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第5回WBCで、三大会ぶりに3度目の世界一に輝いた侍ジャパン。

そこで活躍した一人に、捕手の甲斐拓也捕手がいます。

甲斐捕手は、育成選手からプロ入りし、苦節を経て史上初の記録を打ち立ててきた人物です。

そんな甲斐捕手が、一軍に入ったばかりの頃、達川光男ヘッドコーチから、良い本だから読んだ方がいいと渡されたのが、『生きよう今日も喜んで』でした。

2018年のシーズン中、遠征で空港にいた時の頃だそうです。

連敗で落ち込む甲斐捕手を気遣ってくれたのでしょう。
甲斐選手は、移動中に一気に読み終えたと言います。

第三章“仕事は祈り”には、シンプルにこう書いてあります。

「人生に望ましいのは失敗や困難がないということではなく、決してそれに敗けない、ということである」

「成功は成功、失敗は失敗であるが、失敗のマイナスを持たぬ人には成長はない」

この言葉に大きな希望を見出したという事です。

大事なのは失敗や困難を避けることではなく、それに敗けないこと。

そして、失敗を恐れないでやり続ける事が何よりも大事なのだと思います。

辛い事があっても、負けない強い精神力を持ちたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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