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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
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2024年5月の記事一覧

「感謝と祈り」第727話

今日は、認定NPO法人アジアチャイルドサポート代表理事の、池間哲郎さんという方のお話を紹介します。 池間さんは、三十五歳の時、異国の貧困地域における深刻な社会問題について調査・支援を始めたそうですが、真剣に取り組むようになったのは、フィリピンのマニラに出かけた時だったそうです。 マニラにスモーキーマウンテンという 有名なゴミ捨て場があり、(今は撤去されていてないが) 池間さんが38歳の時に、青年会議所の広報委員として行く事になりました。 すると、衛生環境の悪いゴミ捨て場

「感謝と祈り」第726話

《万事入精(にゅうせい)》 この言葉を、知人から最近教えてもらいました。 あらゆることに、誠心誠意を尽くしていくという意味だそうです。 そして、「勤勉性」は「万事入精」と同義であるということです。 何事も疎かにせず、懸命に取り組む姿勢こそが、日本人が大切にしてきた特性であり、戦後の日本を経済大国へと押し上げた大きな要因ではないでしょうか? 安岡正篤師に「傳家寶(でんかほう)」と題する一文があります。 「事の前に在りては怠惰(たいだ)  事に当たっては粗忽(そこつ)

「感謝と祈り」第725話

この道一筋75年、和食の神様とも言われた道場六三郎さん。 今日は日本料理界の巨匠、道場六三郎氏の こんな言葉を紹介します。 「仕事にも人生にも締め切りがあります。 ですから、常に先を見通して時間を無駄にせず、一つひとつの仕事をスピード感を持って仕上げていくことが大事です。」 道場六三郎 (銀座ろくさん亭主人) 道場さんは、ご両親から二つの事を言われ、その教えを守り続けました。 父親からは、 「石の上にも三年。一度決めた事は石にかじりついてもやり通せ」と。 そして、母

「感謝と祈り」第724話

株式会社ヒトメディアの取締役で、実業家の森田正康氏は、 「何もしないことが一番損をしていることになる」と言っています。 つまり、何もしないことが一番のリスクだという事です。 何もしなければ、失敗もない代わりに、成功もありません。 リスクテイクとは、危険を承知の上、恐れずに挑戦することだと言います。 もし、麻疹の予防接種の副作用が怖くて、注射を受けなかったしたら、どうでしょうか? 確かに副作用で亡くなった人もいるのかもしれませんが、それは飛行機が落ちる確率よりも低いと

「感謝と祈り」第723話

東洋思想に基づく「リーダーシップ論」の第一人者で、沢山の経営者が教えを講う 田口佳史さんは、35才の時に初めて経営の神様と言われた松下幸之助氏にお会いしたそうです。 その時に田口さんが、 「経営者の条件は何ですか?」と聞くと、 松下幸之助氏は、「運を強くする事だ」 と仰ったそうです。 「では、どのようにしたら運が強くなりますか?」と矢継ぎ早に質問すると、 松下幸之助氏は、 「運を強くするには、徳を積むしかない」と答えたそうです。 ただ、Aさんに、良い事をしてあげだとして

「感謝と祈り」第722話

脳は否定語を理解できないという言葉を聞いた事はありませんか? たとえば、「黄色い象を思い浮かべないでください」と言った途端「黄色い象」が頭から離れなくなるそうです。 「思い浮かべないでください」という否定語はスルーされてしまうから。 つまり、頭に思い浮かぶのは「黄色い象」という単語だけなのです。 これを防ぐのに、斎藤一人さんは、大事な「単語」を何度も繰り返し言うのが効果的だと言います。 いわゆる自分に必要な単語を繰り返す「単語法」です。 勇気が欲しければ、「勇気」

「感謝と祈り」第721話

伊集院静氏は、子供の頃、ある同級生が母子家庭なのは、父親が人を殺して刑務所に入っているからだという噂を耳にした事があったという。 子供がついた嘘を本気にした大人が、周りに広めてしまったのかもしれない。 でも、その頃、それを否定することも思いつかず、家に帰って母親に話したら、 「そんな事があるはずがない。どうして、それは違うと否定しなかったの?」と酷く怒られたそうだ。 うわさになった同級生の母親は、手籠に入れた和菓子を行商で売っており、時折そのお菓子を母親は買っていたと言

「感謝と祈り」第720話

《成功する人は「ありがとう」が簡単に言え、 成功しない人は素直に感謝ができない》 「然るべきときに感謝を伝えることは、とても有意義な習慣だ。その見返りは計り知れない」 ロレッタ・ヤング(アメリカの女優) 人は誰もが認められたい、愛されたいと願っています。 それなのに、無視されたり、認められなかったりすると、もうそれだけで、自分の自尊心を傷つけられる事になります。 人が離婚したり、離職するのは、褒められたり、認められたりしなかったのが原因だという話を最近耳にしました。

「感謝と祈り」第719話

◆「野火焼不尽 春風吹又生」 (白楽天/唐の詩人) この詩は、野火に焼かれ、草木が一本もない焼け野原でさえ、 春になれば必ず新しい命が芽吹くという意味があります。 人生には様々な困難や問題がつきものです。 事業の失敗や盛衰。 愛する人との別れや死。 病気や金銭の問題。 職場や友人、家族との人間関係.… その人に起こる困難は、成長に必要な問題であり、 必ず乗り越えられる問題です。 そして、自らに課した問題でもあるようです。 しかし、どんな苦しみや難問も、 その時が過

「感謝と祈り」第718話

今日は、女優の樹木希林さんのお話をします。 樹木希林さんは2018年、75歳でお亡くなりになりました。 乳がんを患われ、その後全身に転移して、苦しい思いをなさったり、40年別居が続いた内田裕也さんが事件を起こすたびに、「救われたのは私の方」と言って対応されていたと聞きます。 その生き様は、私達に色々な事を気付かせてくれますが、その一部を紹介させて頂きます。(以下は希林さんの言葉です) 「もっと、もっと」という気持ちをなくすのです。 「こんなはずではなかった」「もっと

「感謝と祈り」第717話

「人生に感謝出来ないのは、赤信号を無視するのと同じ…」 これは、斎藤一人さんの言葉です。 そして、赤信号を無視すると、時には事故が起こったりして、とても危険な状態になると教えてくれます。 赤信号を守るのは身の危険を回避するのになくてはならない事だけど、自分の現状に満足しないというのは、信号無視と同じ事なのです。 一人さんは、今ある幸せに感謝するのって、赤信号で止まるのと同じくらい当たり前のことなんだと言います。 1日の中で、「現状に感謝する気持ち」と「不満や不安」が何

「感謝と祈り」第716話

「前頭葉が縮めば、意欲がなくなる。」 精神科医の和田秀樹氏は、このように仰っています。 脳にはさまざまな部位がありますが、なかでも私たちにとって重要なのは前頭葉なのだそう。 大脳皮質と呼ばれる脳の表面部分のうち、40%程度を占める前頭葉は「人間らしい機能を担う部位」なんだそうです。 それは前頭葉が「感情のコントロール」、つまり怒りや不安などを処理してくれる役割を担い、もう一つは「意欲」をうながす役割があります。 脳の中でもこの前頭葉が老化すると、意欲が低下し、感情のコ

「感謝と祈り」第715話

《他人より優れていることは、むしろ大きな欠点である。 身分や家柄が高いとか、他人よりも才能があると思っている人は、外見では分からなくても、心の中に「自惚(うぬぼ)れ」という悪が潜んでいる。 人から「バカじゃないか」と見られたり、ひどく非難されたり、災いをも呼び寄せる原因は、ひとえに、この慢心なのだ。 だから、「自分は優れている」ということを忘れるように戒めたほうがよい。》 (徒然草/第百六十七段) なぜ人より優れている事が、欠点になるのでしょうか? それは優秀な人

「感謝と祈り」第714話

今日はひすいこたろうさんのYouTubeを見て、取り入れていきたい言葉があったので、紹介させて下さいね。 ひすいさんをご存知の方も多いのではないかと思います。 今日は3秒で、幸せになれるという言葉というものですが、皆さんは何だと思いますか? そもそも人間の幸せ、不幸せは、現実には存在しないと言われています。 起きた出来事の中に幸不幸があるのではなくて、起こった出来事をどう解釈するか、人の心で現実の世界が変わるというのです。 では、もし、パラレルワールドに誘うような素