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日本の文化は、「みぎわ」の文化だと、
日大社権宮司、岡本彰夫(あきお)氏は仰っています。

みぎわとは水際、つまり陸地でもなし、 水面でもなしという、水際すれすれのところに美しさを認めてきたのです。

時刻でいうならば、日暮れどきの「黄昏(たそがれ/誰そ彼=日が沈み、人の見分けがつかない時分の意味)」や、夜明け前の「かわたれ(彼は誰=薄暗くて、彼は誰かはっきりわからない時分の意味)」を喜びます。

暮れるでもなし、暮れないでもなしという時間を好み、食べ物でも、極端に甘いものや辛いものよりも、甘辛いものを好みます。

つまり、極端なものを嫌い、微妙な潮目を喜ぶのです。

日本人は、極端なものを 「いみじきもの」と表現しました。

曖昧さを受け入れていくというのが、日本文化の美しさであり、極端を嫌い、均衡が取れた状態を好むというのが日本文化の特質なのかもしれません。

どちらにも偏らないで、その美しさや楽しさを味わうという知恵を、私達も真似できたら素敵だなと思います。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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