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2021年マイベスト10

早いもので、もう大晦日
早いもので、もう前回投稿から1ヶ月超え(えっ…)

今年3月にnoteをスタートして以来、毎月投稿をうっすらと目指してきた身には、今日12月31日中に、なんらかの投稿をしておきたい。

ということで、中途半端にいっこうに進んでいない院の課題は一旦横に置いておいて、考えてみました。

2021年、良かったこと(思いつくまま)ベスト10


【Best 1】大学院に合格

社会情報大学院大学…2020年4月からは名前が変わって、「社会構想大学院大学」となる予定

これは嬉しかったです。全く無計画に、漠然と60歳以降の自分の生き方について悩んでいただけでしたが、バタバタっと勢いで受験を決めてしまいました。
が、結果、院への入学、私にとっては大正解でした。受験を決めたいきさつは下記に書いたので、良かったら読んでください。


【Best 2】院の勉強がめちゃくちゃ楽しかった

もちろん、70歳まで働きたい、そのためにもう一度しっかり学び直したい、と、今後を考えて、大学院で学ぶことを選んだわけですが、想像以上の楽しさでした。

ここでちょっと振り返り…

思えば社会人生活を通して、本当に忙しく、昭和の生き残りオバサンとして、ほぼ滅私奉公の37年間を過ごしてきました。前職の百貨店のプロモーション担当の時は、例えば福袋を担当すると、大晦日の終電で帰り1月1日の始発で会社に向かうという悲しい生活。GWやクリスマスなど、人が楽しい時こそ休めないという宿命。
今の会社に移ってからもデジタルマーケティングが長かったので、サイトやSNSは24時間365日運営。休みでも夜中でも緊急対応やさまざまな判断をせざるを得ず、そして大企業と異なりメンバーも限られている中、自分もしっかり作業員の一員。緊急事態宣言中は、店が休業中にもかかわらず、業務のデジタル化の準備などに追われむしろさらに忙しく。さらに部長や執行役員という役職なりに時間関係なく緊急連絡も来る…。我ながらバカみたいに働いてきた。大げさではなく、本当に本当に、忙しい毎日だったんです。本来は忙しさが嬉しいタイプでも生きがいでも全くなく、自分の生活を大事にしたい方なのに、仕方なくそんな生活を数十年。
たぶん私のTwitterなどの古い友人は、投稿しまくっていた4,5年前などまで、よく愚痴ってもいたので、半端ない忙しさをわかっていただけていると思います。

ということは、後から思うと、自分がそんな仕事漬けをしている間に、学ぶ人は学び、違う経験をしている人は異なる視点を持てるような学びをできているということ。人間、人生のいっときは、馬車馬のように寝食忘れて仕事に夢中になる時期があってもいいかもしれません(それももう過去の遺物かもしれませんね)が、何も数十年、そんな生活”だけ”を続けることはないわけですよね。
遅かりし、というわけではありませんが、本当に60歳を目前に、初めてそんな生活から「学び」中心の生活になったわけです。楽しくないはずがない。

アウトプットばかりで疲弊するだけ。しかもデジタルマーケティングも広報も、社内で聞く相手もいないまま(自分で組織も立ち上げたため)、相談相手も部下だけ、手探りで進めてきたことが、からまった糸を解きほぐすように、整理され体型立てて学べる。インプットがこんなに楽しいとは。

勉強が特に好きだったり得意な私ではありませんでしたが、「学ぶ」ことがこれほど楽しいとは、自分でも驚きでした。

よく言われることですが、思えば大学時代、なんて無駄な時間を過ごしてしまったのでしょう。授業料を出してくれた当時の両親に申し訳ない💦


【Best 3】家で勉強する習慣がついた

院繋がりで、あと二点だけ。
学校での学びは、上記の通り、超楽しいわけですが、勉強の大変さも想像以上でした。そもそも入学前の心配は、「週に何回(リモート含め)学校に通えばいいですか」、「業務で遅刻しても授業は受けられますか」と言った授業時間の確保のこと。

「大学院の学び = 学校の授業(のみ)」と大いなる誤解をしていたわけでした。

正直、学校に通うこと自体は、それほど大変ではない。
もちろん時間は忙しい中でのやりくりですが、割り切れば、通学やリモート授業の時間捻出は、自分の職位だとある程度仕事も自律的に進められるので、できない話ではない。

何が大変って、予襲復讐、違う、予習復習や課題でした。

何しろ久しぶりの学び、頭はもちろん衰えてて、受講科目ごとに毎回のミニレポートですらウンウン唸って時間かけてやっと提出する始末。中間や最終課題・レポート、グループワークなどが、想像以上に大変で、提出が重なった期末や夏期講習の間は、本当に真夜中までヒイヒイ言いながら、やっつけています(もちろん今も苦しみ継続中)。

勉強の楽しみとは別の話ですが、勉強の進め方について

コロナ禍の中で、メインはオンライン授業で、リアルを含むハイフレックスはごくたま〜に。
リモートで授業を受けながら、チャットで別会話。グループワークではRoomを分かれてパワポ等で話した内容をその場でまとめ、直後に画面共有してすぐ発表。
仕事ではG Suiteメインに使っていた私、teamsは無料プランしか経験なかったので、最初は使い勝手にも面食らいました。どうしてもカンタンラクチンなzoomの画面共有などと比べて、teamsって少し使いにくかったのですよね。またパワポも、提案書などはこれまでも作っているけど、考えていることをその場ですぐに図式化するなどのスキルも求められる。
59歳のオバサンにしてはITリテラシーは非常に高い方と自負している自分でこれですから(学ぶことには年齢の壁はさほどでもないと思いますが)、リモートでのワークや、パワポなどのプレゼン資料作成に慣れていないと、入学してから少し苦労するかもしれません。

さらに授業の資料や課題を受講科目ごとに整理し、追っていかないと、すぐに課題やレポートを忘れて漏れてしまう。その整理能力と、整理方法も最初の習慣化するまで、1週間くらい試行錯誤しました。
今は、Googleのマイドキュメントに受講講義ごとに、教授からの講義資料、参考資料、グループワーク、自分の提出課題、と階層フォルダを作って、整理して事なきを得ています。むっちゃ綺麗で見せてあげたいくらい!見せられないけど笑

で本題は、勉強する習慣が家でもつきました。ということを言いたかったのでした。

平日の講義は、18:30から途中10分休憩を挟んで21:40までの3時間(180分。本当は90分1コマで、2コマ単位、という数え方です)
が一コマですが、その後の予習復習に同じくらいか、下手したらレポートや課題によっては、休日の終日をかけても終わらないくらいの時間が必要。
特に私の衰えた頭だからもあるかも、ですが。

ということで、テレビを見る時間も、iPadで漫画を見る時間も、ライブ予定がないことをいいことにキーボードの練習も、寝る時間も、すべて減らして、家ではデスク(PC)に向かう時間がとても増えました。

勉強習慣。社会人になってから、シスアドやウェブ解析士などの資格取得時は別にして、もっぱら寝る前のベッドの中の読書、または通勤時間にスマホでSchooやUdemy、グロービスの学び放題などをちょびっと見たり、と言った程度でした。

今は自分でも驚くほど、デスクに(PCに)向かっていわゆる「勉強」をしています。(もちろん毎日は飽きちゃうので、たまには休みも入れて)
何歳でも、勉強の習慣ってつくのだな、とこれは嬉しい発見でした。


【Best 4】院での出会い

大学院に関係したよかったこと、最後は人との出会い。

うちの大学院の自分の研究科は同期が20数名とこじんまり。先生とも距離が近く、相談もしやすいので、とても気に入っています。
最近の大学は変わったと思いますが、自分の大学時代を過ごした80年代前半は、大教室授業がほとんどで、授業の面白さが今ひとつだったんですよね。それに比べ、今は聞くだけ授業はなく、双方向のやり取りがほとんどの授業なので、先生とも言葉を必ず交わします。しかもアカデミック系の先生と、実務家として企業で活躍されていた方、双方がいらっしゃるのが、自分にとってはとてもありがたい。社会人として働いていると、理屈はそうでも実際はね〜的なことが往々にしてありがちなのですが、その辺りのバランスがとても良く、納得できる良さが社会人大学院、特に本校の良さだと思っています。

先生のバックボーンも本当にいろいろ。今までの人生では本の上でしか出会うことがなかったような方々から直接学べる、というのは本当にありがたいなぁと思います。二年間の間に、できるだけ授業も取っていろいろ相談させてもらって、多くのものを学びたいと思います。

そしてもう一つが、同期や同窓の生徒同士のネットワーク。こちらも多士済々。こんなにすでに活躍していたり知見のある人が、なぜまた学ぶの?と驚くような(詳しくは書けませんが)すごいメンバーが集っていました。
本当にキャリアも個性も多彩で面白い。そして優秀。グループワークや発言などを聞いていても皆さんすごくて、本当に刺激を受けています。

たまに比べてしまって落ち込むことももちろんあります。が、そこは私には「年齢が高い」という強い切り札?が。同期や他のメンバーに追いついていない拙い発想しか思いつかない時でも、「オバサンだから許してね」と心の中で開き直って、遠慮せずに発言するようにしています。

コロナ禍でなければ、リアル飲みも活発で、もっともっと同期の結束が固かったというような話も先輩方から聞こえ、そこはちょっと残念です。
が、一方で、北海道や関西など遠くの仲間ができたのはコロナ禍でリモート授業が増えたおかげ。

年齢に関係なく、バックボーンがさまざまな友人ができ、こちらも大切にずっと仲良く続けていけたらな、と思っています。


【Best 5】家族3人+両親2人、5人がとりあえず元気に年を越せたこと

コロナ禍ですからね。両親も89歳と84歳ですからね。
いや、夫68歳、私59歳だって、誰に何があってもおかしくない。
一般的に元気でいられる年齢は娘の23歳だけのシニア家族。
もちろんワクチン2回接種や密を避けるなど、できる努力や配慮はしてはいますが、それでも、家族全員がつつがなく年の瀬を迎えることができたことに心から感謝です。もちろん、身近にコロナ罹患した人間が出たり、それなりにヒヤヒヤしましたが、自分がどれほど努力しても防ぎきれないウイルス、もらってしまうのは仕方ない。大禍なく年が越せることに感謝です。

(自分ばかりが良ければ良いというわけではありませんので、罹患された方やご家族の方などには、心からお見舞い申し上げます。)あくまでも今年の自分にとってもベスト事項を選ぶということで、ご容赦ください。


【Best 6】仕事がラクになりました。

大学院の話題ばかりだったので、少しは仕事も。

前述したように、これまで元々はデジタルマーケティング強化を会社に提案して専門部署を立ち上げ、その後会社としての正式な広報部門がなかったためにこちらも部署を提案して結局兼務する羽目になり、最後は別部門だった販売促進も組織統合して担当する羽目になり。
途中でサイトリニューアルがあったり(これは主管)、ECリニューアル(これは協力)の手伝いをしたり。。。CRMもえ、QR決済も?!まさしくなんでも屋。
そしてメンバーは合理化で減る一方。

ということで、実務部隊の一人としての業務量も含め、見る範囲が広く忙しく、自分の時間がまったく取れない生活でした。

本当は60歳を迎える頃に大学院が卒業できるように準備できるとよかったな、とは少し思いますが。。。

が、昨年まで、そんな余裕、一切なく。無理w

会社としての世代交代の意味もあるかと思いますが、営業のスタッフワークから外れ、この秋、広報専任になりました。

会社のマーケティング活用の行く末など、(失礼ながら)心配がないといえば嘘になりますが、割り切って考えれば、時間的とストレス的には、かなり楽に。
結果、感謝しています。

あと現役で働けるのだって、10年、あるかどうかですものね。
今の私には自分の時間が一番大事。もちろん広報ですから、突発取材も多いし、それなりに忙しいのですが、それでも、持ち場が減った分の負担はかなり楽になったのが、今年一番。
自分の働き方改革でした。


【Best 7】バンド練習再開

プライベートでの一番の関心ごと。楽しみ。私のバンド活動。

学生時代から続けてきた方、学生時代にやっていて再開した方などには及びませんが、50歳を過ぎて始めたバンド活動、はっきり言って、ハマっています。

わずか9年のキャリアですが、一時期は3バンドを掛け持ちしていたほど。70〜80年代洋楽大好きな自分にとって、大好きだったあの頃の曲を自分で演奏できるのって、無上の喜び。LIVEできなくても、スタジオリハでも楽しくて仕方ないほど(もちろん練習後のビール🍻も込みの楽しさですが)。
Queen、Bon Jovi、Deep Purple、Journey、ABBA…100曲近く演奏してきたでしょうか。あの頃のいわゆるメジャーなアーティスト(産業ロック?という呼び名、嫌いですが)、何かしら1曲は演奏したのでは。
院の講義と重なって、9年続けてきたバンドレッスンは辞めてしまいましたが(ヴォーカルも変わってしまい、選曲も変わってしまい、少し方向的に違うかな、ということもあり)、今は残っている一つBOSTONのカバーバンドに専念。

コロナ禍でライブも2020年2月を最後に、練習もままならなかったのですが、来年の自分の還暦ライブを目標に、ようやく練習を再開し始めました。
と言っても、まだ様子を見ながら、1、2回思い出し練習をした程度だけどね。

暗譜していた曲すら忘れている始末

あとは、コロナの第六波が来て、また緊急事態宣言、みたいな流れにどうかなりませんように。来年はLIVEが無事実施できますように…(切実)

今は祈るだけです。


【Best 8】ウォーキング習慣がつきました

元々、足首にウェイトをつけて通勤してみる、帰りに一駅歩くなど、日頃の運動不足解消に多少はウォーキングをやってました。が、習慣といえるほどではなく。
ジムもコロナ感染が怖くて辞めてしまい何も運動めいたことをやっておらず、コロナ禍の中、昨年3キロ太ってしまいました。

で、毎日の習慣として、在宅勤務の時も、お昼休みに食後できるだけ歩くことにしました。

食事を20分で終わらせ、残り40分はウォーキング。
新興住宅地であまり見るに値するようなものがない自宅近辺。
東西南北、全ての道を制覇。おかげで、近所にめっちゃ詳しくなりました。

今は在宅勤務が減って、ほとんど毎日通勤しているわけですが、通勤時も、大学院の授業がない日や昼の移動などで多少時間が取れる時は、必ず2、3駅歩くのがデフォルトになりました。1駅では、大して歩数が稼げないのですよね。

コークのウォーキングアプリ「コーク オン」で、歩数目標達成するとスタンプが貯まり、スタンプを集めるとドリンクチケットがゲットできるのも、いい励みになっています。

が、一向に痩せないのが不思議な、腹立つところです。

最後は家族のこと三点

【Best 9】夫が禁煙した & 定期的にプールで泳ぐ習慣ができた

夫の中で数少なく嫌なところ、スモーカーから脱出してくれました。
このままデブったままでもいいから(今、巨大化中)、禁煙生活、ぜひ続けてほしいものです。

もう一つ。
濡れ落ち葉、とまでは言いませんが、歳をとってどんどんデブ症に、いや、出不精になった夫。一方私は、仕事以外でも、院の勉強とバンド練習など出歩くことが多く、夫は仕事も半リタイアで家に居付きっぱなし。
我が家の重要な家事の担い手ではありますが、自宅でのテレビでのスポーツ鑑賞(MBLが特に大好き)や読書のほかに、能動的な趣味や習慣を持って欲しかったのですよね。
ジムのプール、最初は350mでヘトヘトと言っていたのが、最近は1キロ泳いでくるようになりました。えらいえらいと毎回褒めちぎっています。
吉永小百合さん目指して?長く続けてほしいものです。


【Best 10】娘がまともに社会人が続いた 

社会人2年目。とりあえず、リモート100%ながら、サボりもしないで、真面目に社会人をやっています(ように見えます)。

娘の人生ですから、とりあえず自立して自分の食い扶持を自分で稼いでくれればそれで良し、です。


以上、私の「2021年 よかったこと、ベスト10」でした。

来年はどんな一年が待っているでしょう。自分で自分に乞うご期待!

自らの第二の人生のために、そしてそれを広く恩返しできるよう、生涯学び続けたいと思っています。よろしければサポートお願いします。