哲学者カントという人を、皆様はご存知だと思います。

私も知らなかったのですが、
カントは生まれつきのくる病で、せむしのような体型でした。

常に喘息のような状態で、息をするのも苦しい毎日だったそうです。

あるとき、街に巡回の医師がやって来て、
何か気休めになればと、父親がカントを医師に診てもらう機会を得たのです。

すると、その時の医師の言葉が次のようなものでした。

「確かに体は不健康だが、心は患っていない、それを喜びと感謝に変えろ」と。

しかし、カントはいままで、喜んだことも感謝したことも一遍もなかったのです。

それを言えというんだから、言ってみよう。

そして、心と体とどっちが本当の自分なのかを考えようと、その時に決意したと言います。

これが大哲学者、カントを生む元になったと言われています。

体が病弱でも、心までは患っていない。

苦しい辛いと言うその口で、心の丈夫なことを喜びと感謝に考えればいい。

体はともかく、丈夫な心のお陰で自分は
死なずに生かされているのだ。

それが分かっただけでも、人の為になる生き方に自分を変えられるのだと、カントの逸話は教えてくれます。

健康な精神でいれば、救われる人が必ず
いるのです。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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