#23【片づけ】本当に必要?
こんばんは。
整理収納アドバイザー&もと、片づけが大の苦手だった主婦のゆみなかです。
現在は「片づけ」の魅力にはまって日々取り組むようになったのですが、数年前の私は家中ところ狭しとモノを蓄えておりました。
それがなぜ片づけにハマったかというと、不必要なモノを手放すことによって多くの面でプラスを得られるとわかってきたからなんです。
それと同時に「こんなに自分、損してたんだ~💦」ということも気付いてきてゾッとすることも‥‥
そんな改善効果抜群の片づけの魅力を少しでも知ってもらいたく、片づけシリーズを書こうと思いました。
これを読んで、ちょっと片づけを始めてみようかなと思ってもらえると嬉しいです(^^)
【内容】
<全文予定>
第1章 片づけをするうえで、知っておいた方がいいこと
第2章 モノが多いことでマイナスになっていた(なる)こと
第3章 モノが減ったことでプラスになった(なる)こと
第4章 モノを手放すために工夫していること
第5章 モノが増えないために工夫をしていること
<第4章>
第1節 使用頻度を再確認する
第2節 相性を調べる
第3節 プラスマイナス、どっち?
第4節 本当に必要?
第5節 限界を認める
【前回の記事】
自分はなかなかモノを手放すことができないタイプだったので、不必要なモノと必要なモノを分けること自体、かなりハードルの高い取り組みです。
でも、一番の目的である「時短家事」のためには、この不必要なモノを省くことは必要不可欠。
ハードルは高くても、モノを手放すためには今までのモノとの付き合い方を見直しつつ、一つひとつきちんと向き合わないといけませんでした。
この作業が面倒なゆえ、私は片づけから逃げていたと思います。
モノに向き合うということは、「モノと自分に問いかける」ということ。
前回の記事は「これを残しておくことは、プラス面とマイナス面はなにがあるか?」という質問。
今回は、「今の自分に必要かどうか?」という問いかけについて書いていこうと思います。
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第4節 本当に必要?
もしあなたが持っているモノでしばらく使っていなかったり、それを手放そうかどうか悩んでいる場合、少しの間手に取って、じ~~~っと眺めてみてください。
そして、「私はこれを『今』本当に必要としている?それとも本当に『今』必要としている人のもとへ手放してあげるべき?」と、心の中でそっと問いかけてみます。
モノというのは、「過去」に焦点をあてたモノ、「将来(いつか)」のために置いているモノ、「今」活用したいモノのいずれかになるかと思います。
そして次に私が参考していることは、「モノは使ってこそ価値がある」という価値観。
つまり、所有していても、もしそれを使っていなければそのモノの価値を自分が潰してしまっているということに。
本を読んでこのことに気付いたとき、ただ所有している自分を、まるで独占欲のために生きものをカゴに閉じ込めて自由を奪い、飼い殺しをしている存在のように感じました。
モノは役に立つために作られたはずなのに、使われないまま、忘れられたままずっと目に触れない所で放っておかれている‥‥
もしこの地球上に住む人たちに、十分必要なモノが行き渡る量が用意されていたとしても、自分がため込んでいる分だけ必要としているところへ届かなかったとしたら‥‥
なんだか罪の意識を感じるように。
そしてよくよく考えると、モノというのはあくまでも地球から期間限定で借りているものであって、決して「私のモノ」ではないんですよね。
● 高かったから
● いつか使うかもしれないから
● ないと困るかもしれないから
● また興味を持つかもしれないから
● もらったものだから
● 思い出のものだから
● お得な値段で購入できたから
これらの理由で収納されているモノたちは、「今」必要としているモノ?というと、そうでもない。
これはモノに対しても、作った人に対しても、自分自身にも、贈ってくれた人にとっても、周りにとっても決して良いことではないはず‥‥
「使っていないモノ、もしくは今後も使うかどうかわからないモノは、今必要としている人のもとへ送り出す責任がある」と思うことで、なんだか手放しやすくなりました。
もちろん今使っていなくても、幸せを感じたり、やる気が出たり、自分にとってプラスになる場合は残すようにしています。
でも、イヤな思い出だったり、やり遂げられていないモノであったり、義理で持ち続けているものなどは、自分のエネルギーを奪われてしまうので今はなるべく手放すようになりました。
そして、手放した瞬間、心が軽くなる感覚を何度も味わいました。
モノというのは地球上で循環するものなので、たとえゴミとして出しても、形を変えてまた新しいものに生まれ変わって、次の求められている所へいくことになるんですよね。
「ちゃんと責任もって大事にするよ」というモノたちに囲まれていると、心も豊かになるような気がします。
モノが心理面に与える影響は、思った以上に大きいもの。
時間はかかるかもしれないけれど、もし長年手放そうかどうか悩んでいるモノがあったら、ぜひ問いかけてみてくださいね。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました(^^)
次回の片づけは、「第5節 限界を認める」の予定です。
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