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【2017.01.30】自宅軟禁、オイルチェンジ、Into 絵文字遊び Void(2,865)

妻は今日も作業部屋に早朝から閉じこもり、納期の迫っているプロジェクトで自宅軟禁。

土日は仕事用のメールアドレスやソーシャルメディアから離れ、必然的にコレスポンダンスが溜まる為、私も月曜は似たようなモンだが、妻の愛車がいい加減オイルチェンジを迫られていたので、近場でそれを行ってくれる店を探した所、ちょうど徒歩でも行けなくもない場所に1軒、評判の車屋が見つかった

徒歩で行ける、とは言え、片道で20分ぐらいはかかってしまうし、車なら3分の場所なので、オイル交換中のピックアップとドロップオフは私も手伝う。

オイルチェンジは目安として、草稿距離が5,000マイル(7,500km)に到達する前に行うのを、どのメカニックも勧めてくるし、妻の乗っている2014年モデルの新車はその辺もすぐに自動通知してくれる。何でもあと400マイル程で前回のオイルチェンジから5,000マイル到達との事で、現在のクライアント先である(妻の会社は、プロジェクトごとに社員の派遣先を変えてくる。州知事も居るサクラメントのように、飛行機を使わないと行けない場所にも、年に一度は向かわされる)ダウンタウンLAまでだと、往復で50マイルは1日に使うから、自宅待機で仕事を進めても良い今日のような日にオイルチェンジを逃すと、結構面倒な事になる。

オイルチェンジ自体は、担当メカニックの混み具合にもよるが、1時間もあれば仕上げてくれる。相場は、$40前後。今回訪れた店も、さすが評判が良いだけあって、対応も早く、値段も税込で$35程度との事。

エンジンオイルは、人間で言うと血液に当たるそうなので、定期的な交換とそれに伴う出費が、車持ちには不可欠となってくる。まあ妻の場合、もしダウンタウンLAみたいな往復で50マイル離れた場所だと、単純計算で5か月ごとにオイル交換を強いられる計算。私もそれだけの距離の場所に仕事で通っていた時期は、1年に2回はエンジンオイルを交換していた。

とりあえず、徒歩でも向かえる場所に、良心的な店があったのは、有り難い。何だかんだで現在の住む街は、生活に必要な物を売る店の数々の大半が手の届く距離にあって、とても助かっている。

午前中に溜まった仕事を片付けながら、何となく気が向いたので、プライベート垢に中身のまるでない、絵文字付きのツイートを、1日が終わるまでに3ケタ届くぐらい投げてみる事に。

夕食前に3ケタを超えたので(昨日の段階でツイート数が2804→いま2906なのでこのアップロードを通知したら2907)、振り返ってみたが、人間、ここまで中身の無い一言を投げ続けて、時間を浪費できるもんなんだというのが、見事に証明されている。昼にうどん食っただとか、心底どうでもいい。だがこれがタイムライン上で流れてきたら、つい目を通してしまう辺り、ツイッターは人間の持つ反応の真理を突いているんだとも思う。

自分にとって何か得るものがほぼ皆無にも関わらず、時間の流れも今日はやけに速く感じた。正に、虚無へようこそ

一応まあ、仕事とはいえ、絵文字を使ってコミュニケーションを取るのが日常化すると、プライベートでも普通に絵文字を使えていて、自分でも笑える。人間、結構何でも、対応できるものだ。

そういえば前に知人と雑談をしていたとき、「年下の異性とタワワワイもない、サシのコミュニケーションが取れる、ってどういう仕事なんですか!?」と言われて、そんなの殆ど意識してなかったから、結果的に気付いたらそうなっていたとしか言えなかった。どうやら社会人LO(Lovely Ojisamas)にとっては、ピーター・ビョーン&ジョンの名曲ではないがヤングガールズと、メッセージのやり取りをするだけでも権威というか他のLO共を出し抜くプリビレッジになるみたいだ。みたいな。みたいね。そうなんだ。そうか。

私と言う人間が昔からまあ、出会い厨ではなく、リアル出会わせ厨というか、ちょっとでも縁がありそうなひとたちの背中をガンガン押すし、それを自らも楽しんでいる部分は当然、ある。一見、接点の無さそうなひとたちが集まって共鳴したりする事で、それまでには無かった発想や事象が案外、生まれたりするもの。そこには年齢・性別なんかは特に、関係ないと、思うんだけどね。

ンデま、大した話しじゃ、ないけど。

ツイートでも昔話を掘り起こした、私の学生時代の友人で真面目な好青年のササキくん、たまたま私が当時通っていた大学で知り合ったショートカット女子のイトウさんを、何となく心に余裕があったので彼に紹介したら、2006年の辺りで結婚してやがりましたよこいつら。当時私はアメリカでの学生生活も大詰めを迎えていて、招待された結婚式にも行けずじまいだったが、幸せそうな二人の写真をメールで送られたりもして、もし私がこの時に今の妻と仲睦まじくなかったら一生呪ってやるところでしたが、そこはちゃんと大人の対応と祝福を送りつつ、この2人は今でも良い夫婦関係を保っていると年明けの年賀メールで貰ったし、もうホントね、私はどんだけ、カップルを成立させてきたんだろうかと。別に私は今の妻に不満なんて一切無いが、こうまで他人の幸せを助けていると、サイレンスで苦悶し続けるアンドリュー・ガーフィールドみたいな気分というか、な。

誤解の無いように言っておくが、幸せになったカップルを別に私は呪ったりするような狭い人間ではないし、そもそも私が少しでも嫌悪感を抱いた人間たちは絶対に会わせないが、言語不能な感情が入ってしまったので、話しを戻す。

私の経験上、アメリカって大きいですね~、ピザやバーガーが超美味しいよ、うわぁ食べてみたいです~、みたいな他愛もないやり取りだけでなく、かなり真面目な相談も普通に受けるので、そうした場合は年齢を重ねているのを示すべく、その若い子たちが知っている事は知っていて当然、逆に「何でそこまで知ってるんですか!?」と思わせるぐらいの意識は、常に心がけている。

昨日相談を受けた、20代半ばの青年なんかも、社会人を数年経験しているパターンで、文字通りの24時間労働に勤務(朝8時から次の日の朝8時まで働き、2日休んで、再び朝8時から翌日の朝8時勤務という、本当に特殊な仕事)しているという、珍しいひとだったが、私の学生時代や会社絡みの話しを振ると、やはり大いに盛り上がるものだ。留学の相談云々でも結局、2時間以上ノンストップで、色んな事を話せた。とてもこれが初めての会話とは思えないぐらいの密度だったが、話しを相手に合わせるのに常に集中できるのが、恐らく私の強みだとも思う。

まあそんな具合に、今年もあれこれリアルでは、面白可笑しいけど唯一無二の人間関係を、築いていければ、だね。こんな大胆な事はあなたにしか出来ません、と良く言われるようになったが、逆にそう言われて初めて自分にそういう能力(話しの巧さ)があったのに気付いたぐらいだし、私のそうしたスキルを指摘してもらえるのは、自分への自信にもそのまま繋がってくれるから、非常に有り難いものよ。何となくキリが良いところでこれをオンライン投下、夕食の支度へと向かう事にする。