「感謝と祈り」第558話

人は、批判に弱く、誰かに嫌われてると知ると、何とかして、気に入ってもらえるように自分を変えようとしがちです。

でも、それは本来しなくてもいい事なのです。

他人が自分のことを快く思っていないという問題を解決する方法は、他人に好いてもらう為に自分を変える事ではないのです。

真の解決法は、誰からも好かれることは不可能だし、またその必要もないということを理解することではないでしょうか？

小林正観さんは、人は賞賛が50%、批判が50%なのだという。

そんなに沢山の人に嫌われているはずがない、と思う人もいるかもしれませんが、これは人数ではなく、エネルギーの総数なのだという。

つまり、たった一人の人に嫌われているとしても、その人のエネルギーが強かったら、半々の割合になるというのです。

だから、全ての人に好かれる事は不可能だと理解して、自分を好きでいてくれる人に感謝して、自分らしく生きる事がとても大切なのです。

人は認められることや、賞賛を欲しがるものですが、賞賛と批判が半々の時が一番成長出来ると割り切って、批判も受け止める度量を身につけていきたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。