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休職しました〜受診まで〜

休職をすることになったのですが、自分の中で整理するために記録に残したいと思います。同じような方がいらっしゃれば参考になれば幸いです。

原因として思い当たること・新しい環境、コロナ、上司、同僚の死

2020.4- 新しい環境:それまでの職場から出向し、新しい組織で働くことに。新しい組織、新しい土地、新しい居住環境。新しい組織はこれまでのアットホームな組織と違って、コミュニケーションが少なく、事務所内が日中静まり返っていることに居心地の悪さを感じた。人間関係も事務的で冷たさを感じることが多々あった。居心地は悪いが「大きい組織はそんなものなのか」と思っていた。

2020.4- コロナ:新しい環境に追い討ちをかけるコロナの感染拡大。仕事が何もわからないまま、職場の人と話もできないまま、すぐに完全テレワークに突入。やれることも少なく、組織の作法もわからず、完全孤独な環境でよくわからない業務をやることに。事務所との接点もなし。完全テレワーク1月間。成果を生み出せない罪悪感、生活管理、コロナの恐怖、孤独。病まないように「宇宙飛行士が孤独な宇宙でやってること」を実践して乗り切る。

2020.10- 新しい組織のやり方への違和感:コロナ禍、新しい環境にも窮屈さを感じながらなんとか仕事を覚え、事務所内でも話ができるようになってきた。緊急事態宣言も解除され、仕事も忙しくなった。イベントを取り仕切ることになり、3週間ほど休みもなく、夜遅くまで残業代をつけずに準備に励んだ。自分だけの作業に限界があり、工程表を作成、上司にこの部分だけでも他の方にも手伝ってもらえないかと言ったところ「上の役職(私は下から2番目、手伝ってもらいたい方は下から3番目)の人には手伝ってって言えない」との発言に強い違和感を感じる。その後、「これからは残業代申請します」と上司に伝えた途端、業務が激減する。

2021.4- 新しい上司:上にへつらい、下に厳しい。私は嫌われているようで、やることなすこと否定的。私がいないところで私の悪口を言いまくっていたらしい。何度も事務所中に聞こえる声で否定される。そのあとは大体「上で決まったことだから自分が悪いわけではない。そういう意味で言ったわけじゃない」などの言い訳。気分のアップダウンが激しく、余裕がなくなると言動が厳しい。話しかけても目も合わさない。業務上の相談をしても否定するのだが、理由が感覚的でよくわからない。自分が可愛く姫体質。直属の上司だったため、ここを通らないと決裁できない。緊急事態宣言中の班体制で同じになり、事務所内に二人の時もしばしばあり、大きなストレスに。

2021.9- 同僚の死:同じ事務所の同じ時期に配属になった年齢も近い同僚が亡くなった。直接的にはこのショックが一番大きかった。素晴らしい子だった。クールだけど優しくて、人の痛みもわかって、仕事も的確で、優秀だった。共通のマイナーな趣味があり、事務所で会うとそれをネタに話しかけた。いつもクールな彼が、その話をした時に顔が綻ぶのが好きで、ネタを仕入れては次に会った時に彼にその話をすることを楽しみにしていた。事務所内でも話しやすい存在だった。その彼の思いもよらない突然の訃報だった。自分が何かできたんじゃないか、あの時「飲み会しよう!」って誘って話を聞いていたらそうならなかったんじゃないか、一緒にやっていた仕事が負担をかけたのでは…。罪悪感、悔しさ、悲しさで胸がいっぱいになった。

2021.9- 事務所の対応:彼の訃報から2日後、事務所に集まり、ミーティングがあった。「いつまでも悲しんでても彼も喜ばないので、切り替えましょう」の発言があり、たった2日でそんな気持ちにはなれないと思った。コミュニケーションが取れないからと急な方針転換でテレワークから毎日出勤になった。「とにかく何でも言って欲しい」とも言われたので、「今は事務所に来ることが彼を思い出して辛いのでしばらくこれまでのペースでテレワークさせてもらえないか」とお願いしたが、新しい上司に厳しい口調で問いただされた。(もう疲れた)と思った。

事務所には行けない、でもテレワークが許されることもない、休みたいけど他の事務所の人たちにこれ以上の負担をかけるのは避けたい。週末考え、一週間は夏休みと有給を取り、自分の仕事はテレワークで対応することを決めた。何とか在宅で仕事をするが、体調は心身ともに不良で、同僚の死というはっきりした悲しさ以外に重度の疲労感と無気力という症状があり、自分では体も心もコントロールできなくなっていることに気付いた。

症状・抑うつ

・(仕事も生活も趣味も)やる気が出ない
・楽しめていたことが楽しめない
・これまでやってたことがどうでもよくなる、面倒くさい
・食欲低下
・疲労感
・体が重たい
・すぐに疲れる
・頭痛
・悲しさはないのに涙が出る
・喉に何か引っ掛かった感じ
・吐き気
・思考力の低下
・感覚が希薄
・注意力が散漫

メンタルクリニックを受診することにした。受診することにしたのは、段々仕事をすることも難しい症状になり、日常生活にも影響が出始め、自分ではどうしようもなくなってきた。とにかくこの状況を改善しないとと思った。

受診前に時系列で関係しそうな出来事をまとめ、学生時代にパニック障害になったことがあるので精神系の既往歴をまとめ、紙に書いて準備をした。

受診当日、クリニックに行くだけでヘトヘトになった。受診では先生より思い当たる出来事、家庭環境や生まれ育ちを聞かれる。パニック障害のことも症状や時期、再発していないかなど聞かれたので紙を見ながら回答した。もっと感情的なことも聞かれるかと思っていたが、出来事とそれがあってどうだったかを簡潔に聞かれて、先生はその都度電子カルテに打ち込んでいっていた。

診断・2ヶ月休職

・しばらく休んだ方がいい
・うつ病か適応障害か今の段階では判断がつかない、しばらく休んで残っている症状で診断する
・2週間後にまた顔見せに来て

2ヶ月の休職の診断書をもらって診療は終わった。

疲れたので、今日はここまで。


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