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【天の働きと人間の役割】
『渋沢栄一 一日一言』より

「天は実に霊妙なる者である。
公明なる者である。
正大なるものである。

天は社会のため、国家のために尽くす人々に対して、必ず幸福を与うるものであるから、我々は社会のため、国家のために、
自己の責務を尽くすが、その本分である。

これを満足に務むるだけ、それだけ自己の本分を完(まっと)うすることになり、その本分を完うするところに幸福が在るのである。

ゆえに人はただ自己の本分を尽くす上において、不足なきや否やと自ら省みるところに、安心立命がある。」

天の働きを知ると、私達は社会や国家の為に責務を果たす事が、幸せの扉を開ける事になると賢人は教えてくれます。

情けは人の為ならずと言いますが、情けは人の為ではなくて、周り回って自分の幸福へと繋がると信じて、天が喜ぶ事をやっていけるといいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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