「感謝と祈り」第546話

■人生というのは、お釈迦様がおっしゃったように、ただ一人の旅なのです。

生まれるときも一人なら、死ぬときも一人、誰もついてきてはくれません。

それなのに、自分の力で歩くことをしないで、「どうすればいいのか」と、常に人に聞いている人がいます。

そんな生き方では、人生も歩けないし、人生の経営だってうまくいくはずがありません。
『稲盛和夫一日一言』致知出版社より

稲盛先生がおっしゃっているように、人生は一人旅。

どんなに仲良しの夫婦でも、一緒に旅立つ事は出来ないし、何事も人生を決めてるのは自分自身なのです。

そして、夢をみるという事は、一攫千金を得るというような、簡単な事ではありません。

もし、そんな言葉に惑わされて、近道をしようとすると、騙されたり、退職金を全部投資に注ぎ込んで、一瞬でなくなってしまうような事になりかねないのです。

やはり、夢や目標に近づくのは、目の前の事をコツコツとやって行くことしかありません。

人生は一人旅。
どんなに苦しくても、辛くても、自分で決めた道をゆっくりと、できるだけ楽しみながら、毎日を感謝の気持ちで歩んでいきたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。