旅先では敢えてぼったくられよう(笑)

(2019年4月のメルマガより抜粋)

子どもの春休みに合わせてフィリピンはセブ島へ行ってきました。

・直行便で行ける

・物価が安い

・プールとビーチが楽しめる

ということで、今回セブにしましたが、思ってたよりも空港からホテルまでの道中のローカルっぷりが激しくて、色々考えさせられました。

3月末のセブは快晴続きで、かつ湿度が低くてカラッとしてとても心地よい暑さでした。

今回、ちょっと長め滞在にしたので、ホテルの敷地内だけというのももったいないと思い、食事はホテルの敷地外へもちょいちょい足を運びました。

で、何度も行ったことがあるとか、住んでいたことがあるとかなら、余計な心配もせずに交通手段を使ったり、食事の場所を選んだり出来るかと思うのですが、旅行って、初めて訪れるところだと果たしてこれは相場なのか、それともぼったくられてるのか、考えてしまうことってないですか?

学生の頃にはバックパック旅行もしていた湯本にとっては「旅行=ぼったくられてなるものか」みたいなところがあって(笑)、例えばタクシーなら乗る前に交渉するとか、メーター確認するとか、出来るだけのことをしようとする自分がいました。

が、いつからか「損してもイイじゃん」と思う自分が多くを占めるようになってからは、旅行先で多少損しても気にしなくなってるということに気付きました。

ホテルの敷地から外に出た時の最初のタクシーではメーターがついてたけど、初期料金がめちゃくちゃ高かったし(でも、それが高いと知らなかったとか)、観光客向けのレストランでは日本と変わらないくらいの料金だし、ホテルのコンシェルジュのようなところで近距離のレストランへの足を相談したら「タクシーは不当に高い料金を請求されるから」と近いのにホテルの車を勧められ、そのホテルの車が不当に高い料金だったし(笑)

なんだかね、ちょっと笑えてきます。

最近、自分の中の感覚で「自分が損する(多く払いすぎる)」=「誰かにお金が落ちる(渡る)」ってイメージがあって、あまり「多く払いすぎる」ことに痛みを感じないようになってきました。

最近は独身時代のバックパックではなく、子連れで安心安全な旅行を重視でお金を多く払うことでスムーズにいくなら・・・と考えるということもありますが、以前の「ぼったくられてなるものか」って自分のモノをギュッと握りしめて絶対に誰にも渡さない!って感じなのに対して、今の「必要だったらどうぞ」は「ある」を知っているから、チカラ入れて握りしめずに周辺視野広く見れる感じ。

コレ、タクシーのみならず、ホテルの敷地内でも感じて、プールサイドチェアも使いやすい場所や日陰の場所などはホテル客同士の取り合いになりますが、例えば、いい場所取れてたとしてもちょっと休憩で部屋に帰るなら、そこに荷物を置いて帰るのではなく手放して他の人に譲るとか。

いわゆる「コレわたしの!」と自分のところに囲みこむのをやめてみる。

「コレ取られたら困る=わたしには、ない」ではなく、「わたしには、ある」を意識する。

そしたら「イヤだな」と思うことも、「怖いな」と思うことも、グンと減って生きやすくなると思います。

今日はセブ島で感じた「あるを意識する」についてシェアしました♪

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