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イギリス国内の旅: #1 世界遺産Bath Spa(バース)到着まで

5月中旬、お天気も良くて、列車に乗って日帰りの旅をしたくなった。「どこに行こうかなぁ~。2時間以内で行ける素敵な街がいいなぁ。

そこで、今回旅に決めたのがバース(Bath)。2007年5月に渡英しロンドン近郊のウインブルドンに住んでいた。その時、ロンドン以外のイギリスの街を初めて訪れたのがバース(Bath)だった。約15年ぶりの2回目のバース。

バースに決めた理由は、
1)2007年にスーツケース1つでイギリスに乗り込んで挑戦をしようとしていた「あの頃の自分」に、Bathで会いたかったのかもしれない。「初心に帰りたかった
2)世界遺産の街で歴史を感じたかった。「この国をもっと知りたい

バースまでは最寄り駅から約1時間半~2時間。日本製のHITACHIの列車でBathに向かった。日本製の列車がGWR(Great Western Railway)「ロンドン パディントン駅からイギリス南西部」で活躍しているはとても嬉しい。

HITACHIの列車

ちなみに、2008年頃今住んでいる田舎街でも日本の電化製品の店があったが、残念ながら、今ではイギリスでの電化製品(テレビや洗濯機、携帯、タブレットなど)の市場は「日本製(SonyやPanasonic)」から「韓国製(Samsung)」が席巻しているだけに、HITACHIを見ると嬉しい。エアコン(イギリスの一般家庭では殆どみないが)は、まだ日本製(FujitsuやMitsubishi)を見るので、「日本企業頑張って!」といつも思っている。日本に帰省した時は、「日本での日本製品」を沢山みるけど、イギリスでこの15年生活している中で、「日本製品の影がどんどん薄くなっている」のを見るととても悲しくなる。

話は、旅に戻して、午前9時55分のHITACHIの列車に乗り込み、1時間ほどのどかな牧草地帯を通り抜け、Bristol(ブリストル)に到着。Bristolで列車を乗り換えるのだが、乗務員が来るのを待って、乗り換えの列車は10分の遅延イギリスの鉄道はよく遅延があるので、キチキチに予定を立てない事をお勧めする。そして、午前11時半過ぎに世界遺産の街「Bath Spa駅」に到着した。

2007年に来た時は、ウインブルドンから1日旅ツアーで、貸し切りコーチを使ったので、Bath Spa駅で下車するのは初めてだった。プラットフォームに降りると、駅の周りはクリーム色の古い建物群が視界に広がり、他の駅とはちょっと異なる雰囲気を醸し出していた。その雰囲気を察知し、目がキラキラし、駅を出て、これから歩き回る世界遺産への街並みへと心が高揚しだした。

Bath Spa駅前の一部

上の写真のホテルの横の道路(バスが見える方)を直進すると、世界的に有名な世界遺産の名所へと向かう。

次回のお話しは世界遺産名所がある街中へ!


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