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『情けは人の為ならず』って言ったのどこのどいつよ

どうも。ゆんです。

AGAを始めて2ヶ月。
産毛がぴゃっとしてきた。
どうなるかな?

(^o^)

さて、今日は『人は暖かい』という
タイトルそのままに心温まった話を書いていく。

価値観が揺らいだというか、
やっぱり人だよなというか、
人の幸せってここに落ちてるよなって思った話。

まあ聞いてくだせえ。


転勤なのよ

だから昨日で働いていた職場が最後の日。
この職場で勤めてたのが5年8ヶ月。
歴としてはまぁまぁ長い方。

お客さんにも従業員にも怒られたし怒ったしケンカもたくさんした。いっぱいいっぱい思い出が詰まった大好きな職場。


そんな職場での最後の日ってどうなるのかね。


ふわっと
『みんな送り出しっぽい言葉言ってくれるのかなー』ぐらいに思ってた。

そしたらさ。
みんなすごかったわけよ。



え?あいさつだけのために?!

ざわざわし出したのは夕方くらいから。
事務所でカタカタしていると、受付の人が呼びに来る。

『ゆんさんに最期の挨拶したいって人が来ています』

誰??と思って行くと、良くしてくれた常連さん。
最期にひとこと(^o^)と、会社(店)に用もないのに来てくれた。

この人はお客さんと従業員の関係なのに、なぜか送別会を開いてくれようとした意味のわからない変態(褒めてる)。残念ながらその会は流れたが、そのぐらい良い人。立ち話を10分くらいして『じゃっ!』と本当にすぐ帰っていった。

その後もカタカタしていると、『ゆんさん最後の挨拶~・・・』と他に3人もわざわざ用もないのに店に来てくれた。泣いてくれる人もいたし、ハグしてくれたお客さんもいた。みんな『楽しかったよ~ありがとう』と言いに来てくれたのだ。ほんとに。書いてて目頭が熱くなる。


いらないって言ったのに

従業員からも嬉しかった。

職場のならわしとして、いなくなる人に色紙を送るのが恒例行事。
でもボクは何度も色紙を書いてきた身として、それが負担になると知っている。

だから前から「色紙いらないよ」と言っていた。

ボクがもらって気持ち良くなるより、みんなの負担減を選んだ。
なにより職場が今忙しい。人も減り、システムも変わってみんなてんやわんやしている。そんな中で色紙なんて手が回らない。だから「いらない」と言っていた。

でも・・・来た。

いらないよと言ったのにくれた色紙


根に持たれたのかな?
『色紙いらないって言われたけど』って殺害予告のように書かれてるw
最高だ。


殺害予告風な色紙w


色紙をあげる側ばかりだったから、もらう側になったのは数年ぶりだ。
もらって気づく。書いてある言葉を読みながら、その人のことを思い出すのが色紙の醍醐味だ

「こいつこんなん書いてるけど絶対思ってないよな~w」

「色紙に”金運が良くなる情報”っている?やっぱりこの人変わってるなw」

「書くことなかったんだろうなw」

十人十色。でもそれでいい。それがいい。

夜中に読むのはまずかった。涙腺が1日の中で一番ゆるすぎる。スコッティが足りない。

読みながら思い出を振り返られた。いい夜だった。


情けは人の為ならず


”情けは人の為ならず”

誰だこれ言ったの。天才じゃねーか。
世の中の真理だと思う。弟子にして欲しい。


くれぐれも自分を”イイやつ”と思わせたいわけじゃない。でもみんな口々に

『楽しませてくれてありがとう』
『いっぱい与えてくれてありがとう』
『話し聞いてくれてありがとう』

そう言ってくれた。

ボクはどうやら与えてくれる人らしい。

うーん、まぁまぁ言われてみればボクは自分の取り分はあまり考えない。割合でいうと『人が楽しい・おもしろい』と思うことを優先する。
でも100%じゃない。

気になる物があれば買って共有をした。
飲み会は幹事を率先した。
人との会話は話すより聞いた。

狙ってない。ナチュラルにやった。何も苦じゃなかった。

結果これが良かったのかもしれない。
自分でもやってて良かったと思ってる。

最後のお礼に絵を残してきた。

趣味の絵で締め括った

え?
最期に掛ける言葉なんて良いことしか言わないに決まってるって?


おだまりっ!!!!!!!!!!!!!!!!



最初にギブを求めない。求めちゃいけない。
でもひょっとしたら最後に帰ってくるかも?

そんなことを思いながら人の温かさにほっこりした最高の日だった。



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