見出し画像

骨盤底筋に込めた思い

骨盤底筋

最近耳にすることが多くなったワードかもしれません。
出産をした女性なら聞いたことがあるかもしれません。

骨盤内の大切な内臓を下から支える働きをしており、ハンモックにたとえられます。
おしりにある穴を必要なときに閉めておく働きもしています。

骨盤底筋が緩むと

尿漏れ、臓器脱
運動しているのに体が引き締まりにくい。ポッコリお腹。

こんなことが起こってきます。
これも聞いたことがある方が多いかもしれません。

臓器脱は確かに生活するうえで困ってしまうけれど、その他のことって、なんとなくやり過ごそうと思えばやり過ごしてしまえるものではないですか? 
気にはなるけれど、まぁまだこの程度なら。と。

なぜ私が骨盤底筋について語っているか

というと、
私自身が上記の症状を全部経験したから・・・。
そして、一度、マズイ!!と思って学んで改善したのに、その後特別意識しないでいたら、また再発してきたからなんです・・・。

生活できないわけれはないけれど

 よい気持ちはしません。
 残念な気持ちになります。
 自尊心がそがれます。
 おばあちゃんになったらどうなっちゃうの?不安が付きまといます。

ヨガ講師であり、ヨガも結構パワフルなヨガもしつつ、コアもそれなりに使い、骨盤底筋も意識しているつもりで動いていたにも関わらずの再発・・・。

私の出産歴を知っている方からすれば、
「4人の子どもの出産(全員経腟分娩)、双子の出産があるからでしょ!」
そう思うかもしれませんが、私なりに小さくではあるけれどリサーチしたところ、1人子どもの出産でも、また、若くで出産した方でも、尿漏れに悩んでいる方は結構いそうなのです。
お下のこと、なかなか話しにくいことだから、人知れず悩んでいるんですよね。

また、相談してもあまり親身になってもらえなかった、という経験もあるようです。私もまさにそうで、子宮が下りてきたのを感じたとき、さすがに怖くなって産婦人科のお医者さんに相談に行きましたが、
「これくらいだし、産後時間が経てば大丈夫。まだ若い方だし、子宮脱ってことはないから。もしできたら骨盤底筋の体操をしてね。」
そう言われて帰されました。

昨年婦人科検診に行った時も、骨盤底筋のゆるみを指摘されつつも、
「まだ大丈夫だから、この体操、Youtubeで検索して続けてみて」
と "pervic floor excercise"と書いた紙を渡され、帰されました。(オーストラリアにて)

「え?それでおしまい?」
「お医者さんは忙しいのは分かっているけどさ、相談しても意味ないかも。」

そんな風に思ってしまいました。

放っておいて残念だけど治りません

もう一度骨盤底筋の復習しよう!
症状悪化したら?ネットで検索しまくる。→ 最終的には手術? ガーン・・・
CMを見て、もっと分厚いパットも売られているけどさぁ・・・ヤだよ。

第一には自分のために

骨盤底筋について学びを深める決意をしました。

第二には「症状、気持ちを経験した私だからこそ親身になれる!」

「これやってね」でおしまいではない、気持ち的にも安心できる伴走者のように、悩んでいる方と一緒に改善のサポートをお手伝いできないか、学びながら考えています。

(ちなみに、ピラティスを並行して学んでいますが、これが相乗効果でとても良いです!)

また、まだ症状がない方にも、

自分事として捉えてもらいたい


だって、
気持ち悪い。
気分下がる。
子どもと一緒に飛び跳ねて遊べない。
未来が不安になる。
こんな思いをできれば経験してほしくないから、情報発信していきます。

体と心はつながっています。
骨盤底筋のゆるみも、体の不具合だけでなく、心にとても影響します。

脅したいわけではないです。
悩んでいる方が今よりも快適に笑顔で過ごせますように。
まだ悩んでいない方が、この先も悩まずに過ごせますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?