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true nature

右を指差して、右へ歩く人を多く見かければ、
左を指差した人は、左へ歩いていくんだと思って当然。
・・・決してそんなことはない。
左に行きたかったなという意思表示で指差ししただけで
右へ歩いて行く人も居るだろう。

そんな話をした人が、左を指差し、左に行きたかったと言って
そのまま左に歩いて行けば、あなたは少しもやもやするかもしれない。
前言を証明する行動ではないから。
けれど、それもまた一つのパターンで、その人が選んだ選択肢。
やっと左側へ行けるという嬉しさからの発言にもとれる。
それは、決して悪いことでもなければ、裏切りでもない。
あなたが少しもやもやしただけ。

今までどんな人に出会ったのか、どんな言葉を聞いてきたのかは知らない。
結果どんな気持ちになったのか、どんな状況になったのかも知らない。
ただ、あなたが見てきたものがこの世の全てではないのは確か。
あの人は私じゃない。私は私でいしかな。

右へ行く人左へ行く人の例えを少ししただけで3人以上の人格が生まれた。
あなたが生きてきた時間では、もしかしたら偏った同じような人物像に
出会ってしまっていたのかもしれない。けれど100%ではなかったはず。
あなたの世界にも、色んな価値観や感情、印象をもつ人も多くいたはず。
それを思い出してほしい。

「私は違うのに・・・」そんな言葉を飲み込んで項垂れた1日のはじまり。
伝えればいいのかもしれないけれど、なんとなく伝える意味のない相手のような気もしてきた。私を信じることは相手にとって何の意味があるのか。
どこまでも不明でしかない。

今まで出会った人があなたに失礼だったから、私も礼儀なんて必要ない?
それは絶対に違う。と思うけど、あなたの生きてる今という時間では
違わないのかもしれない。

「私は違うよ」そう伝えるのがだるい。伝えなくていいんだと思う。
「あなたは違う」そう思わなくていいんだと思う。
いい意味で違うと思っていたけれど、結果は同じだったから。

それがあなたの本質で、私の本質。仕方ない。

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