「感謝と祈り」第766話
「なぁに、大したことはない」
こんなお話があります。
死の病にとりつかれ、七転八倒している女性に、某禅師が時々大笑していわれた。
「あんた一人ぐらい死んでも、世の中、何ともないわい」と。
すると、その女性は自分で自分を縛っていた 縄がストンと切れて楽になり、病からも立ちあがることができたといいます。
「しみったれた顔して、やれ金がないとか食えぬとか」といっている人に、沢木興道(さわきこうどう)老師は語られた。
「一文無しでも笑うことがある。億万長者でも泣くことがある。なあに、大したことはないんじゃ」と。
例え入試に落ちても、「世の中は、自分より優秀な人が山のようにいる。これで日本も安泰だ。」と、カラッと笑って言えるようでありたい。
どんな事が起きたって、「なぁに、大したことない。」と考えたら、気持ちも楽になるし、それで世の中が変わるわけではない。
自分だけ一大事だと考えたら、その先はお先真っ暗ですが、大した事ないと考えたら、悪いことばかりではなく、良い面もあるのだと気付く事が出来ます。
人生もまた、ゲームのようなものなのかもしれません。
思い通りにならないから、また挑戦しようと思う。
苦境に会った時こそ、沢木老師が言われた言葉を思い出して、出来るだけ明るく過ごしていきたいですね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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