フラワーサイクリストのはじめかた #ロスフラワーのない世界を目指したい
お久しぶりです。
花のある暮らし研究家の小杉です。
昨年はいろいろ活動してたら、全然発信できてなかったので、今年は発信したいと思っています!
「フラワーサイクリスト」はじめました
いわゆるコロナ禍だった2020年〜2021年、
地球環境や自分の人生について考え直した人は多いと思うけれど、私もそのひとり。
今までは、”花のある暮らし”を一人でひっそりと楽しんでいたけど、ちょうどコロナで社会に対して色々考えるようになった時に、お花を通じて、自分が何か社会にできることはないかと考えるようになった。
そこから色々とあって、フラワーサイクリスト活動を始めることに。
自分の振り返り日記のような形ですが、
フラワーサイクリストって何?どうやったらなれるの?
と思っている方に向けて、フラワーサイクリストに至るまでの経緯を書こうと思います。
もし、あの頃の私と同じような思いを感じている人がいたら、少しでも参考になると嬉しいです。
フードロスならぬ、フラワーロス
2020年コロナ禍で色々考えて、ふと思ったこと。
「お花×サステナブルな活動をしたい。」
と思いついたものの、どうしたらいいかなぁ?と思いながら、ちょっと調べて出会ったのが「ロスフラワー」という言葉。
規格外の野菜が市場で売れずに廃棄されたり、
スーパーで売れ残った野菜が廃棄される「フードロス」については知っていたけど、ロスフラワーって何だろう?
お花も同じように、規格外で売れなかったり、
お花屋さんで売れ残ると廃棄されるらしい。
その廃棄されてしまう花を「ロスフラワー」と呼ぶらしい。
私は普段からお花を買ったり、生けたりしているのに、お花が廃棄されてることについては考えたこともなかった。
「で、私はその問題に対して、何ができるんだろう?」
そんな思いで、ロスフラワーについて調べてすぐにヒットしたのが、
フラワーサイクリストという肩書きで、自ら起業して活動されている河島春佳さんの存在。
生花店で働きながら、やむなく廃棄される花たちを見た経験から、廃棄される花を減らす活動をしている方。
そして、持続可能な活動として、しっかりとビジネスとして成立させている。
すごいなぁと河島春佳さんのインスタみてたら、フラワーサイクリストのスクールメンバーを募集していた。
タイミングがピッタリすぎて、それはもう、思わず、即、応募!笑
そうして、2021年初春からフラワーサイクリストの河島さんのスクールに参加することになった。
RINフラワーサイクルスクールとは
RINが開催している、ロスフラワーについて学べるスクール。
その名の通り、フラワーサイクリスト(ロスフラワーをなくす活動をする人)に興味を持った人たちが参加し、ロスフラワーのことだけではなく、それを持続可能なビジネスにする考え方まで知ることができる。
「社会に良いこと=ボランティア活動」というイメージはあるけれど、
ボランティア活動では食っていけない。
私は学生時代にボランティア活動をやっていた時もあったので、
そのイメージが余計に強いのかもしれない。
「食っていける社会活動=ソーシャルビジネス」という考え方は、個人的には非常に大事にしたい考え方で、「ビジネスとして成立させがら、世の中の課題が解決できる/解決に向かう」なんて素敵だなぁと思う。
「持続可能な活動として、ロスフラワーを減らしていく」
そんなマインドを共有できるスクールだったのが、私にとってはとても刺激的で有意義だった。そして、同じマインドを共有する同期の仲間たちとの出会いも素晴らしかった。
何かをはじめようとする時、「応援してくれる人がいる」「同じ志の仲間がいる」という環境は本当に大事。
人からもらえるポジティブなパワーって本当にすごい。
ひとりで悩んでる人がいたら、スクールとかじゃなくても、是非、ポジティブなパワーをもらえるコミュニティに参加することをおすすめしたい…!
サラリーマン×フラワーサイクリスト
そんなわけで、いろんな仲間たちに応援されて&助けられながら、スクールが終わる2021年夏くらいから、サラリーマン業務の傍らでフラワーサイクリストとして活動することに。(本職はサラリーマン)
活動スタートとともに、いろいろなご縁に恵まれて、フラワーサイクリスト仲間たちと一緒に、いくつかのプロジェクトを実施。
▽フラワーサイクリスト1年目の活動
7〜8月
古民家再生ホテル「HOTEL Re:LINK」のロスフラワー装飾
10月
サスティナブル・コミュニティ ロスフラワーワークショップ
11月
クルック・フィールズ 私たちの未来を考える屋外イベント「able for the FUTURE」 にて、「Flower Cyclist Market」出店
12月
Inter FM Lazy Sunday ラジオ出演
(2021年は正直プロジェクト進行するのにいっぱいいっぱいで、全然発信できないまま今に至るのですが、また各プロジェクトについては、noteで発信していきたいなぁと思います)
たまに「本業の仕事をやりながら、フラワーサイクリストの活動もよくやれますね」と言われることもあるのだけど、それは本当に、同じ志を持つ、仲間たちの存在が大きい。
基本は、自分が愛するお花に関する活動なので、そもそもはハッピーしかないのだけど、タスクのボリュームが正直もうキャパオーバー!(泣)という時期もあったのは事実。笑
でもそんな時も、本職フローリストの頼もしい仲間がいたり、同じようにキャパオーバーになりながらがんばってる仲間がいたり、一緒にプロジェクトに参加できる仲間がいたり。
誰かと一緒にやれたから、全部が良い思い出になったなぁ..と。
1週間の大半はサラリーマン仕事をしているので、フラワーサイクリストとしての活動時間としては短くなってしまうのだけど、やり方次第で、どうにか活動する方法はあるのだと思います。
(私の場合は本当にみんなのおかげ)
自分の気持ちを大切に
多様化するライフスタイルの中で、人それぞれいろんな生き方がある中、悩みの数も多様化しているなぁと思う。
自分は100%コミットできないという理由で活動を足踏みしている人がもしいたら、「こんな私でも、なんとか活動できていますよ!」とお伝えしたい。
「廃棄されるお花をなくしたいな」「フラワーサイクリスト活動したいな」と思った、その想いを大事に。
ロスフラワーを減らす活動は、なにも自分で何かをつくらなくても、
・生花店でコンスタントにお花を買って飾ること
・規格外のお花を売ってるお店/ECサイトでお花を買うこと
・ロスフラワーが使われたアイテムを買うこと
とかも、充分な活動。
「意思のある消費の選択=活動」だと思って、私も日々活動中。
私も、いろんな方が応援してくださって活動をはじめられたので、
同じ想いを持つ方がいたら、是非応援させてください^^
私も引き続き微力ながら、ロスフラワーのない世界を目指して、自分のペースで活動していきたいと思います*
▼関連リンク貼っておきます(参考になれば!)
RINフラワーサイクルマルシェ
https://lossflower.com/services/flower-cycle-marche
RINフラワーサイクルスクール
https://lossflower.com/services/school
RIN 公式フラワーサイクル*アンバサダー
https://lossflower.com/our-team
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