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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
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#必要

「感謝と祈り」第747話

今の人達は、SNSなどいいねの数がいつもより少なかったりすると、気分が落ちるという人がいます。 他にもラインなど、既読がつかず、スルーされたりすると、必要以上に悩んでしまう人もいる。 でも、本当は多くの人から好かれる必要なんてないのです。 このことから考えても、人は周りからどう見られているか、気になる人が多いのかもしれません。 その点、今の20歳前後の若者たちに、人間関係を築く上で大事にしている基準はなにかと問うと、「バイブス(vibes)」という答えがかなりの確率で

「感謝と祈り」第689話

精神科医の高橋幸枝氏は、秦野病院の創業者で、2020年に103歳でお亡くなりになりましたが、死ぬまで少し無理して生きる事が大事だと言います。 この方が100歳近くなって、不注意から大腿骨を骨折して入院した時、周りから言われたのは、「お大事に」とか、「頑張って下さい」という言葉ではなく、「無理をしないで」という言葉でした。 でも、高橋氏は、「無理をしないで」と言葉をかけられる事が、あまりお好きではなかったそうです。 なぜなら、ある程度無理をして、リハビリをしなければ、どん

「感謝と祈り」第686話

世の中が混乱や不安定な時代になってくると、良からぬ予言を言う人が増えてきます。 しかし、私たちは惑わされてはいけません。 人に恐怖を与えるような占いや予言をする人は、悪魔の手先だと斎藤一人さんは言います。 それは何故なのでしょうか? それは、悪しき占いや予言をする人は、自分の名誉やプライドのために、その予言が実現することを願うから、悪魔の手先になってしまうというのです。 「地震や津波がくる」とか「火山が爆発する」というような、恐怖を与えるようなできごとが起こって欲し

「感謝と祈り」第626話

「置かれた場所で咲きなさい」、という言葉の如く、我々はそれぞれに与えられた人生の上で咲くしかありません。 その中で、不平不満や文句、愚痴、泣き言を言わず、目の前に起こるできごとを、ニコっと笑って引き受けていく事が大切なのだと思う。 そして、日々の様々な「できごと」を淡々とこなしていく必要があります。 大事なことは、その淡々とこなしていくことを、気を抜かず、死ぬ直前まで続けることではないでしょうか? 人の評価というものは、死ぬ間際に決まるのかもしれません。 そうする事

「感謝と祈り」第625話

今日は、漢字学の第一人者、白川静氏へのインタビュー記事の一部をご紹介します。 白川静氏は、勲二等瑞宝章を受章後の会見で、若い人に贈る言葉をこんな風に言われました。 学問には、「志あるを要す、恒あるを要す、識あるを要す」と。 これは中国の有名な曾国藩という人の家訓にある言葉だそうです。 「志あるを要す」は、自分はどっちに行こうとしているのかを決めるのが肝心だという事です。 「恒あるを要す」は、何でも持続しないといけないという意味だそうです。 同じことを常に繰り返して

「感謝と祈り」第619話

アルプスの少女ハイジに出てくる、足の悪い少女、クララをご存知の方は多い事でしょう。 彼女は自分がいつも人に迷惑をかける事に、劣等感を感じていました。 でも、ハイジと知り合い、ハイジの友達のペーターの、目の見えないおばあさんの家で本の朗読をした時、おばあさんが「こんなに心のこもった朗読を聞いたことがない。本当にありがとう」と言って、心から喜んでくれた経験をします。 そのことで、自分も初めて人に役に立てる事を知って、クララも涙を流したという場面が印象的でした。 人は誰かの

「感謝と祈り」第525話

「沈黙は金」という言葉があります。 「沈黙は多くを語る以上の価値がある」という事だと思います。 一見、「しゃべらないで黙るだけ」ですから、簡単そうに思えますが、これはとても難しい事のようです。 プロのコーチであっても、黙ってクライアントの言葉に耳を傾 けることができず、つい自分ばかりがしゃべり続けてしまう人がいるものです。 だから、「今は本当に、自分がしゃべるタイミングなのか?」 「自分がしゃべりたい衝動に負けてしゃべっているだけではないか?」 常にチェックする必要が

「感謝と祈り」第493話

人生を、仕事を発展させていく上で欠かせない能力といえば何だと思いますか? それが「開発力」であると過去の偉人は教えてくれる。 では、開発力に何が必要かというと、3つのポイントがどうやらあるようです。 一つが「根気強さ」 諦めないで続ける事。 二つ目が、熱中する事。 利害を超えて、そのことに力を尽くすこと。 そして、三つ目に、人智の力ではどうしようも時に必要なのが、「祈り」の力だと言う。 とことん人事を尽くしても、どうにもならない限界に追い込まれる。 そういう自力

「感謝と祈り」第486話

私たちは、能力を磨くことによって客を得られたり、商売が成功すると思い込まされてきました。 が、実はそうではないと小林正観氏は言います。 穏やかでにこやかな人がいて、そばにいると心地よいと思えるような人だと、自然と人が集まってくるので、何をしてもうまくいくのだと言う。 技術が抜きん出て、優れている必要はなく、標準的で構わないのです。 でも、ただニコニコしていれば良いなんて、にわかに信じがたいですね。 それでも、どんなに腕が良くて、優秀な料理人であったとしても、スタッフ

「感謝と祈り」第472話

《食事と睡眠をちゃんととって休めば、心も体も整っていく。》 そうすれば、自然と幸せを感じる心や体に戻っていくと、精神科医の藤野智哉氏は言います。 休む事は、しんどい出来事をきちんと受け入れるために必要な過程なのだそうです。 病気でもないのに、休む事に罪悪感を覚える人もいるかもしれません。 でも、疲れてしんどい時に仕事をしても、いつか身体は疲弊し破綻してしまいます。 お医者さんは、「うつ病」と「うつ状態」を分けて診療していると言います。 うつ病は病気と診断されるの

「感謝と祈り」第459話

【愛用すれども、愛着せず】 これはプロダクトデザイナーの秋田道夫さんの言葉です。 そこには「愛着=執着」という図式があって、相手に見返りを求めたり、依存につながったりする恐れがあるからです。 「これでないとダメ」と執着すると、自分を苦しめる事になります。 何故なら、人やものはずっとあるわけでもないし、時には壊れもするからです。 愛用はするけど、愛着をしない…そんな「覚悟」で付き合った方が良いでしょう。 ようするに、相手に期待し過ぎないという態度が必要です。 愛着

「感謝と祈り」第450話

こんな俳句があるのでご紹介します。 「くすの木千年 さらに今年の若葉なり」 樹齢千年の楠(くすのき)と聞けば、普通はもう葉をつける元気もないと思うかもしれないけ ど、昨年と変わらないばかりか、さらに勢いよく若葉が萌えている。 こんな内容の俳句です。 生きる事は、成長する事だと斎藤一人さんは仰います。 樹齢千年の木ですら、まだまだ成長しているのです。 それを、年を取ったと言い歩みを止めるから、逆に苦しくなるのだと言う。 なぜなら、成長を止めるって、自然の摂理に

「感謝と祈り」第407話

《「肯定的思考」 と 「ほんの少しの努力」2つの習慣を身につけるだけで人生は変わる》…と以前の感謝と祈りに書きました。(大和書房より抜粋) 《何かに挑戦したら確実に報われるのであれば誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なこと。》 上記が、羽生善治さんの言葉です。 これを継続すれば、確実に結果が出るとわかっていたら、誰もが続けることができますね。 しかし、続けたとしても無駄になるかもしれ

「感謝と祈り」第387話

人と人が触れ合うのに大切なのは、礼をわきまえる事だと思います。 そして礼の中でも大切なのは、「挨拶をする」という事ではないでしょうか? 挨拶にはじまって挨拶に終わるということは、人とコミニケーションを取る時に、本当に必要な事ですね。 この挨拶には、大切なことが3つあります。 その1つは「時の宜しきを得る」ということだそうです。 人間の心というものが最もよく表れるのは眼です。 目は口よりもものを言う。 だからお辞儀をするときには、はじめに相手の目をよく見て、そして頭