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専業主婦のキャリア復帰に風穴を開ける!BBCの取材を受けて思ったこと

母はなぜ主婦がバカにされることについて
「仕方ないのよ」と笑っているのか。

なぜ友達のお母さんは
有名大学を出て教養もあるのに
近くのダンボール工場で
組み立て作業をしているのか。

高校生の時、不思議に思っていた。

私は女の子として
それは自分が将来受け入れるべき
未来の姿なのだと直感した時、
強烈な違和感を感じた。

なんでみんな笑っているんだろう。
絶対、専業主婦になんてなるもんか。

そう思ったのを覚えている。

私がちゃんと大学を出て
年月が経てば、
その状況は改善されると信じていた。

現実は変わっていなかった。
それもごく最近まで。

私はそんな日本の現状について、
BBCから取材を受けた。

専業主婦はブランク。
仕事をせずに子育てに専念していた時間。

私は7年の専業主婦生活を送ることになった。
全然望んではいなかったけど。

後悔はしていない。
ものすごく学びの多い時間だったし、
何よりも愛する子どもたちと過ごす濃密な毎日は、
何事にも変え難い、尊い経験になったから。

だから後悔はしていない。

ただ、子どもは大きくなる。
やがて親から巣立っていく。
成人にならなくても、
精神的にも肉体的にも大人になっていく。

その時母親は、自分の時間を取り戻していく。
そんな時、母親自身の人生と、
真正面から向き合うことになる。

その時母親はどうするのか。
残りの人生を生きようと考えた時に
やはり「仕事」という選択肢が再浮上してくる。

また経済力を取り戻し、
家庭内ではなく、ひとりの大人として
大人の社会で再び自分の時間を取り戻す。

自立をしたいと願うものではないだろうか。

私は望んで専業主婦になったわけではなく、
自立したいと思った。

高校生の時に感じた違和感。
なぜ諦めたような笑顔を、
私の母親は私に向けたのか。

「女はね、そんなもんなのよ」

そう言いたかったんだろうか。

専業主婦でいることで経済的に夫に頼り、
「何にもできない」けど大切にしてもらえる、
そんな風に感じていたのだろうか。

本当にそうだろうか。

なぜ頑張って勉強しても
途中で勝負を降りなければいけないのだろう。
それにもかかわらず、
なぜ女の子でもいい大学に行けと言うのだろう。

その矛盾が理解できなかった。

男性と同じように終電を逃すまで働き、
全国どこへでも転勤した。

でも継続したかったキャリアを中断して
専業主婦になり、
資格を取ってパートタイムから復帰した。
そして正社員として再びビジネスの世界に戻ってきて、
初めて説得力を持つように思う。

女性は精神的にも経済的にも自立しよう。
そうすれば生き方の選択肢が広がる。

それを私の立場から伝えていこうと思う。

周りで苦しんでいたたくさんの専業主婦の方々が、
苦笑いをして

「女はね、そんなもんよ」

と、我慢しなくてもいいように。

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