「感謝と祈り」第660話
幸せになるには、悪く言われた事をなるべく忘れて「水に流す事」「相手に勝ちを譲る事」この二点を実行すると殆どの事は、うまくいくと教えてもらいました。
でも、時に立場やプライドが邪魔をして、素直になかなかなれないものです。
誰かに酷い事を言われて、絶対に許すものかと怒り、「絶対に謝らない。むしろ謝るのは相手の方だ」と、思っていても、事態は悪くなるばかりです。
だから、先に手を差し伸べた方が勝ちなのです。
相手を許して、「水に流す」事で、プライドが傷ついたとしても、幸せになる方が圧倒的に価値が高いのです。
小林正観さんは「メンツやプライド」についてこう語っています。
『メンツやプライドを一生懸命に守ろうとする人は、実はものすごく弱い人なのです。
自尊心が傷つかないように、身や心を守るのではなく、バカにされてもあざけられても、いっさい傷つかないで「そうなんですよね、ふふ」と言っている人。
これが本当に強い人といえます』
いかがでしょうか?
メンツやプライドにこだわって、怒りで心を満たすよりも、馬鹿にされてもそれを笑って受け止めて、相手に勝ちを譲って心穏やかに過ごす方が何倍も幸せを得られるのです。
若い頃はこの事の意味が全くわかりませんでした。
でも、今なら少し理解出来ます。
もし、こちらから手を差しのばして、相手が謝って来なかったとしても、自分から相手を許したという充足感で、心が落ち着いてくるのが分かるでしょう。
人に勝ちを譲るという事は、プライドが許さないと思う人もいるかもしれませんが、本当に強い人は、プライドよりも、相手を許す度量の広い人の方ではないかと思います。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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