6月5日の私について
こんばんは。
今日の私について振り返る。
6月5日、大阪府の天気は晴れ。マジ晴れ。
朝は涼しく過ごしやすかったが、昼は「さては夏か⁉︎」というくらいの
日差しで暑かった。夕方から少し風が吹いて涼しくなった。いい夜。
さて、今日の私は。
まず朝はカラスに起こされた。
隣の空き家に面していて、目の前に電線が通っている自室はカラスの井戸端会議場所。7:30くらいまでは気を使ってくれているのか控えめなのに、8時をすぎると途端に大声になる。
起きる。
まあ、全然いいよ、起きようと思ってたし。
でもせっかく何の予定もない休みなのに
という思いと
どうせ今日も憂鬱と戦うんだろうと悲観的になって
と布団の中でダラダラしつつ
9時 起床。
犬、7歳のチワワ。今日も元気。えらい、素晴らしい。
朝ごはんは、母がゆで卵を作っていくれていた。
ゆで卵と、白ごはん。
白ごはんにゆで卵をみじん切りにしてのせ、マヨネーズと醤油をかけて食べた。朝から重め。
洗い物は私の担当。食洗機に入れながらぼんやり考え事をする。
「今日は昨日より憂鬱が少ない。なんか心の調子がいい気がする」
今日の自分の輪郭が見えてきたのが洗顔後。
昨日までどん底ぐらいにBADで鬱だったので、はあ、やっとかと自分でもホッとする。人間の形になってる、大丈夫。
ここで大切なのは焦らないこと。何度もこのリスタートで全力スタートダッシュするという愚かな行為で自分を苦しめてきたので、さすがにわかる。
こういう日はまず本か映画かゲームか散歩。無理に大学の創作課題のことは考えない。
というわけで近所の書店に行った。
久しぶりの外(一週間以上引きこもって鬱々としていた)に出て
全くの他人、生きている人を見て
「おっし、帰ってきた、この社会の人間です私は」という顔ができることに安心した。
鬱が酷かった時、字、文章が全く読めなかった。その傾向は今もあって
BADの時はんど同じ文を読んでも理解できずパニクる。から、本や文章を避けがち。
でもこういうリスタートの時は逆に活字に救われることが多い。
ゆっくり書棚をまわって新刊から好きな作家の好きな本の文庫本化を見届けて、またいろんなコーナーに。
自己啓発のかっこいい言葉とコピーからモチベーションをつまみ食いする。
やるぞと決めた韓国語入門書、30分悩んで今回は、今日のところは見送る。いや、やるし、絶対やるが、しかし、だが、今日は見送る、まあ、うん。
気がつけば2時間も滞在していた。レジに並んだ途端に空腹に気づいた。
買ったのは
「君を守ろうとする猫の話」夏川草介
「20代で得た知見」F の2冊。
「〜猫の話」は前作の「本を守ろうとする猫の話」が何度読んでもボロボロ泣くくらい好きだったので待望の続刊。しかも本棚にラスト一冊。
この日のために多分私はしばらく病んでたんだともう。嬉しい。
「〜知見」は友人が読んだと言っていて気になっていたのと、章細かく区切られていて読みやすそうな構成に惹かれて手に取った。
帰宅、遅めの昼食は昨日の晩御飯の残り。豚肉の甘酢あえと納豆ご飯。
早速本を読みたいが、回復したモチベーションそのままにいったん大学の課題。
そしてnoteを始めた。面白い、突拍子がなさすぎる。
書けば書くほど頭が整理できる。言葉は吐き出さないと排水溝の髪の毛みたいに頭の中でドロドロになって絡まってうまく出なくなり、自分の首を絞めるものになってしまう。続けような、自分。
「君を守ろうとする猫の話」を読む前にやはり前作を読み直そうと、
「本を守ろうとする猫の話」を読んで夕方に。
晩御飯は特に焼きなすが美味しかった。大きくて味が濃く、なすびの本気を感じた。ありのまま料理した母にはきっと大きく凛々しい姿の彼へのリスペクトの念があったんだと思う。
男子バレーを母と大興奮で見て、犬に晩御飯をあげる。えらい
偉すぎる、よく食べた。素晴らしい。
総じて
今日はなかなかいい日だった。どおろどおろだった私の形はちゃんと人型になった。今日のところはこれでいい。
自分を責めるのに使いすぎて消えかけていた言葉も本と本屋、他の人にふれることで補充できた。本当に、良い。
今日は自分のことを見直しながら言葉というガソリンを入れてまた歩き出せるようになるために必要な日だった。
お疲れ様でした。
今日はまだ生きてますがそちらはいかがですか。
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