頑張りすぎてしまう働くママへ

(2018年11月のメルマガより抜粋)

湯本の子どもは、2018年現在、小学校1年生と5年生です。

中国駐在から本帰国した時、上の息子は幼稚園年長の頃で、下の子は1歳になったばかりだったので、同居の母や父にたくさん助けてもらって、英語と中国語が使えるパートの仕事を始めました。

あれだけ「実家と同居は・・」と思っていた私も、日本での生活を考えた時、頼れるところは頼ろうと覚悟を決めたのでした。

駐在前はフルタイムで働いていたのが、駐在先で家族との時間を大切にしたいという価値観が深まり、本帰国後はフルタイム職ではなく、自由が利く、かつ自分が活かせるという観点で仕事をしていました。

それでも家族に協力してもらい「働かせてもらっている」という感覚があったので、仕事に行ってる以外の時間は、最大限有効活用しようと、子どもの勉強に付き合ったり、子どもの読み聞かせは毎日したり、出来る限り家事を手伝ったり、幼稚園PTAの仕事をしたり、家族のことが全部終わって子どもが寝たら自分が学びを深めるためにコーチングの動画を夜な夜な見ては勉強したり、ホント、コトバの通り、1分1秒ムダにしないで過ごしてました。

スケジュール詰め詰めが好きで「何でもやってみて」「どんどんやるから慣れてくる」「そこからどんどん善くしていく」だから立ち止まらず前に進み続ける・・湯本はそういう質ですね。

勇気づけメール読者の皆さんにも同じようなタイプの方多いかもしれません。

今年になってね、子ども二人とも小学生で送り迎えがなくなり、大分自由な時間が増えたんです。

この夏、私の中である意味「移行期」があり、(私にとって)大きな勇気をもって3か月間ほど「何もしなかった」のですが、この秋くらいから、やりたいコト、ワクワクするコトが見えて、またまたここのところ、日々の生活をせわしなくしています。

そんな「忙しいの大好き」「成長していくの大好き」な湯本が、今、マインドフルネス瞑想の学びを深めています。

そう、何もせずにただただ座る「退屈」で「時間のムダ使い」にも思えるマインドフルネス瞑想。

近いうちにその指導者の資格を得る予定ですが、日々行うマインドフルネス瞑想のトレーニングでいかに今の私の生活がせわしないかということをひしひしと感じます。

やりたいことやワクワクすることで忙しくせわしなくしていることをイイ悪いと言っているわけではなく、やっぱりこの状況は落ち着いてないなと。

こういう「やりたいコトいっぱいある!」「今の自分イキイキしてる!」という状況にこそ、マインドフルネスの状態である「今ココを感じる」「自分のしていることに心を行き渡らせる」ができたら本当の意味で「本質を捉えた生き方」「地に足がついた生き方」になるのではないかと思ったのです。

先週のマインドフルネス瞑想のトレーニングの際、眠気がひどく、瞑想(メディテーション)自体を苦痛に感じてしまいました。

これから指導者を目指しているのに苦痛に感じちゃうっていうね(^^;

でも今週、長めにメディテーションで全然長く感じなかったことがあって・・・

その違いは何かと辿っていくと「私は頑張りすぎてたんだ」ということに気付いたんです。

先週の自分は、マインドフルネス瞑想の先生になるのだからメディテーションプラクティス(瞑想の練習)の内容がムダにならぬよう「正しいやり方をやらなければ」「イイ座りの時間にしなければ」と肩にチカラが入りすぎていました。

今週の自分は「呼吸に意識を向ける」が出来ても出来なくても、眠くなってボーっとした時間があっても、それも自分、それに気付いて戻れたら、もうそれ自体、マインドフルネスを体験してるって思えたんです。

これは、もちろん、マインドフルネス瞑想のトレーニングだけに言えることではなく、日々子どもとちゃんと向き合おうと思い、スキマ時間を活用して自らの勉強も励み、そして働く時間を確保して自分を活かしている。そんな働くママの生活の一コマ一コマにも言えることじゃないかなと思うんです。

単に「頑張りすぎーもっと肩のチカラを抜いて」という感じよりも、「自分の今の状況を客観的に眺められる」そして、「その時に見えた自分をイイ悪いでジャッジせずそのまんま両手を広げて受け止める」

そんな感じです。

1分1秒を惜しむくらい忙しく前に進むのが好きな私が、この一見「退屈」で「ムダ」な時間に思えるマインドフルネス瞑想による身体感覚が非常に重要と感じているという。

一見、相反しているようにも思えることが、実は「頑張りすぎるママ」が一皮むけて、確固とした「自分軸」を持ち、自身の「本質を追求」するうえでなかなか大切なことなんじゃないかなと思うんです。

ここのところ、この勇気づけメールでお伝えしたいことが上手く言語化できず、ちゃんと皆さんに届いてないかも・・・と思うこともあるのですが、これさえも「これが今の自分」と受けとめてあげることにしています。背伸びしたくもないですしね^^

というわけで、頑張りすぎてしまう働くママにこそ、このマインドフルネス瞑想を自分のものにすることを強くオススメしたいのですが、忙しくガンガン前に進むママほど、マインドフルネス瞑想は「退屈」で「ムダ」に思えて「苦痛」になる可能性大・・・

だからこそ「退屈キライ」「ムダもキライ」代表の湯本自らがマインドフルネス瞑想を取り入れ、本質を追求していく生き方を体現していければと思います!

あなたもよかったらマインドフルネス瞑想、日常に組み込んでみませんか?

「もう人と比べるのは卒業して自分軸をつくっていきたい!」という駐在ママを全力で応援しています!

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