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「為せば成る 為さねば成らぬ何事も
成らぬは人の為さぬなりけり」

上杉鷹山(米沢藩第九代藩主)

この言葉をみなさんは、一度や二度は聞いた事があると思います。

日本が近代化への道を歩み始めて間もない1908年、日本人の本質を伝えるべく一冊の英文の書籍が世界に向けて発行されました。

それが、キリスト者・内村鑑三による『代表的日本人』です。

先程の名言を残した上杉廬山も同書で紹介されており、その他西郷隆盛、二宮尊徳、
中江藤樹、日蓮上人の五人の偉人が掲載されています。

『代表的日本人』の底流にある大きな特徴として、道徳や人倫を非常に重視している点が挙げられると言った方がおられます。

上杉鷹山の章には内村鑑三の次の言葉があります。

「東洋思想の美点のひとつに、経済を道徳と必ず関連づけて論じてきたことがあげられます。

東洋の思想家にとって、富とは常に、徳の結果もたらされるものであり、その関係は、実と木の関係と同じなのです」

この言葉に象徴されるように、五人には見事なくらい私利私欲がないという点があります。

そして幼い頃に両親と死別するなど、様々な困難を乗り越えながら歴史に名を残す人物になっているのです。

その一番の理由は読書による心の鍛錬にあったのかもしれません。

日々心の鍛錬を行い、私利私欲をできるだけ減らして、自分に出来る範囲で良いから、徳を積んでいきたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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