北海道・遠軽に北海道家庭学校という、百年の歴史を誇る児童自立支援センターがあります。

キリスト教の教えに基づいて、不幸な過去を背負った少年の更生をめざしている施設で、広大な敷地の中に、チャペルがあるという。

そのチャペルの正面に、「難有(なんあり)」の二文字が掲げられているのです。

「難有」。

文字通り人生は、困難、難儀、苦難などの連続であるという意味だ。

この文字を逆から読むと、「有り難い」であり、「難有るは、有り難い」との意味を表しています。

何故、難ある事がありがたいのか?
平穏無事に、楽しい事だらけの人生の方が、いいように思えるが、実はそうではありません。

難があるからこそ、それが「磨き砂」となって、人は磨かれていくのです。

だから、それを淡々と受け入れて、忌み嫌う事なく、有難いものだと感謝する事が運を開いていく事になります。

筑波大学名誉教授の村上和雄氏も本の中でこのように仰っています。
(幸せの遺伝子/育鵬社)

『「ありがとう」の語源は、「有り難い(有り難し)」という言葉です。

これは文字どおり、「有ること」が「難(かた)い」

つまり存在することが難しいという意味です。

このように奇跡の連続で存在している私達は、難がある事によって、より磨かれていき、それを受け入れていく事でより成長していくのです。

難を嘆くのではなく、人生の大切な経験として、前向きに受け入れていきたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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