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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
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2022年12月の記事一覧

「感謝と祈り」第210話

今日は、私が今年、ベスト10に入る位心に残った言葉をご紹介致します。 それは萩本欽一さんの次のような言葉。 「自分で自分の才能を信じて行動するのって、一番運が向かないことかもしれない。 運というのは、自分の好きなところや得意なところにはない」 以前、萩本さんと一緒に番組をやったディレクターが、営業部に異動になり、なんでこんな部署になったのだと怒っていたといいます。 でもその方、どんどん成績伸ばして、営業部で出世しちゃった。 営業がとっても向いてたんです。 つまり

「感謝と祈り」第209話

多くの人は、いいことがあったら感謝したり、喜んだりする。 しかし、人生の極意を身につけている達人は、悪いことがあったときや、嫌なことがあったときも、それに対して感謝する。 そうすることによって、悪いことの連鎖が断ち切られるのです。 身に起きた嫌なことを、いつまでたっても愚痴ったり、嘆いている人は、その状態がさらに長く続く。 引き寄せの法則のごとく、嫌なことを呼び寄せるからです。 安岡正篤氏はこんな事を教えてくれています。 一、心中常に、喜神を含むこと 一、心中絶

「感謝と祈り」第208話

終身現役で、働き続けるために、田中真澄氏は3つの要素が必要だと述べている。 それは次のような事だ。 田中真澄氏は、後半の人生を生きるのに必要なのが他者からの支援を受けられる 「引き」だという。 「引き」とは人様からの引きだ。 第一は、サラリーマン時代に、他者のために尽くす「他者中心主義」の生き方をすること。 つまり徳のある人になる努力を惜しまないこと。 第二は、相手のために「まめに徹すること」。 良き人間関係を築くには、3まめ《口まめ(電話)・手まめ(便りまめ)・

「感謝と祈り」第207話

「人のせいにして豊かになった人はいないし、幸せになった人もいない。」 このように斎藤一人さんも言っています。 社会が悪い、政治が悪いと人のせいにして、文句ばかり言っていては、いつまでたっても幸せにはなれないのです。 そうではなくて、楽しんで仕事をする人は、神様に応援されると言います。 この世で幸せになるという、神様との約束を実行しているから、神様が必ず力を貸して下さるのです。 毎日楽しい事を考え、周りの人を喜ばす事を考えているから、益々幸せが手に入りやすくなるのだそ

「感謝と祈り」第206話

最近の世の中の流れを見てみると、人に対する関心が薄れ、耐える力が弱くなってきていると、専門家の人も指摘しています。 確かに、世界中で感染症や病気が猛威をふるい、人と会えない状況下が続くと、自分の事だけで精一杯というのも仕方のないことかもしれません。 でも、人は愛情が少なくなった訳ではなく それを表現する力が、少し弱くなっているような気がするのです。 では、どうすれば良いのでしょうか? それを解決する手段として、高野登氏は 「人にもっと関心を持つこと」が必要だと言います。

「感謝と祈り」第205話

精神科医で、心療内科医でもある川野泰周氏は、現代人の疲れは、心理的なものによる所が多いと言います。 それは「脳の疲れ」によるもので、休んでいても、いつも脳は別の事を考えて心配している「マルチタスクの疲れ」によるものだという。 次の会議では、何を発表しようとか、誰かに連絡しなきゃいけないとか、あぁ、これはこんな風にすれば良かったとか、休んでいても常に頭の中は、色んな事を考えているのである。 これでは、脳はいつもフル回転で作業をしているのと一緒で、休んでも休んでいないのと同

「感謝と祈り」第204話

誰もが知っている有名な建築家、アントニオ、ガウディが手掛けたサグラダファミリア教会。 今もなお、多くの人が働くこの聖堂の中で、最も長く勤務し、ガウディの右腕として働いた日本人がいます。 その方が、建築家の外尾悦郎さんです。 なぜ、外尾さんが、長くこの仕事を続ける事ができたのか…。 その理由が次の外尾さんの言葉に表れています。 「私自身の気持ちとしては昔から何も変わっていませんが、ただはっきり言えるのは、34年もあそこで仕事ができるとは一度も思わなかったということ。いつ

「感謝と祈り」第203話

■人間の体に栄養が必要なように、心にも栄養が欠かせません。 体の栄養は食物ですが、心の栄養は自分の得にならないことをやることです。 得することしかやらない人は、心の栄養が欠乏して人間が卑しくなるのです。 ■不合理で割に合わないことほど、将来よいことが起こる種まきになる。 逆に、自分の得になることばかりやっていると、長い目で見れば、良い事が起きなくなる。 これは、イエローハットの創業者の鍵山秀三郎さんの言葉です。 そして、鍵山氏は、 「誰にでも出来る簡単な事を、誰にも

「感謝と祈り」第202話

小林正観さんは、人生は「タテヨコ普遍の人格」を目指した方がいいですよと言われています。 タテヨコ普遍の人格というのは、年上に対しても、年下に対しても態度を変えず、 丁寧に対応し、いつも笑顔でいる事です。 有利な立場や優位に立ったとき、急に態度が変る(偉そうになる、威張る、横柄になる、尊大になる、傲慢になる、金遣いや言葉使いが荒くなる、一人一人を尊重しなくなる)人は、「業(ごう)が深い」のだそうです。 「業が深い」人は、その「業の深さ」を修正しに(この世に)出てきたらしい

「感謝と祈り」第201話

今日も「人と時間の縁」について、お話したいと思います。 人と時間の縁が合致しなければ、物事は簡単には動き出さないものです。 そして、「時と人の縁」とは、タイミングのことです。 たとえば、誰かと道でパッタリ出会うとき、それが1分でもずれていたら会うことはないですよね。 それは、就職も、転職も、結婚も、スポーツの試合の勝敗も、あるいは成功も失敗もタイミングで決まっています。 ちょっとでもタイミングがずれていたら、成功(失敗)していたかもしれない、ということが人生だからで

「感謝と祈り」第200話

時と人の縁はとても大切です。 中国には「物事は時と人が揃わないと動き出さない」という格言があるそうです。 「何かが動くのに、縁として“時”と“人”が必要だ」というのです。 この格言 をさまざまな状況で思い出して、ある程度納得し、心をおだやかに過ごすことが大切だと教えてくれた僧侶がいらっしゃいます。 それが、密蔵院住職、名取芳彦(ほうげん)氏です。 何かイベントに参加したかったのに行けないのは、他に用事が入るという時の縁が存在し、待っていた人が来なかったというのは、人

「感謝と祈り」第199話

今日は、森信三先生の言葉を紹介させて頂きます。 森先生の思想哲学の根底に流れるものに 「相対観からの解脱」という考え方があります。 それはこういったものです。 「私たちは、地位や名誉、  財産などあらゆる問題を  他の人と比較しながら  相対の基準で生きています。  その結果、嫉妬心や憎しみなど  様々な感情が生まれて  自他を蝕んでいきます。  ところが、比べることをやめることで  「絶対最上」になるのです。  自分が尊い人身を天から与えられた  唯一無二の最上の存

「感謝と祈り」第198話

「知らないことを知らない」というのは勇気がいることです。 こんなことを知らないといったら、バカにされるのではないか、とつい思ってしまいます。 逆に、知ったかぶって話をするのも問題で、特に、相手が専門家だったのを知らずに、生半可な知識でしゃべってしまうような時は恥ずかしい。 知ったかぶりは、偉そうな自慢話と同じくらい恥ずかしいもの。 いずれにしても、相手の話を最後まで聞くという傾聴の姿勢ができていないことが問題だと思います。 たとえば、人が話をしているのに、途中でさえ

「感謝と祈り」第197話

小林正観さんは「感謝」について、このように語っています。 ☘️「仮に、世の中の現象をなるべくプラスに評価するとします。 そういう精神状態を深めると、「イヤなこと」だと思っていたことが、実は感謝の対象であった(それがなければ自分が成長しなかった)ことに気がつきます。 自分にとって必要なことしか起きていないのです。 そう気がついて一つひとつの現象を見ていくと、本当にそうなっていることを発見し、いろいろなことに「感謝」できるようになります。 しかしある日、「感謝」している