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日記

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日記をまとめていきます。これはとてもプライベートな経験の記録です。
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2024年1月の記事一覧

「東京はとても明るいから、道で本が読めるんだよ」とか言ってる場合ではない

「東京はとても明るいから、道で本が読めるんだよ」とか言ってる場合ではない

街灯、コンビニ、道路工事、ロイヤルホスト、防犯のために入口だけ電気がついたままの家具屋、マンションのエントランス、大きくあかるい看板、自動車のライト

東京はとても明るいから、道で本が読めるんだよ。

と、詩的なことを書こうと思ったのに、家まであと3分を切ったところで、お腹に違和感を感じ始めた。

え、まさか、いや、この距離なら間に合うはず。

あの角を曲がりさえすれば。でもあの角から家まではまだ

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旅っぽいことを考えたりしてみる

旅っぽいことを考えたりしてみる

はりいしゃという名前の家を出て、「蒲生」というバス停に来た。5分ほど前にバス停に来たはずだが、定刻になってもバスが来ない。時刻表を確認してみるが、間違っていないはずだ。まあ、そのうち来るかなと思って待ってみる。水の音が道路の側溝から聞こえる。山からの水が常に流れているのだろうか。水の音はいい。いつ聞いても水がそこにあることを伝えてくれる。

バス停の標識は手書きである。3本の水仙の花と、夕日のよう

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レシートへの祈り

レシートへの祈り

クリーニング屋のレシートが落ちていた。

そういえば、数日前にレシートを集めた人の話を聞いたのだった。私も拾ってみようと思い、少しレシートを開いてみた。

レシートは車に一度踏まれたようで、ピッタリと折られ、アスファルトの形がレシートにうつっている。半分開いたところで、なんだか覗き見をしているような気分になり、閉じた。

「入会金200円」と書かれていたので、初めて訪問するクリーニング屋だったのだ

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「バス来たね」「はい!」

「バス来たね」「はい!」

朝?4時に起きてしまう。ここは秋田駅前のホテルだ。昨夜の酒が悪さをしている。もう最近たくさんは飲めなくなった。コーヒーも1日2杯、酒も2杯が限界だ。最後の居酒屋で自分の皿に乗せた料理を食べられなかったことを今でも後悔している。美味しかったのに。ここまでは手書きで書いたが、鬱陶しくなってしまってタイピングに切り替えた。ああ、PCに最適化された身体。なんということだ。

朝早く起きると、どうしても暗い

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