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「転職慣れする」ということ

現在このnoteと並行して
ブログを作成中なのですが
気付けば最近書くことに
多くの時間を割いていました。

いずれも
自分の経験という素材に
プラスアルファのスパイスを
ふりかけて世に出す
というクリエイティブな作業だと
思っているのですが
大前提として
経験自体を振り返って掘り下げる事が必要で
これは転職活動にも似ていると感じます。

なぜ転職について書こうと思ったかというと
日本はひと昔前まで
終身雇用が普通だったわけで
転職回数が多いと
堪え性のない人物だと思われるのか
圧倒的に不利でした。

しかし時代はドラスティックに変わりました。

どう考えても今もこれから先の未来も
ひとつの会社でずっと安心して働ける
世の中ではないように見受けられます。

そこで今回は私が転職活動を通じて学んだこと
何を指針として選んだのか
面接のティップス
といったことを書いていこうと思います。

まずはざっくりと私の経歴ですが
フランスの音大を出てから
フリーランスとして活動していたので
そもそも新卒で会社勤めをした経験がなく
20代後半になってから初めて
正社員雇用されたわけですが
最初に入った切った貼ったの外資系IT企業では
ある日突然所属していた部署が解体になり
ほぼ全員即日解雇
会議室に呼ばれて解雇通知を受け取ったあとは
席にも戻ることが出来ません。

この時涙ながらにメンバーを見送るという
衝撃的な経験から
会社員生活がスタートしました。

結局この会社には3年くらいいましたが
その後もほぼ外資系企業で働きました。

トータル6社ほど渡り歩いたのですが
外資系企業の面接で
「何年くらい弊社で働こうと考えてますか?」
と質問されたときは
「最低3年と考えています」
と回答することがお決まりになっていて
これは裏を返せば
「3年くらいで退職します」  
という意味合いが込められているそうです。

このことはある時リクルーターから教えてもらい
実際に幾度となく口にし
事実そうなりました。

ところで
一般的に外資系企業は年収が高いイメージがあり
多少そうかも知れませんが
業界によってかなり差がありますし
場合によっては1年目は契約社員雇用だったり
退職金も出ないケースがほとんど
言うなれば社会保険料と税金をたくさん取られる
フリーランスみたいなものなのです。

なので私自身は
ある程度
会社員として経験も積ませていただいたし
一周して
結局またフリーランスとしてやっていく
という方向に戻った感じでした。

では
実際にここからプロセスについて
少し触れていきます。

まず転職活動はある日突然始まったりもします。

  1. 外資系だと簡単にクビにされる

  2. キャリアアップしたい

1.については前述が一例ですが
前向きな話しではないので
ここでは2.について説明したいと思います。

キャリアアップのための転職

これはぜひトライすべきで
ポジティブな側面が多くあるのですが

  1. とりあえず自分の実力の現在地がわかる

  2. 会社によっては年収があがる

  3. キャリアが磨かれる

大きくこの3つが挙げられます。
特にやはり
自分の得意な領域を磨いていかないと
これからは
本当に難しくなっていくだろうなと感じていて
30代後半くらいまでなら
これまでの自分のキャリアや経験を軸にして
多少無理があるくらいの尖った挑戦も
可能だと思います。

私自身も
次に身につけたいと考えていた
「応用編としてのキャリアアップ」
を意識して会社を選んできました。
具体的には

デジタルマーケティング→オフラインマーケティング→AR→PR

といった感じで今があるのですが
この過程においては 

「経験を掘り下げて強みを知りキャリアを創る」

という作業を自分自身でやりました。
このことについては
また別の形で記事化しようと思います。

これ以上書くと長くなってしまうので
次に面接について少しだけ書かせていただくと
面接は「慣れ・場数」です。
もちろん会社にもよるのですが
面接においては
「多少自分を過大評価して語る」
ことが必要になってきます。
面接官の質問に対して少し難しいと感じても
「できます!」
と回答した方が
結果的に面接には優位に働くことが多いです。
そして当然ですが
自分の功績・得意なこと・失敗から学んだこと
なども忘れずに・・・

ここまでけっこう長文になってしまいましたが
最後に
転職活動を私が薦めたい最大の理由の一つは

「外から自分はどう評価されているのか?」

をリクルーターや面接官を通じて
知ることができるからです。

ここ数年は
リファラル採用や企業からの直接オファー
なども増えましたし
転職の手段はいろいろあると思います。

ぜひ積極的にチャレンジしてみてくださいね。


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