【「子育ては大変!」なんて絶対に言いたくない!】中年オヤジの合理的子育てのススメ

子育ては「メチャメチャ大変かもしれない」けど、その何倍も楽しくて幸せな事

我が家の三兄弟の子育てで特に意識していたのは、

「最小努力で最大効果」
「考えることを減らす」

という事でした。

なぜなら私自身が元来、合理主義者であり、子育てでも家事でも

「どうにかうまい方法はきっとあるはずだ!」

と常に考えていたからです。

本来、子育ては「メチャメチャ大変かもしれない」けど、その何倍も楽しくて幸せな事です。

それを、照れ隠しでも「大変だ、大変だ」と言いたくなかったんです。

出来るだけ合理的に最小努力で最大効果を

そこで、我が家では大変だと「言わないように」「考えないように」「楽しめるように」いくつかの工夫をしていました。そう、キーワードは

「最小努力で最大効果を」

出汁(ダシ)は必ずとる

妻と休みがずれていて、土日は妻が仕事でした。つまり食事も私が作る訳ですが、当然ながら大したものは作れません。基本的な「ご飯、お味噌汁と何かおかず」ぐらいでした。

私が献立より、気をつけていたのは必ず天然の出汁(ダシ)をとることです。まーどの家庭でも当たり前ですよね。でも最近はダシ入り味噌などを使っている家庭も多いと思います。

と言っても本格的な取り方など私は知りません。朝、お鍋に水を張り、夕食用のお味噌汁のために昆布を入れておくだけです。

他にも、お鍋用の「ストレートつゆ」や生ラーメンなどもよく利用しましたが、既にダシ成分が含まれている場合でも、昆布や出汁パック(天然成分のもの)は「追いダシ」をしていました。

出汁(ダシ)が決まっていれば、多少の味付けの失敗はどうにかなるものです。ダシは和食の基本ですし、小さい頃から当たり前に舌に記憶させたかったのです。

そのせいかどうか分かりませんが、三兄弟はお味噌汁やお鍋、ラーメンなどの汁物は好きなようです。

精米したて、炊きたてのご飯

これもシンプル作戦の一つです。精米機を購入した話を別noteで書いたのですが、とにかく最高です。

「お米は普通、炊飯器は昔の安物」でも精米(白米フレッシュ機能)することで、別物になります。とにかく美味しい!

ということで、「美味しいご飯+出汁(ダシ)の効いたお味噌汁」があれば、何もいらないですよね!おかずが多少変でも大丈夫です!

圧力鍋をフル活用

これも料理編ですが、大したものは出来ない代わりに便利なものは積極的に活用しました。その一つが圧力鍋です。

「短時間に美味しく出来る」と聞いたら試さずにはいられません。

圧力鍋のいいところは時短にもなりますし、柔らかくなりますし、何より野菜が甘い!

今使っているのは国産メーカーで、圧力が高いタイプを使っています。使いやすくて長年愛用しています。

文明の利器はフル活用

共働きのため、家事にかかる負担は最小限にしたいと考えていました。15年前ぐらいですが、「洗濯乾燥機」「食器洗浄器」「ロボット掃除機」は迷わず導入しました。食洗機はビルトインタイプで容量の大きいタイプです。(価格はそれぞれ高いので他をセーブしました)

結果的に普段は妻に頼りきりになることが多く、少しでも負担を無くして、それ以外に使う時間を作りたかったですし、子供が3人になると食事、お風呂、寝かせだけでも時間との戦いです。

そんな中、特に食洗機は最大の功労者(機?)と言ってもいいかもしれません。とにかく毎日毎日お世話になり、その分を他の時間に回せました。

掃除のキーワードは「つけ置き」「ほったらかし」

これも「時間を生み出すため」と「時間が解決してくれる」両方を狙ったものです。「重曹」に始まり、「パイプ掃除もの」や「カビ退治系」、「つけ置き洗いもの」は一通り試しました。

長男(第一子)優先主義

我が家は子供3人ですが、3人それぞれに対して「平等に平等に」と思っても、なかなか出来るものではありません。親の思いと子供の受け取り方は違うからです。

我が家では少し割り切って、「長男がうまくいけば、次男三男はそれ見て何とかなるだろ」という、かなりアバウトな楽観主義でやってきました。

どの家庭でも第一子は初めてのことだらけで、親も大変です。これを長男優先の考えにしたことで、親の考え方が整理されました。

とは言っても次男三男から見ると「フザケンナ!」と言う話ですので、長男と年子の次男は、常に長男と一緒にイベントごとをやるようにしました。七五三などは一緒に時期を合わせてやりました。

次男と三男にはこうした考え方を少しずつ話しすようにしています。「○○(長男の名前)は全部最初だから、いろいろ大変なんだよ」と。

考えることを減らす(子供に決めさせる)

別noteにも書きましたが、我が家では子供にいろんなことを決めさせていました。

それは主体性を持たせる目的でしたが、現実問題として私自身があれこれ決めるのが面倒でイヤになってしまいそうだったから、というのもあります。

休みのたびに、「○時ごろ出発して、イオンに行って、買い物して、少し遊ばせて、お昼はフードコートかな?トイレ行きたくなったらどうしよ?」とか、やっぱり面倒です。

これを子供に任せることにしたおかげで、子供は自分の思い通りになるし、私はというと、ものすごく気持ちが楽になれました。一石二鳥だったわけです。

考えることを減らす(寝る時間、起きる時間、ご飯の時間などを決める)

これも考えることを減らすための施策です。当たり前と言えば当たり前だと思います。

ただうちの場合は最終のゴールからの逆算思考でしたので、「8時に寝る」から逆算して、「6時から7時の間にお風呂」「夕食は5時から6時の間」と決めていました。いきなり実行するのではなく、小さい頃から毎日毎週やるんです。慣れれば当たり前のように、逆算思考で動いてくれるものです。

まとめ

画像1

「最小努力で最大効果」を意識して「考えることを減らす」ことで、気持ちが軽くなり、少しだけ「ラクに」なれます。(私はなれました)

まー我が家はたまたまこんな考え方でやってきましたが、もし妻が専業主婦だったら私は何にもやっていなかったかもしれません。

ある意味、やらざるを得ない状況だったので、「工夫してみようかな」と思えたのかもしれません。

もしどなたかに少しでも参考になれば、これ以上嬉しいことはありません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?