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人類学の視点

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人類学者の記事や、人類学的な視点から書かれたものから世界をなまざすマガジンです。
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#文化人類学

もしもスクラムマスターが人類学者になったら。

はじめまして、メッシュワークでアシスタントをしている井潟です。 メッシュワークがビジョン…

社員と組織を変化させる「人類学的なものの見方」

「人類学的なものの見方」は組織や人にどんな変化をもたらすのでしょうか?マガジン「人類学者…

態度リサーチ#1 「学びえぬものをいかに学ぶか」について、人類学者に聞く

この記事は、2021年2月4日、オンラインでおこなった表題の公開トークを再構成したものです。1…

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これから人類学にふれる人へのおすすめ本(ここ最近でた本編)

職場の人から「人類学にふれる際のおすすめ本ありますか?」と問われた。けっこうむずかしいリ…

フィールドワーク人生の原点

自己紹介と、これからしようとしていることをまとめたnoteを書こうと思ったが、なかなか筆が進…

もしあなたが、ぶりを一本もらったら

「鰤(ぶり)の半身返し」という言葉を聞いたことがありますか? 私は石川県加賀市の出身です…

遠い島の友を失った日のこと #1

物理的にでも、精神的にでも、誰かを失ったとき、まず圧倒的に押し寄せるのは、もちろんその人と過ごした時間の記憶だ。けれどそこから連鎖するようにして、また何か別の、深い喪失の記憶にとらわれることもある。 今日、ふと、サネのことを思い出した。 初めて会ったとき、サネは19才で、私は24才だった。いや、初めて「会った」と書いたけれど、「私が彼女をじっと見て、彼女はそんな私を察知した」というのが適切かもしれない。そのときの彼女は、身体じゅうから警戒心の強いオーラを発し、周囲というよ

遠い島の友を失った日のこと #2

あなたは異国の病院で眠った経験があるだろうか?ベッドではなく、その床で。私はある。 1回…

遠い島の友を失った日のこと #3

自分のフィールドワークがちっともうまく進まないなかで、不定期であれ入院中の友人の見舞いを…

「学びえぬものをいかに学ぶか」について、デザイン研究者に聞かれた

もう3ヶ月ほど前になりますが、デザイン研究者の上平崇仁さんにインタビューをしていただきま…

裁判の傍聴に初めて行ってみた

みなさんこんにちは! 架空の大衆へ呼びかけてしまうのは、古のネットユーザー故でしょうか。 …

そこに身体と感覚があるのなら

コロナ禍における欲望と葛藤ああ、どこかへ行きたい。普段より大きな荷物をよいしょと抱えて、…