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初めてのハローワーク

こんばんは。ユミです。前回は、4月(もう明日ですね?!つまり今年の1/4が終わったということ?はやっ)から大学院に通うことになったことを書きましたが、その続きで。お世話になる社会情報大学院大学の広報・情報研究科は、厚生労働省の教育訓練給付金(専門実践教育訓練)の対象講座に指定されています。ということは・・・会社員として対象になる私たちには、最大112万円(!)が給付されるんですね。これは大きい。もらわないと損。その手続きで、馴染みのなかったハローワークに2回も行ったので、覚えているうちに記録しておきたいと思います。(そして目次も初めて使ってみます)

教育訓練給付金とは

教育訓練給付金とは、キャリア形成のための学費の一部を、国が助成してくれるものです。一般教育訓練給付金(経費の20%を助成。ただし上限は10万円)、特定一般教育訓練給付金(経費の40%を助成。ただし上限は20万円。ITパスポート試験や一部の指定された講座など)、専門実践教育訓練給付金と、学ぶコースや講座、学校によって、現時点では3種類あります。私の場合は、通う講座が専門実践教育訓練の対象講座ということで、こちらの手続きを行いましたので、その内容をご紹介します。

給付を受けるのが初めての方は、会社員として雇用保険に2年以上加入していればOK。過去に支給を受けたことがある方は、雇用保険に通算3年以上の加入と、過去の受講開始日以降の支給要件期間が3年以上、という縛りがあります。いずれにしても、企業の経営者は雇用保険に加入できないので、対象外となりますので、これは会社員の特権ですね。また離職している方も離職後1年以内なら対象になるそうですが、支給額が変わってくるようですので、そこはご注意ください。

手続きのタイミングに注意

気をつけないといけないのは、ハローワークの手続きを始めるタイミング。
基本的に、受講開始予定日の1か月前までに、自宅所在地所管のハローワークでの手続きが必要です。
私の場合は、4月からの受講開始の1か月前、というと3月1日には手続きを済ませてないといけない計算に・・・。募集要項を読んだ時点で、出願する前、もちろん試験前に手続きしないと間に合わないと知って驚きました。
焦ってハローワークに電話・・・をしようにも、私の住んでいる市の名前のついたハローワーク自体がない💦ハローワークって、全部の自治体にあるわけではなく、近隣の市町村いくつかを、所管のハローワークというのがあるんですね。すみません、無知でした。まずは皆さん、自分の住んでいる住所の所管のハローワークはどこか、から調べましょう。

で、私の場合は、隣の市のハローワークというのがわかり、電話で必死に、「合格発表も3月下旬で、試験もこれからで、合格できるかも分からなくて💦」云々カンヌン必死に説明したら、「それじゃあ、合格がわかってから、3月末までに来てくれればいいですよ」と優しいお言葉。実はハローワークによって、または担当者によって、受講開始1か月前までという締め切りも、多少融通が聞く場合もあるようですので、時間がない場合も諦めずにトライしてみましょう。

まずはキャリア・コンサルティングから

ただ、ハローワークに行く締め切りは少し猶予ができたものの、ハードルは、その前にありました。ハローワークで申請する前に、「訓練前キャリアコンサルティング」というのを受けないといけないんですね。地域によって受託会社が異なるかもしれませんが、手続きは同じと思います。
1. ハローワークに、キャリア・コンサルティング予約の連絡先(受託会社)を教えてもらう。
2. 受託を受けた会社に電話でキャリア・コンサルティングの予約をする。
平日限定の受付時間内に電話をかけ続け、やっと電話がつながる。はっきり言って、繋がりにくいネット企業の問い合わせ窓口電話並に混んでました。
なお自分は休める平日と所管のハローワークのキャリア・コンサルティングの空きが合わずに困っていたところ、スケジュールの合う近隣の別のハローワークを紹介していただきました。社会人は、場所よりスケジュールの方が重要ですよね。少し遠い場所ではありましたが、これは大変助かりました。
3. ジョブ・カード制度総合サイトから必要書類をダウンロードして、ジョブカードを作成する。
キャリアプランシート(様式1)←ここに所見を書いてもらいます
職務経歴シート(様式2)←履歴書の職歴欄を詳しくしたもの
職業能力証明(免許・資格)シート(様式3-1)←学歴
職業能力証明(学習歴・訓練歴)シート(様式3-2)←免許や資格
キャリア・コンサルティングで使用する上記資料一式(4種類)をまとめてジョブカードと呼びます。
そしてこれが、なかなかな、さすがお役所的な、使い勝手のすごいサイトでして、ぜひ皆さん、トライしてみてください。はっきり言って、頭に来ます。ジョブカード作成支援WEBというのを利用して、数時間かけて用意しました。これを用意した晩は、かなりへとへとになりましたので、体調の良い時に用意するのがおすすめですwww
支援ソフトを使わずに用紙だけ使った方がむしろ簡単だったかも。
4.予約した日にキャリア・コンサルティングを受けにハローワークに行く。
これが私の人生初の「ハローワーク」でした。
ドキドキしながら行きましたが、単なる普通のお役所と一緒ですね。人柄の良さそうなお話好きのおじいちゃま(れっきとしたキャリア・コンサルタントさんですが)に持参した書類をチラと見ていただき、雑談して、所見を書いていただいて終わる、和やかな1時間。免許や資格の証明をできるだけ云々書いてあったので、40年前にとった宅建主任の免許や25年前のシスアド合格証コピーなど、納戸の奥まで引っ掻き回して苦労して探して添付したのですが、こちらは一顧だにされず。もしかしたら無くても全然いけたかもしれない・・・です。あ、印鑑も持参と書いてあって、忘れた間抜けな私はコンサルを受けている1時間の間に、夫に車で印鑑を取りに往復してもらったのですが、こちらも全く使用せず。聞かれもしませんでした。なんだよ。ていうか、夫よ、申し訳ない(汗

ようやく給付金申請

上記のキャリア・コンサルティングが終わると、ようやく給付金の申請ができます。こちらは予約なしに、自分の住所の所管ハローワークの営業時間中にジョブカード一式を持参すればよし。(あと、免許証、雇用保険被保険者証、写真2枚、金融機関の通帳も忘れずにね)

ハローワークで配布している「教育訓練給付金及び教育訓練支援給付金受給資格確認票」に記入し、30分もかからずに手続きが終わりました。ここで受給資格者証をいただき、二年間の在学中、半年ごとに来てください、とのこと。ということで、私のハローワーク通いはまだ何回か続きそうです。

最後にまとめ

読み直すと、無駄に長いだけで中身のない文章になってしまいましたが、何しろ大学院出願と並行して教育訓練給付金の手続きも並行して行わないといけなかった(時間的に焦った)。ジョブカード支援サイトがめっちゃ使いにくかった。その2点から、自分としては記録・覚書として残したかったのですよね。

1.教育訓練給付金の対象講座か、自分は支給対象か、まず調べましょう
2.教育訓練給付金申請の準備は早めに。遅くても受講の2か月前くらいには始めましょう

 ジョブカード準備、キャリアコンサルティング受講、その後やっと申請
3.ジョブカード準備 心してかかりましょう。意外に時間もかかるし面倒くさいです

ちなみに、最初に戻りますが、私の場合は「専門実践教育訓練給付金」でしたので、場合によって手続きが異なることもあると思います。ハローワークの担当者で対応が異なる場合もあるかもしれません。あくまでも、私の場合の経験談、ということで、諸手続きは、鵜呑みにはせず、ちゃんと自分で調べて対応してね。

【参考】
厚生労働省 教育訓練給付金について
・ジョブカード制度総合サイト https://jobcard.mhlw.go.jp/katuyo/download/electronizedsoft.php
(phpはリンクが効かない?)
ハローワーク一覧
専門実践教育訓練給付金拡充について




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