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「はい」も「わかりました」も言えない接客態度にイラッとしたら考えること

どうもゆんです。

「はい」も「わかりました」も言えない店の接客態度にイラっとしたら自分の『感謝』が足りていないと考える

自分の心を穏やかに保つためのマインドセット。そんなすぐカリカリせず感謝の気持ちを持ちましょうよって話。


サービス提供者と向き合うとき

接客態度がいけ好かないお店に出会ったことはないだろうか。

接客に携わる身として、お店の接客は気になる方だ。どんなにおいしい料理が食べられても、接客がうんこならその店は二度と行かない。例え10円でいくらとウニが食べ放題でも行かない。たぶん。

でもそのくらい接客は店選び、また来たいと思える要素になる。だから接客がうんこなお店は本当にイヤ。

いえいえ
『このワタシをお客だぞ丁重にあがめ奉れ!!』と言ってるのではない。

・呼んだら返事をする
・わかったなら『わかった』と言う
・眉間にシワを寄らせない

こんくらいのあいさつと返事が出来ればいいの。だからこのくらいはやって欲しい。だって普通じゃん。違うの?


引っ越し屋さん

先日引っ越しがありまして。
そこもまあ考えものだなあと思ったことがあった。

引っ越し業者さんは3人。リーダー格の40代の方と高校卒業したくらいのバイト君2人。リーダー格の人が指示して他の2人が手足となって動く構図だ。基本このリーダー格の人と話をする。

で、このリーダー格の人がまあイケイケで。パーマに茶髪。眉毛がうすーくてそういう系。ひとことでいうとパリピっぽい人。この人とまあーいろいろあった。

まず、見積もりと実際に持って行く物に差異があったらしく、想定よりも引っ越しの物量が多かったんだと。そしたらね。

頂いていた見積もりより物多いんすけどどうなってんすか?

【どうなってんすか?】だと?!

見積もりの人にちゃんと伝えたし、確かにタイヤあるの忘れてたから電話で「タイヤもあります」って伝えた。だから答えは「そんなん知らんがな」だ。あからさまにこっちが悪く言われたのでさすがにムッとした。

他にもそこそこデカい棚があって、まあ確かに大きくてばらせなくもない物ではあった。バラせるか聞かれたが、このままいって欲しいと伝えたら

いいすけど入らなかったら外に野ざらしで置いときますからね。我々外で分解とかしないので

え?冷たくない?

そんな冷水を浴びせる必要あるかしら?
結果この棚は入ったので良かったが、他にもいろ~いろあって何度もムッとした。ただムッとしつつも、この人たちを見ていてふと覚醒した。

これってイライラしてるこっちが損かも・・・


感謝第一

再三口の悪いお兄ちゃんだったけど、やっぱり仕事はプロのそれで。
ガラスの机は毛布を絡めて女性のように優しく扱ってくれるし、普段出来ないベッドの骨部分を掃除してくれた。会社のマニュアルなのかもしれないがそこは嬉しかった。

この世界に悪人はいない

この言葉を思い出した。
大好きなマコなり社長が言っていた言葉だ。ぜひ見て欲しい。

今すぐ捨てるべき悪い習慣 TOP10

マコなり社長

こっちは自分が正義だと思っているが、逆もまた然り

こっちが正義、相手が悪】とするたった1つしかない正義を押しつける思想は危険だ。相手との話もできないし、自分が相手を理解しようとしなくなる。次第に周りから人がいなくなる危険な考えだ。

また、被害者面して【悪者にやられる自分】という被害者レッテルを貼る。そうすると愚痴が増えて行動しなくなる理由を作る。行動しないと結果が出ないので自信がつかない。するとまた自分に自信がないから人を攻撃し始める・・・まさにネガティブループ。

今回の引っ越し屋さんの接客のそれはネガティブループの一歩目。ふぅー。危うく取り返しのつかないことになっていた。危なかった。

そしてこのネガティブループに入らないために、どうしたら良いのかという主張が相手への感謝だ。


汗水垂らしてクソ重い冷蔵庫を2階まで運んでくれている

行動を見ているとただただ感謝しかない。自分だけじゃとても無理だ。

それをやってくれている。しかも大変な2階まで。狭いし重いし、目の前にトラックもつけれないから遠くから持ってこないといけない。遠いい。それでもテキパキ運んでくれる。

ここで思う。

なんてありがたいんだ

そう心から思えた。

したら相手に掛ける言葉も態度も変わった。
おそらくボクもさっきまではいけ好かない態度を取っていたと思う。だから申し訳なくて大至急お茶を買ってきて業者さんに渡した。「ありがとう」を添えて。

相手は『あざーす』みたいな感じだったけども!もらってくれたからいい。ボクの心が満たされたことの方が遥かに大きい。気づかせてくれてありがとう。


この思想はあらゆることにも通ずるのではないか。

職場の人間関係、コーヒーを買うときのコンビニ店員さんの態度、レストランのウェイトレスさんの接客。どれもその方たちがいて、ボクはボクの食べたいもの、やりたいことが出来る。そう思うと居てくれてありがとうと心の底から思う。

相手も相手の正義がある。別にこっちが妥協しているわけではない。いざという時の勇気は持たなくてはいけない。ただ基本的にこの感謝を持ち合わせていれば心穏やかに、ハッピーな毎日を送れることは間違いない。ボクはこの思想で生きていくことにした。


目の前でスーパーが朝の仕入れ作業を大量に捌いている。こんな朝早くから本当にご苦労様。

最後まで読んでいただきありがとうございます!本当に感謝します!!