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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
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#努力

「感謝と祈り」第750話

人間の体を動かす指令系統は「か・が・み」の三種だと小林正観氏は仰っていました。 🍀一番目は、運命を司る「河(か)」。 🍀二番目は、好き嫌いの感情を司る「我(が)」。 🍀三番目は、体を司る「身(み)」。 そして、「我」から生じる悩み・苦しみをなくすと「かみ」になるといいます。 人間の体を動かす指令系統には「かがみ」の法則があるのです。 「河」というのは「流れてくるもの」のことで、「宇宙の示唆」として「あれをやりなさい」「これをやりなさい」という天命が運ばれてくるのだ

「感謝と祈り」第730話

「悟りを開くとはどういうことでしょうか?」という質問を、あるご住職が受けられたそうです。 単純に悟りを得るという意味で捉えていいのか、それとも悟りを開くことにどんな価値があるのかということなのか、答えるのが難しかったようです。 しかし、いずれにしても、これは無になるのと一緒で、あまり何かをしようと思わない方がいいとその方は答えられました。 悟りを得よう、得ようと思っている間は、本当の悟りは得られないそうです。 あまり意識せずに、一心不乱に目の前の事に集中し、無になった

「感謝と祈り」第719話

◆「野火焼不尽 春風吹又生」 (白楽天/唐の詩人) この詩は、野火に焼かれ、草木が一本もない焼け野原でさえ、 春になれば必ず新しい命が芽吹くという意味があります。 人生には様々な困難や問題がつきものです。 事業の失敗や盛衰。 愛する人との別れや死。 病気や金銭の問題。 職場や友人、家族との人間関係.… その人に起こる困難は、成長に必要な問題であり、 必ず乗り越えられる問題です。 そして、自らに課した問題でもあるようです。 しかし、どんな苦しみや難問も、 その時が過

「感謝と祈り」第707話

【倦まず弛まず】 「倦まず」(うまず)は「飽きない」ということ。 「弛まず」(たゆまず)は「心を緩めない」ということです。 一つのことを始めたら、途中でいやになって投げ出したりしない。 孜々として努力を続ける、その大事さを説いています。 人間の心が陥りやすい通弊を戒めた言葉と言えるでしょう。 住友生命の故・新井正明氏(名誉会長)は、『論語』の中で一番好きな言葉は 「無倦」だと言いました。 事実、氏は九十歳の没年まで、自己陶冶の道を歩んで倦むことがなかった。 こ

「感謝と祈り」第671話

安岡正篤師が若かりし頃の豊田良平氏(コスモ証券元副社長)に語った言葉が印象的でした。 それは次のような言葉です。 「賢(けん)は賢なりに、愚(ぐ)は愚なりに、一つのことを何十年も継続していけば必ずものになるものだ。 君、別に偉い人になる必要はないではないか。 社会のどこにあっても、その立場立場においてなくてはならぬ人になる。 その仕事を通して世のため人のために貢献する。そういう生き方を考えなければならない」 その立場立場においてなくてはならぬ人になる・・・安岡師がす

「感謝と祈り」第623話

私たちは、夢や希望を沢山持ち、それを実現するために努力する事が、人間として立派な事だと教えられて来ました。 実はそれは西洋の考え方が強いと小林正観さんは言います。 努力する事は、大変素晴らしい事です。 したい人は、どんどんすれば良いと思います。 でも、思いを持ちすぎると、執着が生まれて、そうならなかった時に、がっかりすることになり、悩みが生じて来るのです。 それを克服する為に、悩み苦しみをゼロにする方法が東洋的にはあるのだ、と正観さんは仰っています。 「思い」を持た

「感謝と祈り」第621話

人は普通、年をとるとともに停滞していくものです。 しかし、安岡正篤師は、何歳になっても生きているかぎり自分を新たにするという人生態度を一貫させた人です。 彼の言葉にこんな言葉があります。 「六十になっても、 六十になっただけ自己を変化創造してゆく。 六十にして六十化し、 七十にして七十化し、 八十にして八十化す。 生きている限りは創造変化してやまない。 これが自然の本体であり、 人生の本体である。」 (安岡正篤) 彼は変化創造という事を、大変重んじていた人だと

「感謝と祈り」第616話

私たちは小さい時から、親や教師に「努力しなさい」と言われて育ってきたのではないでしょうか? でも、死ぬ気で頑張るというのは、ちょっと意味合いが違うと賢者は言います。 仏教語に“精進”という語があるそうです。 「努力」の意味だと思います。 しかし、努力といっても、努力のしすぎは精進ではないのだそうです。 血眼(ちまなこ)になってする努力はいわば執念であって、仏教は不可としているのだと言う。 仏教で言う精進は、ゆったりとした努力なのだそうです。 ゆったりと、そして着

「感謝と祈り」第611話

《何かを努力している時にしあわせなら、あなたは成功しています。》 『東大教授で蓄財の神の格言「人生即努力、即幸福」 』より 人は自分の好きなことをするときに、能力を発揮するのだという。 心が喜びながら行動しているとき、潜在意識は成功を手助けしてくれるからです。 良い心の状態で成功に向かって前進していると、成功に必要な条件は自然と整っていきます。 成功者の話を聞いても、それは頷けます。 傍から見ればすさまじい努力をしているようで、本人は全く努力しているつもりがなく、楽

「感謝と祈り」第581話

【努力し続ける人に良き偶然が起こる】 今日は、福島正伸氏の心に響く言葉を引用させていただきます。 居酒屋でのたわいのない会話で、悩んでいたことが解決することがある。 電車の中吊り広告で、ほしかった情報を見つけることがある。 小さな取引からはじまった会社が、大切な得意先になっていることがある。 偶然はなぜ起こるのだろう。 実は、偶然が起こるまで努力を続けているのだ。 いつでも偶然は努力する人を待っている。 努力をし続ける人にとって偶然は必然。 『夢が現実に変わる

「感謝と祈り「第577話

鎌倉の円覚寺の禅道場の入口には板があり、次のように記されているそうです。 「生死事大(しょうじじだい) 無常迅速(むじょうじんそく) 時人(ときひと)を待たず 謹(つつし)んで放逸(ほういつ)するなかれ」 古来、禅者はこの言葉に自らを叱咤し、修行に励んできたといいますが、 この言葉はこの世に生を得たすべての人が 等しく心に留めるべき言葉でしょう。 いわば、この世に生を得たすべての人に 与えられた公案といっていいと思います。 書家の相田みつをさんは この言葉を

「感謝と祈り」第561話

天才じゃない人間が成功に近づくコツは、いたってシンプルだといいます。 それは、とにかく数をこなすことです。 確率が1%なら、10本打ったのではヒットは望めませんが、1000本打てば、10本は当たる計算になります。 でも、多くの人は10本、20本であきらめてしまうから、打率が上がらないのですね。 なぜ数をこなすのが大事かと言うと、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」からです。 どんな分野に於いても、最初は下手だったり、オドオドしていた人が、回数をこなせば、どんどん上達してい

「感謝と祈り」第523話

今日は人生を生きる上で大切な言葉、論語の中より抜粋したものを紹介します。 《子曰(しいわ)く、人の己れを知らざることを患(うれ)えず、人を知らざることを患う。》 (人が自分の価値を知ってくれないことを気にかけるよりも、自分が人の価値を知らないことを気にかけるべきだ。)という意味です。 人は自分の能力や力量を周りに認めてもらえないと、不満を抱いて、くよくよと思いわずらうものです。 誰かが先に出世して、ボーナスで差をつけられたりすると悔しく思えたり、SNSでいいねの数

「感謝と祈り」第504話

◆「凡を究めて非凡に至る」という鍵山秀三郎氏の言葉があります。 また、野球のイチロー選手は、「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」と言っています。 私はこのイチロー選手の言葉が大好きです。 朝のあいさつも、5分早く出勤することも、毎日たった5分の心がけが、10年、20年と続くと、とんでもないところへ行けるチケットとなるのです。 ◆そして、森信三先生は、仕事には3つの秘訣があるという。 1️⃣それが、思い切ってすぐ手をつける「即今着手」