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「一生修行、臨終定年」
この言葉を座右の銘にして、百歳を越えるまで、人間性を高める為に努力された
松原泰道先生という方がおられます。


そんな先生に、弟子が
「仏教は人がよりよく生きるための教えといいますが、仏教はいかに生きよと教えているのか。仏教の究極の教えはなんでしょうか」という質問に、

泰道先生は 「上求菩提(じょうぐぼだい) 下化衆生(げけしゅじょう)」 と答えられました。

上求菩提とは、己の人間性を向上させること。

下化衆生とは、少しでも世のために尽くす、ということです。

間髪をいれずに答えられたその時の泰道先生の言葉と表情は 、素晴らしいものだったそうです。

その真理を生涯全うされ、死ぬまで人間性を高める努力をされた泰道先生は、本当に素晴らしい方だなと思います。

臨終が定年とすれば、まだまだやる事は山のようにあるはずです。

世の為、人の為に出来ることを、一つでも多く見つけていきたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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