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[2022年夏]イギリスからドイツ(ケルン)旅:トラブルから学んだコト(有益な情報)

前回のイギリスからドイツ(ケルン)旅:往路でのトラブルの続編。

搭乗ゲート番号が表示される時間がとっくの昔に過ぎているのに、何の情報もなく、皆ただただ「出発の電光掲示版」を見上げていた。

Appから遅延補償の飲食バウチャー貰う!

2時間程遅延した頃、RyanairのAppに何か情報があるかもしれないと、Appを開けてみた。すると、2時間の遅延の補償でAppを通して£3(約550円)の飲食のバウチャーが貰えることがわかった。このバウチャーを使って、コーヒーを買った。これは、RyanairAppからしか情報はないし、貰えない。近くに座っていた人たちも多分Ryanairでケルン行だろうと感じ、この飲食バウチャーの情報を共有した。案の定、この情報を知らなかったようで、彼らも早速空港内のカフェに行き、£3を使っていた。

RyanairのAppで助かったもう一つのことは、何の新情報もなかった空港内の電光掲示板より、一応「次の搭乗ゲートの表示時間情報を得られたことだ。

4時間遅延が経過した頃、遅延の理由も知らされていない私は「ここまで遅延して、先の見通しがたっていない。これは、無理だ!飛行機関係のトラブルだったら、ここまで時間がかかっていることは、キャンセルになるかもしれない」と思い始めた。

イライラと落胆を隠せず、日本の親友に一部始終をLineで伝えて、話し相手になってもらった。私の不安な気持ちを聞いてくれた親友にとても感謝する。

そして、本当にもうだめだ!予約しているケルンのホテルもキャンセルしなければいけなくなるかもしれない!ケルンについて、行きたい所や経験したい事が沢山あって、計画していた。自分なりの旅のしおりも作っていたのに。。。もう、悲しくて仕方がなかった。

親友に「もう、だめかもしれない!」とLineを送った矢先に、なんと電光掲示板に搭乗ゲートの番号が!!!隣に座っていた女性と「ケルン行の飛行機が飛びますよ!」と二人で喜んだのを覚えている。親友にも「ケルン行飛行機ついに飛ぶ!」とLineで送り、彼女もとても喜んでくれた。

イギリス欧州で飛行機の遅延から補償金がでる!

航空会社から何やら書類がメールで送られてきた。この添付書類が曲者で、まるで何かの契約書のような小さい字でギッシリ情報が書かれていて、一瞬で読みたくなくなる類の書類。普段だと、この手の書類は簡単に目を通すだけ。でもそこにとても重要な情報が!

the EU Regulation 261で3時間以上の遅延で、飛行距離に応じて、最大600ユーロ(約9万2千円)の遅延補償金がでる

補償金の種類:

Passengers on flights that are delayed 3 or more hours are entitled to full compensation. Here’s an explanation of the compensation plan, calculated based on flight distance:

Short distance flight delays — up to 1,500 km: passengers are due €250 compensation

Medium distance flight delays — Community flights (within EU) of more than 1,500 kilometres and for all other flights between 1,500 and 3,500 kilometres; passengers are due €400 compensation

Long distance flight delays — over 3,500 km: passengers are due €600 compensation

上記の情報では、ケルン便はShort distance flight delaysになり、帰国後早速Ryanairに請求書を送ったら、すぐに250ユーロ(約3万8千円)の補償金がでた。航空券は103ポンド(約1万8千円)だったので、航空券代金よりも多く補償金を頂いたことになる。

この補償金は購入した航空券の金額は関係なく、一律250ユーロ(私の場合)が払われる。そしてLCCであろうと、どの航空会社であろうと対象になる。EU加盟国を出発する便が対象ということは、航空会社を問わないので、イギリスや欧州旅行の際のJALもANAも対象になる!

ちなみに、JALの情報

イギリスや欧州を飛行機で旅をする際、飛行機の遅延やキャンセルは起こる!もしそんな時、遅延補償がEU 法で決められていることを知っていたら、顧客の権利を行使できると思う。

この遅延で学んだコト


1)航空会社のAppをダウンロードしておくこと 
2)何か起こった時、得られる全ての情報を読み、行動に移すこと
 (情報を得る大切さ)
3)旅にはトラブルがつきもので、何が起こっても冷静に行動できる柔軟さ


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