え?なんか私悪かった?と自分を責める前に
ボーダーとモラハラの気質を持つデザイナー2人に関わり、ものすごくメンタルをやられています。
ことは3ヶ月前、新規ウェブサイトを作るため、某クラウドソーシングサイトでデザイナーを募集をした。何人もの応募をいただいたが、中でもとても愛想の良い、デザインもまあまあ良いかな?と思えた一人の女性にお願いすることにした。
さっきも書いたが、彼女は丁寧で愛想も良かった。仕事が決まるまでは。
いざ仕事が始まってみると、連絡が遅い。デザインの納品は2週間もあればいけるとは思っていたが、もう3週間。いくら待ってもこない。催促すると、なんと「入院してました」「2週間前にメールしたつもりができてなかったみたいです」と言われた。3日後にデザインが上がってきた。しかし、これ、おそらく私が催促してから3日でやったよね?という出来だった。しかも指示と違う。間違い多い。。「え〜と、これ、ここ、直して欲しいな。。イメージとちがうというか…」初めての仕事相手ということで私も丁寧に伝えた。しかし彼女は「え〜?そうですか?」との返事。「(え!このクオリティでいいと思ってんの?)。。あ、あとここ違うんだけど」。。「あ、はい、直しますね」「(え?謝らんのか?)」。今思い出してもムカムカするやりとりが何度か続いた。
その後も彼女は連絡をくれないことが多くなり、最終的に「(そんなに返事が欲しいなら)この案件はできないと思うのでお断りしてもらってもいいですよ」的なメールがきた。言ってはなんだけど、1週間返事こないんですよ。電話もしたけど、それも出られませんだって。
最終的に彼女とは、途中解約することにした。今着手してもらってるところを納品してもらって終わりにしましょうと。ただ、それがどんな出来に上がってくるかわからなかった。言っちゃ悪いが納品物に間違いが多い。なのでそれを確認できるまで金額は保留にさせてもらった。すると彼女は「金額を言ってくれないんじゃ渡せません」と言ってきた。まぁ、言い分もわからなくもないが、信用度の低い彼女に言われるのは癪だった。
私はモヤモヤが溜まって、カウンセラーに相談した。先生は、「それはボーダーだね。表づらはいいんだけど、突然悪い方に豹変するんだよね。話を聞く限り典型だよ、その人。」と言っていた。
「(そうだったのか、、。)」
「うめこさん優しいから、多分標的になったんだね。でもね、彼らって自分が悪いなんて思ってないんだよ。自分が正しいと思ってる。だからうめこさん自分が悪いとか思ってるでしょ?」
「え、思ってます。」
「もうね、淡々とお金渡して蹴りつけたほうがいいよ。変にへりくだらなくていいから。」
先生の言葉で腹落ちした。そうか、だから理解しようと思っても無理が生じたんだ。理解しようと思わないことが大事なのだな。
先生の言う通り、早くこの問題から離れるため、また、お金が足りないから納品できないとかごねらないよう、ちょっと高めの金額を提示しメールた。彼女は納得したのかしないのか、検討しますということと3日後くらいに納品する旨を伝えて下がって言った。
さて、納品日。彼女からきたのはデータではなくて「身内がお葬式になりました。忙しいので今日は納品できません」とのメッセージ。「(え?お葬式ってそんなに早く決まるの?この間、3日後に納品するって言ってたよね?)」
こんなバレバレの嘘をつくなんて、こいつ流石だ・・・!
私は「お悔やみ申し上げます。ご身内のご不幸とあってはお辛いことと存じます。大変な時期かと思いますので落ち着くまでゆっくりしてくださいね。」と返した。
それから約3週間、お葬式からだいぶ経つが、落ち着かないのかデータをあげてくれない。
もう、私もデータが来ることは期待しておらず、裏で別の人に引き継ぎをお願いしていたのでデータはどうでも良かったが、お金いらないの??というモヤモヤは残った。
さて、その後、私は別のデザイナーにお願いすることにした。デザインもうまかったし、良いクオリティのものに仕上がるだろうと思った。他のデザイナーの引き継ぎの中途半端な案件ということで最初は難色を示されたが、ぜひともと頼み込み、お願いすることにした。ただ、細かい?ちょっと神経質な感じはした。
ズームで会議をし、まあ、好青年に見えた。物腰も柔らかそうだったし。
だが、仕事が始まってみると、その細かさや神経質さは加速した。クライアントがある要望を言ってきた。個人的に、面倒臭いなと思う要望だったが、デザイナーがというよりはどちらかというとコーダーさんが大変になってしまう要望だった。そのデザイナーも断固拒否してきた。絶対無理です、と。
私はコーダーに確認をとった。彼の答えは「全然できますよ」とのこと。それをデザイナーに伝えると「もう、この案件はできません」と言ってきたのだ。
もう、目が点になった。1度ならず2度までもデザイナーに裏切られるとは。
私はまたメンタルふらふらになりながら、承諾した。そして、え?そんなにかかる?っていうかそんなに仕事したあんた?というような金額を請求された。
私はまたカウンセラーに電話をした。
「あー今度はそれ、モラハラね。仕事はできるんだけど、人間的に問題があるんだよね。離れたほうがいいよ。」
「また。。。先生、悔しすぎて涙出てきます。苛立ってろくに眠れませんでしたよ。仕事してても奴の顔が浮かんで来るんです」
「でも彼らは自分が悪いと思ってない。理解できないから、理解しようとしないこと。原因は向こうにあると理解すること。」
「そんなすぐに割り切れません。。」
「もうね、慣れ。場数。カウンセラーもね、ボーダやモラハラに潰される人多いんだよね。僕はそういう時期は超えたけどね。うめこさん、こういう人たちに飲み込まれやすいから気をつけて。さっさとお金払って引き取ってもらおう。」
そんなこんなで、さっさとお金を払って引き取ってもらった。
デザインの上手い人だっただけに惜しかったが、よくよく考えれば、婚活時代も素敵な男性と思って付き合ったのにひどい扱いを受けたことは何度かあった。そうか、私はのみこまれやすいんだ。
私は心理学に明るくないので「モラハラ」「ボーダー」に苦しむ人を傷つける記事になってしまったかもしれない。
ただ、苦しむ人もいればそうと知らず苦しめられる側にきてしまうこともある。私は本当に泣いたし、お金もすごく無駄にしたし、メンタルも大変だったし、トラウマになった。
でも、大切なことは、自分が悪いのかな?と自分を責める前に一度、相手がどういう人か考えてみることも悪くないと思った。
世の中にはいろんな人がいる。だからこそ、その世界で生きていうためにはこういう処世術も必要だと思った。
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