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安全な場所、安心な場所

皆さんはここでどんな話が読みたい(聞きたい)ですか?
昨日の投稿でそう問いかけてみましたが,即座に誰かからレスポンスが来るわけでもないというのはリアルでもWebでも変わりはありませんね。

昨日も書きましたが,私が登壇する講座の冒頭では必ず会場に向かって「皆さんが今日聞きたいことはなんですか?」と問いかけますが,即座に誰かが挙手して発言してくれるということはめったにありません。
そういう現象が起こるのは,あるいは起こらないのはなぜでしょうか。

これは,発言者本人の積極性やテーマへの関心の高さによるものではありません。
聞きたいこと,話してほしいテーマは思いつくけど,手を挙げて発言するには至らない。
それは「こんな発言してもいいんだろうか」「この場は私のつたない発言を許容してくれるだろうか」という不安があるからです。

「財政や予算について,何か聞きたいことはないですか?」という問いかけに対し,「いや,そもそも財政の「ざ」の字もわかってないし」と心の中で呟いている方もたくさんおられます。
しかし,ほかの人はわかっているんじゃないか,そんなこと今さら知らないなんて言ったら恥ずかしいんじゃないか,そんな不安が頭の中を駆け巡り,だんまりを決め込んでしまう,そんなことが起こっています。

私の講座に参加された方はご存じかと思いますが,講座が始まるとまずアイスブレイクとして,先日ご紹介した自己紹介ゲームで「立場の鎧」を脱いで自由気ままに語り合う心の準備をしてもらいます。
次に冒頭の問いかけですが,これも少人数のグループでまず「今日,何が聞きたい?」という話で一人1分程度話をしてもらい,そこで出てきた話題を会場全体で拾っていくというやり方にしています。

数十人の中で自分が許容されるかどうかを確認するのには勇気がいりますが,自己紹介ゲームで立場の鎧を脱いだ者同士,すでに同朋意識が芽生えた少人数のグループでなら自分の発言が許容される,変に攻撃されない,批判されないという心理的安全性が確保され,発言への抵抗感が和らぎますので,そういう状態を作るように心がけています。

翻ってこのnoteというweb上の場づくりでは,どのようにすれば読み手側の心理的安全性が担保されるのでしょうか。

先日,Facebookにある投稿をしました。
結構力を入れて書いたもので,それなりの反響を予想していたのですが「いいね!」はたくさんつくのに感想コメントがつきません。
ちょっと具体的なコメントが欲しかっただけに少し拍子抜けしてしまい,なぜだろうと考えていたところ,ある方からご忠告いただきました。
「SNSはROM専が多いから,具体的な反応がなくて当たり前ですよ」

ROM専=“Read Only Member”つまり「カキコミせずに読むだけの人」のことですが,そもそもweb上で自分の意見を表現することで変に難癖をつけられたり,誰かからレッテルを張られたりするのが嫌で,心理的安全性を確保するために「読むだけの人」になっているわけですから,「何かコメントください」と言っても反応しないのが当たり前ですよね。

それを承知で独り壁打ちのように発信し続けるのがnoteクリエイターの宿命だっちゅう話なのですが,さみしがり屋の私はとても耐えられません(笑)
最近,いろんなアーティストが無観客ライブなんてやってますが,よくあのテンションが保てるなと感心しますし,そういう意味ではラジオのDJさんなんか,リスナーからのレスポンスをその場でもらっているわけでもないのに一人あのテンションでよくしゃべり続けられるな,などとも思うわけです。

閑話休題。

皆さんの心理的安全性を担保しながら,皆さんの関心あるテーマでのお題のヒントをいただきたいので,もしよかったら私にダイレクトで届くメッセージをください<m(__)m>
私のnoteに関心を持ってくれたフォローしていただいた理由や,今後に期待すること,スキしてくれた記事への感想なんかでも構いません。
このnoteからであれば,記事のコメント欄でも構いませんが,画面を一番下までスクロールしたら出てくる「クリエイターへのお問い合わせ」からいただくメールであれば,皆さんの匿名性を担保できます。
そのほか,この記事はFacebookでもシェアしますので,そのコメント欄やメッセンジャーの活用もお願いいたします。

いただくお題のヒントはどんなことでも構いません。
また,いただいたヒントに対して記事を書く際に,どこのどなたからいただいたかは私からは明かしません。
この場で取り扱うのにふさわしい話題かどうか,は私が判断しますが,可能な限りどんな無理難題でもネタにしていきたいと思っていますので,私をイジりたい方は,少しひねったお題のヒントをわざと投げていただいても構いませんよ(^_-)-☆
挑戦は受けて立ちます!

というわけで,皆さんからのお題あるいはそのヒントの提供,そのほかメール,コメント,メッセージお待ちしています<m(__)m>
ていうか,まずは私自身が安全な人間で,ここが安心な場所であることをお示ししないといけないんですが,それはまた次稿にて。

★「自治体の“台所”事情“財政が厳しい”ってどういうこと?」について
https://shop.gyosei.jp/products/detail/9885

★日々の雑事はこちらに投稿していますので,ご興味のある方はどうぞ。
https://www.facebook.com/hiroshi.imamura.50

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