見出し画像

【定年準備を始めた中年オヤジがススメる】海外ドラマ「glee」で「オリジナルよりも良いかも」と思う曲12選


海外ドラマ、ご覧になったことありますか?

最近はNetflix、Hulu、Amazonビデオなどサブスクリプションサービスでご覧になる方が多いですよね。そう、もうレンタルしたりDVDを買ったりするよりも、より手軽にパーソナルデバイスで個人的に楽しめる時代です。

中年、熟年、そして定年後の老後生活は今までよりも少し時間的な余裕が出来ますので、のんびりと楽しむのも良いですよね。(私も夢見ています)

さて、そんな方にオススメなのが海外ドラマ、その中でも「glee」をご紹介します。

なぜgleeかというとストーリーが面白いだけでなく何百曲ものヒット曲を素晴らしいパフォーマンスで見られるからなんです。

こんな方に特にオススメ

・昔、洋楽が大好きだった(特にビートルズや、80年代の洋楽ヒット曲)

・学園モノが好き

・登場人物の成長を実感できるドラマが好き

・先生と生徒の関係性が様々に描かれる

・同じ目標に向かってチームで頑張る姿が好き

さて、そのgreeで私自身が個人的に「カバーだけど、オリジナルよりいいじゃん!」という曲をご紹介します。

カバーだけど、「オリジナルよりいいかも!」という曲

セリーヌ・ディオン(Céline Dion)「It's All Coming Back To Me Now」

オリジナル


glee(リア・ミシェル Lea Michele)

どうでしょう。オリジナルはもちろん完璧です。言う事ありません。

しかし私がglee版をお勧めするのは、ドラマへの感情移入の深さによって、glee版が5割増しぐらいに見えるためです。このパフォーマンスはレイチェルの人生にとって、絶対に失敗の出来ない場面であり、実際にこの場面を最高のパフォーマンスで乗り切ったレイチェルはスターへの階段を登っていきます。特に間奏後の「ベイべ〜、ベイべー〜、ベイべ〜」からの「タッチミーライクディス〜」あたり。自分の人生のキャスティングボードを握っている大御所(ウーピーゴールドバーグ)が客席にいる事を確認すると、自信がみなぎり表情も声も最高のパフォーマンスに。あー素晴らしい。何度も何度も見たい〜!

YouTubeのコメントには、「レイチェル(リア・ミシェル)のベストパフォーマンス!」とのコメントが並びます。私も文句なしにオススメします!

オー・ホーリー・ナイト(O Holy Night)

ニューヨークの音楽学校に進んで、クリスマスにドーム型のステージでパフォーマンスをする機会に恵まれます。大御所(ウーピーゴールドバーグ)からのご指名です。

古くからクリスマスソングのスタンダードであるオーホーリーナイトは様々なアーチストが歌ってきました。レイチェルが歌うとこんなにも素敵になるものでしょうか?サビでうっとりと歌っている女性が映りますが、私も全く同じようにうっとり聴いてしまいました。

ちなみに下のマライアも最高です。マライアの全盛期ですね。今よりだいぶスリム。後半にキーが上がる部分はマライアの真骨頂です。

(番外編) マライア・キャリー

ケイティ・ペリー(Katy Perry) 「ティーンエイジ・ドリーム( Teenage Dream)」

オリジナル

glee

カート(主人公の一人)はイジメに会い、シーズン2でライバル校に転校を決意します。そして訪れた男子校での一コマ。ブレインと出会い、「手を引かれて」連れて行かれます。ウォブラーズのこのパフォーマンス。ケイティ・ペリーを男が歌っているのに、この爽やかさ。カートはこの曲を聴いてブレインにベタ惚れ。のちに交際(ゲイ)を始めます。

この「teenage dream」はgleeの数あるパフォーマンスの中でも上位にあげられる印象的なシーンではないでしょうか?

ダーティダンシング(Dirty Dancing)「タイムオブマイライフ ( Time of my Life)」

オリジナル

glee

1987年の青春映画「ダーティダンシング」の曲。少女が大人になる一夏の物語を描く話でクライマックスのこの曲は素敵なんですが、gleeではさらにロマンチックに仕上げています。この曲を選んでくれただけで感動モノなのですが、クイン(Quinn)とサム(Sam)の二人の息がぴったりすぎるのと、クインの声と表情とダンスがとにかくカワイイ!。手を後ろに組んで上目使いとか、オジサンメロメロです。(キモ!)

ジャーニー(Journey) 「ドント・ストップ・ビリーヴィン( Don't Stop Believin' )」

オリジナル

glee

gleeの功績。それは少し昔に活躍したアーチストの名曲に光を当てたことが挙げられます。往年の洋楽ファンにお馴染みのジャーニー。しかし若い世代はよく知りません。このgleeのテーマ曲に「Don't Stop Believin' 」が使われたことで、幅広い世代にジャーニーも再び見直されるようになったことも嬉しい。

シーズン1の序盤、ウィル先生は一度グリークラブを新設することを諦め掛けますが、生徒達のこのパフォーマンスに感動し、決意を新たにします。全員、最高ですが、やはりレイチェルの声は素晴らしい。 「ジャス シテー(just city boy)」とか「チーヒュー・・・(cheap pafume)」とか高音が最高なんです。あー何度も何度も聞きたい!

gleeと言えば「Don't Stop Believin'」というぐらいドラマ全体のテーマ曲となりました。

レディ・ガガ(Lady Gaga) 「エッヂオブグローリー(The Edge Of Glory)」

オリジナル

glee

レディ・ガガは最高です。この曲も何度MVを見ても聴いても最高に素晴らしい! 

しかし「The Edge Of Glory」はgleeのこのパフォーマンスが好きです。何よりニューディレクションズのダンス、歌がカッコいい。そしてメルセデスのハモリが炸裂します。あー心地いい。メルセデスの声!サンタナの存在感も一際目立ちます。私の中ではサンタナのベストパフォーマンスです。

We've got tonight gleeオリジナルソング

gleeにはオリジナル曲がいくつもありますが、その中でも大好きな曲です。何より何よりピアノで始まるイントロとメロディが最高に良い。ドラマでのこのシーンもレイチェルとフィンの愛を確かめ合う素敵なシーンになっています。あーこの前奏、何度でも何度でも聴いていたい!


ベルリン(Berlin)  テイク・マイ・ブレス・アウェイ(Take My Breath Away)

オリジナル

glee

1986年の映画「トップガン」の挿入歌。トムクルーズの出世作として知られています。この曲のオリジナルはベルリンでした。映画で聴くと最高ですが、glee版も負けていません。サンタナとクインのデュエットですが、私はやっぱりクインの声(顔も)と仕草が好きです。(キモ!)交通事故で足に怪我をして車椅子で歌い始めますが、途中で何と立ち上がります。驚きながらも歌いながら支えるサンタナ。そして二人のハーモニーも最高です。

デビット・ゲッタ(David Guetta) ウィズアウト・ユー(Without You ft. Usher)

オリジナル

glee(リア・ミシェル Lea Michele)

EDM界の巨匠デビットゲッタのWithout Youをレイチェルがカバー。愛するフィンのために歌います。教室でみんなの前で歌っているのに、途中からは愛するフィンだけに歌っているように。声質と高音の伸びがたまらない!

レイチェル(リア・ミシェル)の特質を最大限に活かせる曲だと思います。それにしても、よくこの曲選びましたよね。最高!

ヒューマン・リーグ(The Human League) 「Don't You Want Me」

オリジナル

glee

ヒューマンリーグの曲をカバー。きっと誰も知らないですよね。知っているとしたら50代以上でしょうか?ユーロビート(だから知らないって!)の初期の頃でしょうか?この曲が持っている妖艶でアヤしい感じを二人(レイチェル、ブレイン)のデュエットで表現しています。とにかく選曲でKOされました。

ケイティ・ペリー(Katy Perry) 「Firework」

オリジナル

glee(リア・ミシェル Lea Michele)

ケイティ・ペリーは大好きなんですが、声はリアミシェルの方が好きなんです。歌もリアミシェルの方が好きなんです。ただそれだけなんですが、「好きな曲」を「好きな声と歌い方」で歌ってくれて感動したんです。こんな風に伸びやかに上手に歌えたら楽しいだろうなぁ、といつも思います。

バンドエイド(Band Aid) 「Do they Know it's Christmas?」

オリジナル

glee

古い名曲が蘇るのはgleeの真骨頂です。この曲はイギリスのアーチストが集結してクリスマス向けに作った世界平和ソングです。私が中学生の頃で、その時は盛んに聴いていたものでした。「彼ら(アフリカの子供達)はクリスマスを知っているのか?」というタイトルのこの曲はその後のUSAフォーアフリカにも繋がり世界的なチャリティーブームのきっかけとなりました。

gleeではニューディレクションズのメンバーが児童施設を慰問し、この曲を子供達にプレゼントします。そこには笑顔しかありません。常に反目し合うスー先生もこの日ばかりは笑顔です。なぜなら「クリスマスだから!」。

ニューディレクションズのメンバーが次々にパートをとって歌っていきます。みんな笑顔。見ている人も笑顔。メルセデスのソロからレイチェルのハモリで「インステ〜ドオブユ〜(instead of you)」あー美しいハモリ!

なんと幸せなシーンなんでしょう。なんて楽しそうなんでしょう。笑顔は人を幸せにする、という大切なことを教えてくれます。

まとめ

主にレイチェル(リア・ミシェル)が中心のセレクトになりました。リア・ミシェルは日本ではglee好きには有名ですが、見たことがない人にとっては存在も知らないかもしれません。(もちろんアメリカでは大スターです。)

そんな存在のリア・ミシェルもそうですが、高校を舞台にしたドラマで、このクオリティを出せるのは、やはりアメリカという国のエンターテイメントの奥深さとレベルの高さを感じて、羨ましくなります。日本のドラマにこのレベルを求めるのは、ちょっと難しいのではないでしょうか?

海外ドラマ(特にアメリカ)の素晴らしさは、やはり作品、役者、ストーリー、音楽、映像など全ての要素が高いクオリティである事だと思います。

手軽に個人でも楽しめるようになってきたこの時代、一度見てみてはいかがでしょうか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?