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本をたくさん読むには

月に10冊くらいは本を読んでいます。
好きなジャンルは、学者が書く本。

歴史とか、医学系、他、割となんでも。
ノーベル賞をとるような方が、素人にもわかりやすく書いてくれているなんて、ラッキー!と思っているタイプの人間です。

日本では、ノンフィクションは人気がないそう。面白いのに。
そして多くの方が本を読みたいと思っても、積読している。

そんな状況をもったいないな、と思ったので私的な本をたくさん読む方法をまとめました。



様々な方法で読む&聞く

私は Kindle、Audible(オーディオブック)がメイン。
座って読める時間は限られているので、犬の散歩をしながら、通勤時間、ランニングしながら、とながら時間で読むことがほとんど。
Kindle も iPhone の読み上げ機能を使うこともあります。

読み上げ速度は、1.7倍。
私にとっては、さほど集中しなくても聞けるスピードが 1.7倍。

Audible は定額制なので、何冊読んでもお財布に優しいことと、プロのナレーションなので聞き取りやすいのが良いですね。

欠点は、自分の読みたい本があんまりないな、と思うときもありますが、毎月山程追加されるので、時間が解決してくれます。

シチュエーションに合わせて本を選んでおく

面白いけれど、しっかり読むもしくは聞いてないと内容が難しく頭に入ってこない本を読んでいるときは、軽く読める小説やエッセイなども同時並行で読んでいて周りがうるさいとか、疲れているとか、集中力に限りがあるときは軽い本にしています。

他にも犬の散歩用は30分以上まとめて聞けるので難しい系を、待ち時間用は章が短く分かれているタイプの本、トレッドミルでのランニングは iPhone が固定できるので読み上げ機能を使う、という具合です。

注:iPhone の読み上げ機能を使って Kindle を読む場合は画面を触らないほうがベター

つまらない本は読まない

これまで100冊を超えるビジネス書や、仕事に必要な本は今でも読んでいますが、今では自分がつまらないと思う本は、ほぼ読みません。

なのでビジネス書は今では全然読まない。

例外的に、課題図書じゃないけどどうしても読まなければならない本というのが仕事などであるので、それだけは5行くらいをいっぺんに読む速読的な方法で要点だけ目を通しておくにとどめています。

限りある時間の有効活用という意味もありますが、何よりも私にとって読書の時間は好きなので、この好きな時間を存分に楽しみたいのです。


たくさん本を読めるようになったきっかけ

子供の頃から本を読むことは好きで、実家は本が多かった。
大人になってからは月に1冊も読まない時期を経て、ある時読んだのが、ユヴァル・ノア・ハラリ著の「サピエンス全史」。

上・下で合計800ページほどある超大作。ネアンデルタール人などの話から、人類の未来の話まで書いてあって、学校で習ったほんの一部の情報を拡充してくれる本。視点が日本人じゃないのが、新しい発見。

これが長かったけれど、面白いし、何よりこの分量の本が読めた!という成功体験となり「これが読めるなら他は怖くないな」と考えられるようになり
「サピエンス全史」読了後は、途切れることなく本を読んでいます。

というわけで、これ読めたら自分を誇れるな、という本(ただし自分にとって面白い本)を読むことをおすすめします。


ながら読みを習慣にする

最初にも書きましたが、犬の散歩をしながら、通勤時間、ランニングしながら、は全部読書時間。
Kindle も Audible(オーディオブック)も前回終了の場所からすぐに読めるし、Audibleは最近追加された機能で前回の停止位置からちょこっとだけ前から再生してくれて便利です。

文字を目で追った方が速く読めるのですが、本を開ける時間は少ないので、音声で聞いて読み進める方が、1冊の本を読み終える速度が速いですね。

たとえ5分でも聞いたら10ページくらいは読み進められるので、イヤホンを忘れない、車での移動だとわが家の車は前回のところから自動再生されるので、移動時間はもれなく聞いてます。

このちょこっとずつのながら読みを蓄積していくと、月に10冊ほど読めるので、積読はほとんど無いです。


使っているデバイスの紹介

iPhone / iPad
Kindle と、Audible はいずれも iPhone で使っています。たまに、iPad。大きくて日本人には使いづらいと言われがちですが iPhone は画面は大きい方が Kindle が読みやすくて好きです。画面読み上げの使い方は以下のリンクからどうぞ。

骨伝導イヤホン
犬の散歩やランニングなどでは骨伝導イヤホンを使っています。車などの音が聞こえないと危ないのと耳が小さすぎて大抵のイヤホンが合わないので、周りの音がある程度聞こえつつ、聞きやすい。随分前から骨伝導イヤホンを使っていますが、ここ5年くらいで軽くて充電も持つし、すごく快適になった。
今、使っているのは、Amazon で買った Shokz 。確か2代目。


個人的にビジネス書が面白くない理由

上記のつまらない本は読まない、で書いたようにビジネス書は今ではほぼ読みません。

この本はあれに似てるな、とか、脳科学で出てくる話だな、とか、と、読んでも新しさが無いのです。いわゆるビジネス書を読むくらいなら、歴史や脳科学など研究されたジャンルの信頼できる人の本を読んだほうが、応用も効くし楽しいですよ。

これにはきっかけがありまして、ビジネススクールに通っていた時に必要に迫られて論文を読んでいたのですが、これって案外おもしろいな、と思ったこと。一つの論文自体は、限られた事しか書いていませんが、ここから世の中には、その道を何十年、時には一生研究されている方が研究結果を本にまとめていることがあり、それが読むだけで知れるなんて、すごい、楽しい、と学者本を読むようになりました。


表紙の写真はお手紙(犬のおしっこのこと)を読むのに忙しいうちの犬


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