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宮沢賢治日西バイリンガル詩選集 『Una luz que perdura (ひかりはたもち) 』、10月末に刊行します。


Una luz que perdura de Kenji Miyazawa por Satori ediciones


Satori出版さんから宮沢賢治日西バイリンガル詩選集 『Una luz que perdura (ひかりはたもち) 』が10月末にスペインで刊行となります。翻訳はDavid Carriónさんと星野の共訳です。日本では、#穂高書店 さんで販売していただくことになりました。ありがとうございます。


彼の詩を読めば、だれもがその人の名を思いうかぶに違いありません。宮沢賢治はそんな稀有な詩人のひとりです。彼の詩は繊細な輝きを放ち、日本人の心を打ちます。まばゆいばかりの世界の美しさ、深い精神性、愛する人を失った痛みなど、明滅する真実の時をとらえる誠実かつ純粋な優しい詩。人間と自然への愛の詩。

4年の歳月を経て、ようやくスペイン語版の刊行に至りましたが、未だ道半ば、ますます深まるばかり。日本人が愛してやまない宮沢賢治の魅力をどこまで伝えられるかという葛藤の4年間でもありました。

どうぞよろしくお願いいたします。

Cuando camino por las zonas
más oscuras del bosque,
los pantalones y los codos se me llenan de labios
que tienen la forma de la luna creciente.

はやしのくらいところを
あるいていると
三日月がたのくちびるのあとで
肱やずぼんがいっぱいになる。

一本木 より

#satoriediciones
#kenjimiyazawa
#unaluzqueperudura
#宮沢賢治

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