と、「こんな場面だとソラちゃん困っちゃうだろうな」「周りはソラちゃんのことこう思ってるんだろうな」という、異世界人であるソラちゃんとその周囲の気持ちが自然とわかってしまう部分が、物語に入りやすい理由なのかなと思っています!
そういうことで、早速、ひろがるスカイ!プリキュア第7話のレビューをしていきましょう!
何をしてもソラちゃんが可愛い
初めてのソラシド学園転入回。制服を着たソラちゃんも、めちゃくちゃ可愛かったですね!
制服を来ても立ち鏡の前でファイティングポーズをとるソラちゃんは、生粋の武道家です。笑
いつも鍛えているスタイルの良さと、顔立ちの良さが功を奏しているのでしょう。
今日は私服は抑えめで、ほぼ制服姿だけで立ち回ってくれたのは、ある種のご褒美でした!
学園生活のソラちゃんを、グッと堪能できる回でした。
ましろんのアイテムをナチュラルに履き違えるソラちゃん
登校前にソラちゃんが、ましろんの靴や何かを自然と履き違えそうになっていますが、この自然なシェア感が、二人の同棲生活の親密さを表現していて、非常に百合百合しくて最高です。笑
受け継がれていくシェアリンエナジー!
こういったシーンの一つ一つの積み重ねが、友達ができないことを病的に怖がるような、重い感情を併せ持つソラちゃんを想わせます。
等身大のソラちゃんが深掘りされていて、良いですね!
回を重ねる度に、味があるキャラクターになっていると思います。
本日のエルちゃん
「ハイハイが早くなった」とヨヨばあさんから褒められるエルちゃんですが、この成長の速さが、来週への伏線にもなっているようです。
後述もしますが、今週は、ことわざや格言を軸に話を広げたり、朝ジョギングの場面で昔置いておいたことわざから物語を引っ張ってきたりと、ひろプリは本当に、伏線の張り方が上手いです。
ところで、エルちゃんのハイハイが速くなったのは、ましろ邸における、ソラちゃんとましろんのイチャイチャを観るために、本能で速くなってしまったという説もありますが、いかがでしょうか。
エルちゃんの「えるぅ!」が、よくよく聞くと「えるぉい」にも聞こえて、エルちゃん本当は下心ありありなのではないかと、無粋な心配もしてしまいます。
赤ちゃんの教育は大事!笑
子は親に似るといいますが、ソラちゃんの格好良い部分だけを見て育ってくれと思うのは、間違った親心でしょうか。笑
ネタはさておいて、ありのままのソラちゃんを見てエルちゃんが育っていくとするならば、将来は、スカイランドを統制する、立派なヒーローガールに育つんだろうなと思います。
「可愛い子には旅をさせよ」
視聴者側(親)にも向けた言葉のように見えて、エルちゃんにも、異世界から来たソラちゃんにも、孫のましろにも通ずる言葉のような気がします。
なかなか深い話だなと感じました。
サウンドトラックはまだかな
ところで、繰り返しますが、ひろプリは本当に、曲が良いんです。
本日も、学園内でのワルツだったり、ましろんが桜の想い出を語るシーンで流れるストリングスが、本当に癒やしで心地よい。
そして、本日の物語の最後でも、流れているBGMがOP曲のバラード版になっていて、最後のシーンに合わせてOPラストの「プ・リ・キュ…ア~!」の部分が流れていたのは、気づかれましたでしょうか?
物語と一緒にテイクオフ・羽ばたいたような気がして、最高に気持ちがよい終わり方でした。
さて、いよいよ、3/22に主題歌シングルが発売されるということで、フルリピートするのは間違いないことなのですが、サウンドトラックは今後、いつ発売されるのでしょうか?
過去プリキュアの例から準ずると、二部構成で、夏・冬に発売されそうではありますが、もしそのときは、オーディオコメンタリーだったり、ライナーノーツなんかが入ってくれると、非常に味わい深いものになりそうな気はしますね!
追記
いよいよ、サウンドトラックの発売が決定したようです!
例年どおりの、前期・後期の2部分割構成。
ひろプリの名シーンを彩る、珠玉のBGMたちがここにあります。
疲れた夜に、しっかりとしたドリンクを片手に、レコードで流してひろプリの想い出に浸るのも、一つの楽しみ方ですね。
転入生のソラちゃんが電波ガール
異世界転入生あるあるですが、ソラちゃんも王道の電波ガールを披露してくれました。
同級生はみんな、ぽかーんの状態になっていましたが、しかしここで、ましろんのテコ入れもあり、ソラちゃんありのままの自分を再度さらけだしたところで、笑顔豊かな同級生に包まれるシーンは、本日のハイライトでもあり、感動するシーンでした。
仕切り直しでも、自分の弱さを認めて、改めて素直になることができるソラちゃんの人間性に惹かれた瞬間だったと思います。
おそらく、今後はソラちゃんにはたくさんの友達ができると思いますが、こうなると、今後のスカイランドへの帰還、別離が生まれるシーンで、友達の大切さを知ったソラちゃんが崩壊してしまわないか、とても心配になってきました。
きっと、ソラちゃんのことだから、乗り越えてくれるんだろうとは思いますが、友達ができる喜びと、友達ができないトラウマ級の怖さを併せ持っているからこそ、とても大きな苦悩が生まれるのではないかと危惧しています。
本作では、主人公のキャラクターの性質上、友達の位置づけが特別なところにあるため、今後も、友達とは何か、友情の受け止め方に着眼して物語を追っていくと、ひろプリが伝えたいメッセージを更に深掘りすることができるのかもしれませんね。
何はともあれ、ソラちゃんには、幸せになってほしい!
ましろんと桜と友達作りについて
友達といえば、ましろんも、入学当初は、自分から動き出すことができず、友達作りに苦労したそう。
ましろんの「自分には取り柄がない」=消極的=受動的な性格という点からも、納得しうる展開だったと思います。
でも、咲き誇る桜を見て、心を整理して、ありのままの自分を発することで、友達がましろんの良さに気づいてくれて、そこから輪が広がったという話は、非常に教訓になると思いました。
ありのままの自分を出すことは、自分を光らせることで、友達は、その光を見つけてくれる貴重な存在だということ。
人は、一人では生きていくことができません。
何かしらの刺激と反応によって自己を成長変化していく恒常性機能というものが、人間には備わっています。
つまり、相手がいないと、自分がわからない。
相手は自分の鏡。
反して、友達は、自分の光を見つけてくれた鏡のような存在であり、自分を成長させてくれる存在。
そして、そんな友達の光を見つけるのも、紛れもない自分であり、友達(相手)を成長させることができる存在。
友達を作るにあたって、まやかしやごまかしを取り繕うということは、友達を騙すことばかりでなく、自分の生き様を否定することでもあります。
自分に素直であることの大切さを学びました。
ましろんのナチュラルプレイ
さらっとスカイランドの話を出してしまうソラちゃんに向かって、フォローできなかったと謝るましろん。
しかし、妄想上級者からすると、これは「わざとフォローせずに、困っているソラちゃんを見て愉しむ」という、かなりドSなましろんの姿も想起させる場面となっております。
こういう二面性を持っていると想像できるましろんも、非常にキャラクターが深くて面白いですね。笑
「ソラまし」なのか、「ましソラ」なのかで、受け止め方が大きく変わってくる、そんな、バイオハザード2の表編・裏編に通ずるようなダブルバインドが楽しめてしまうのも、ひろプリの魅力の一つだと思っています!
担任の先生の名前は雑木林
雑木林先生ということですが、このネーミングには何の理由があるのでしょうか?
雑木林という意味は、種々雑多の樹木が並んでいる森林だということ。
つまり、物語の立ち位置としては、重要ではないが、景色を彩るために必要なエキストラA役の存在とも言えそうです。
ソラちゃんの出身が、スカイランディナビアになってしまった件
スカイランド出身ということを内密にするために、ヨヨばあさんが学校側へ吹き込んだ、スカンジナビア半島出身という設定。
物語では、明記は避けて、ソラちゃんのごまかしも手伝い、友達がややぼかしてスカイランディナビア程度になってしまっていましたが、ところで、実際のスカンジナビア半島はどんなところなんでしょう?
調べてみると、ヨーロッパ北部にある島だったそうです。
確かに、スカイランドは、ヨーロピアンスタイル~中東寄りの建造物・文化・風景だったなあと思いました。
ところで、ヨヨばあさんがサラッとスカンジナビア半島を口にしていますが、そうなると、ソラシド市は、スカンジナビア半島が存在する世界の中にある市街という話になりますよね。
学校や市街でもプリキュアの存在が認知されていることもあり、こうなると、現実世界でもプリキュアは存在するということが遠回しに示唆されているようで、現実味が帯びてきて、なんとなく嬉しい気がしますね。
ぜひ、プリキュアショーに足を運びたいと思います。
おかっぱ頭の同級生はつむぎちゃん
ましろんと仲良くしていたおかっぱ頭のモブ女子は、つむぎちゃんということが判明しました。
以前にもチラっと登場しましたが、モブとは思えぬ美形な顔立ちで、視聴者を釘付けにしていましたね。
しかも、今回は割とセリフが多めでした。
ちょっと声が上ずっていますが、透き通るような声が耳に優しいですね!
おそらく、今後のプリキュアシリーズで出世するんでしょう!
なんだか、そんな気がします。
漢字を覚えたソラちゃん
これ、今日一番でびっくりしたのですが、国語の授業を筆写しているソラちゃんが、普通に漢字を書いていました。
どれだけ短期間で勉強したねんと、ソラちゃんの頑張り具合がひしひしと伝わってきます。
しかも、めっちゃ字がキレイですよね!
字は性格を表すともいいますが、整列されとめハネがしっかりしたこの字体からも、ソラやんはまっすぐなことが好き、曲がったことが嫌い、過剰な露出や自慢は避けたい、平和を好むといったような感性が読み取れます。
ミラージュペンで「書く」ことをプッシュしている本作ですが、この、書くシーンにはいろいろな意味が込められていて、メッセージを見出していくことに、ひろプリの楽しみがひろがっていくような気がします。
カバトンにボールが当たる
体育の授業で、学園新記録どころか、世界新すらも叩き出しそうな遠投を披露したソラちゃん。
空にむかって球がキラっと消えて終わりなのかと思いましたが、その球がゆうゆうと空を飛び越えて、カバトンに直撃してしまうのは笑ってしまいました。
まさに、「同じ空つながる仲間」。
まさか、こんなシーンで空を活用してくるとは思わなかったですね。笑
今のままでいいというブーメラン
ソラちゃんは以前に、ましろんに「今のままでいい」と諭しましたが、なんと、約一ヶ月の時間をおいて、今度はましろんから同じ言葉で諭される結果となってしまいました。
このように、「言葉のシェア」「言葉がお互いを成長させる」「言い合える関係」という友達の関係性が、非常に丁寧に描写されていて、素晴らしいなと思います。
回を重ねる毎に、親密さが増していくソラましですが、こういったシーンから、深層度が測れるのは、いいことですよね。
ソラちゃんも、こんな心に残るようなシーンはきっと、ヒーロー手帳に記録していることでしょうか。
学校に普及したヒーローガール
仕切り直しの転入生紹介をしたソラちゃんに感化されて、つい「ヒーローガール」とつぶやいてしまった男子生徒。
この場面、非常に大事な気がしました。
というのも、ソラちゃんが促すまでもなく、ソラちゃんのありのままの姿を、ソラちゃんが実際に行動で示すことによって、周りが自然と「ヒーローガール」という概念を認知し、さらに周りに広めたという場面だったからです。
これは、ソラちゃんのヒーローガールの資質を示したと同時に、ヒーローガールという概念がどのようにしてひろがり始めるのかという、ひろプリにとってはある意味、歴史的な瞬間だったのかと思います。
何も、プリキュアになって敵を倒すからヒーローガールというわけではく、まっすぐな心と佇まいが格好良いと思わせる、内面的なところで評価をしているというところがポイントが高いと思います。
今後も、こういう、節々でヒーローガールを思わせる場面は出てほしいと思いますね。
カバトンに本拠地がバレてしまいました
カバトンがついにソラシド学園に侵入してきましたが、ソラまし的には、今後の生活は大丈夫なのでしょうか?
カバトン的には、ソラましは平日は学校にいるから、その間はエルちゃんの防衛が手薄だとわかってしまった形になりますし、被害を与えようと思えば、ソラシド学園に行けばいつでもソラましを潰しにかかることもできるわけです。
ソラましの立ち場からすれば、平日はカバトンやアンダーグ帝国の恐怖に怯えながら、学園を過ごすことになります。
学園では好きにさせないと、今回は徹底的な連携プレイでランボーグを倒したプリキュアたちでしたが、今後はどうなるのでしょう?
まあ、ヨヨさんがどうにかしてくれそうなので、心配は杞憂に終わりそうですけどね。
困った時は、全部ヨヨさんに任せちゃいましょう。
案ずるより産むが易し、です。笑
それはともかく、今日のプリキュアバトルは、学園内の地形を生かした、壁走りや空中戦などのアクションが多めで、見栄えがよかったですね!
最近は大技、アップドラフト・シャイニングで締めるのが通例になってしまっていますが、個人的にはひろがるスカイパンチもめちゃくちゃ好きなので、ぼちぼち、キュアスカイにはパンチで締めて欲しいなと思っています。
まあ、締めの前には、潤沢に桜吹雪スカイパンチを含む肉弾戦を披露してくれていましたが、やはり、決め技だけでしか味わえないカタルシスというのもありますよね。
それにしても、パンチの風圧で桜が舞い散るのは、とても美しかった!
こういうのはもっと見たいです。
来週はいよいよ鳥少年が登場か
ソラましの友情が深まったところで、来週は黄色いあの子がいよいよ登場します!
なんとなく勝ち気なスマイルを呈しているようにも見えますが、いったい、どんな少年が登場するんでしょうね。
空をテーマにしているのに飛べない鳥とはいかに?
物語は新たな局面を迎えそうです。
春休み開始と同時に、ひろプリの物語の躍進に待ったなし!
来週も目が離せません。
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