「感謝と祈り」第448話
優れた人物ほど、「黒子に徹する」事が出来る。
(東洋思想研究者、田口佳史氏の心に響く言葉より)
リーダーは「黒子」に徹して、下の者がやる気になって力を出せるように黙々と働けば、自ずと人心がついてくるとあります。
リーダーが一番目立つような組織は、ダメだということです。
たとえば会社なら、社員たちから見て、「たしかにうちの社長は名リーダーのようだが、具体的に何をしてるんだか、まったくわからない」というような社長がいいのだと言う。
それは一体、何故なのでしょう?
リーダーが目立ってしまい、自分がいたから何事もうまくいったと考えるリーダーの元では、社員はやる気を失い、萎縮したり、伸びていくことが出来ないからです。
普段は何をやっているか、社員からは全く見えないけど、下の人が力を発揮出来るよう、陰で支えるのがリーダーとしての大切な資質なのです。
だから、リーダーが何をしているかは、見えないほうがいい。
リーダーの仕事は、組織を永続的に成長させていくことなのです。
そして、本当のリーダーは、自分が目立ったところで、何もいいことはない事を知っているのかもしれません。
常に上に立つ立場にある人は、謙虚さを身につけ、黒子に徹する覚悟を持つことが必要だと思います。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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